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「こんなの少し手を抜いても変わらないか。」と自分を甘やかしていた結末。

5年ぐらい、
目標が大きすぎて漠然としていて、遅々として進まない仕事(少し研究に近い)に参加している。最初は分からないなりにも自ら「ああかな、こうかな?」と、トライ・アンド・エラーを繰り返し、たとえエラーが多くてもやっている仕事に損失は与えていないので、果敢にもチャレンジしていった。
ただ、目に見える成果は出ず、私のやる気は徐々に失われていった。
気づいたら「やるべきこと」だけは外さずちゃんとやっているものの、それ以外のことには情熱を注ぐことができなくなっていた。

だって手応えなんて全く無く、やってもやらなくても上司に文句言われるわけでもなければ、なにかアメをもらえるわけでもなくなんだもん。

もちろん、ほんの少しずつは前進した感じがあるのだけど、ブレイクスルーまでには至らず。その間怪我をしてリモートに切り替えたり、移住して完全在宅になったりとどんどん現場から距離を置くようになり、自分はどんどんやる気を失っていた。

やる気を失い、最近は「やるべきこと」についてすら手を抜きはじめていた。でも、「ああ、所詮あまり変わらないか」と思うようなことばかり。そういう状態がおそらく1年半ぐらい続いた。

チームの人たちも、片手間にやっている仕事のため、まあ思いつきでやっている。私、余計にやる気を失う。

ただ最近ハッと気がついた。

私だけが停滞して、なんか相対的にみんな前に行っているぞ。

認めたくない事実だけど、チーム内みんな思いつきでやっているけど、やっぱり元々の基礎力がとてもあって。
私よりも10歳も20歳も年上なわけで。
今までは追いつくように、不十分ながらも私も走っていたわけで、でも止まってしまったらそりゃ元々前にいた人たちはもっと前に行っちゃうよね。

ということに気づきました。

気付かないより良いけど、やっぱり一旦停滞したものを再起動するのはかなりの労力が必要そう。錆びた歯車をもう一度回そうというのだから。

とりあえず今できることは、小さいけど、日々言いっぱなしにしていくチーム内の方々の話を拾っていく作業、メモにちゃんと残していくことと、自分で「あれやりたいこれやりたい」と広げずに、先ずは今散らかっているところを回収していくこと。だな。

まずは小さく、地道に、リスタートしていくぞ!
頑張る!

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