「普通」

こんばんは、REIです。

私は昔から「何者か」になりたくて、「自分は特別なんだ」「自分にはこんな才能があるんだ」と信じ込みたくて仕方がありませんでした。

その気持ちが何らかの前進の材料になればいいのですが、生憎それは私にとってあまりいい影響を与えていなかったように思います。
特別になるために藻掻いて、それでも出来なくて、出来ない自分を信じたくなくて、受け入れられなくて…そんなループにはまっていってしまったと思います。

「承認欲求」も「普通じゃないと思われたい」というカテゴリーに入るのではないかないと思います。才能があることを周知して、認められたい、そんな気持ちから承認欲求は来るものだと思うから。

最近ようやく、承認欲求を手放せるようになりました。じゃあなんでnoteで日記を書いたり、小説公開したりしてるの?と思われるかもしれませんが、自己満足としか言いようがないな…というのと、手放したとはいえ、少なからず私の中にまだ「他者から認められたい」「他者にどう思われているか気になる」という気持ちが残っているのかもしれませんね。人間なら誰しも、そう思うことはあると思います。

他者の評価に一喜一憂したり、他人の顔色を窺ったりして、自分が本当にやりたいことができないのでは、生きている意味がないなと思いますし、生きるのがつらくなってしまうなと思います。

私は元々、他者の評価を過度に気にする人間でした。会社などで評価制度があると思いますが、そういう場で何かを指摘されると、私自身の人格を否定された気になっていましたし、そこに、「自分を特別視する」ということも加わってきたので、「私の力はこんなもんじゃないのに」と変な方向に意固地になって、他者の評価を気にしているのに、他者の意見に耳を貸さない、というような、なかなか厄介な性格だったなと思います。

自分が特別であると、自分は普通より優れていると、そう思いたかったし、他者からもそう思われたかったんです。

今はだいぶましになり、「私は普通だし、普通であることは決して悪いこと、不出来なことではない」と学びを得ることも出来ました。自分が普通であることを恐れずに、他者の評価を過度に気にせずに、自分らしく生きていけたらと思います。

それでは。

REI

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