藤井風『青春病』

今回は私の好きなことの一つ、音楽について書きたい。
(趣味って人によって温度も深さもあまりにも違うから、
私はなんだか使うのが苦手。なので"好きなこと"です)
もっと言うならこの曲を考察してみたい。
タイトルの通り、藤井風の「青春病」

まず、知らないという方に向けて、歌詞のコピペをどうぞ。

"青春の病に侵され 儚いものばかり求めて
いつの日か粉になって散るだけ
青春はどどめ色 青春にサヨナラを

ヤメた あんなことあの日でもうヤメた
と思ってた でも違った
僕は 自分が思うほど強くはなかった
ムリだ 絶ち切ってしまうなんてムリだ
と思ってた でも違った
僕は 自分が思うほど弱くはなかった

君の声が 君の声が
頭かすめては焦る
こんなままじゃ こんなままじゃ
僕はここで息絶える

止まることなく走り続けてきた 
本当はそんな風に思いたいだけだった
ちょっと進んでまたちょっと下がっては 
気付けばもう暗い空

青春の病に侵され 儚いものばかり求めて
いつの日か粉になって散るだけ
青春はどどめ色 青春にサヨナラを

そうか 結局は皆つながってるから
寂しいよね 苦しいよね
なんて 自分をなだめてるヒマなんて無かった

君の声が 君の声が
僕の中で叫び出す
耳すませば 耳すませば
何もかもがよみがえる

止まることなく走り続けてゆけ
何かが僕にいつでも急かすけど
どこへ向かって走り続けんだっけ
気付けばまた明ける空

無常の水面が波立てば
ため息混じりの朝焼けが
いつかは消えゆく身であれば
こだわらせるな罰当たりが

切れど切れど纏わりつく泥の渦に生きてる
この体は先も見えぬ熱を持て余してる
野ざらしにされた場所でただ漂う獣に
心奪われたことなど一度たりと無いのに

青春のきらめきの中に 
永遠の光を見ないで
いつの日か粉になって知るだけ
青春の儚さを"

これで今回のnoteを終えても良いくらいの満足感。
このモラトリアム期特有の、何とも言えない苦みの、
熱量の、無力感の、表現力たるや!!!笑

何かに打ち込みたいと思っても、
対象が見つからなかったり、決断を恐れたりする。
真っ直ぐに突き進む友人が、まばゆく映ったりする。
もどかしく有り余った熱量が、行き場を失くしてる。
数年後に価値の確保されないものにばかり、時間と労力を投資する。
儚いものにばかり縋ってしまう。
そんな感覚。全てに共感する。
どうしてこの人は私の気持ちを知っているんだろう、なんて本気で思う。笑

是非一度、お暇なときにでも、聴いてみてください。
軽く人生が変わります。

ここまで書いてきて思ったけれど、
私は最後の締めが苦手です。オチがない。課題です…。

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