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倉庫バイトから人生逆転!?社長の一言が起こした奇跡

そう、これは紛れもない私の実話。だからこそ、あなたにもきっと、何か感じてもらえるものがあるんじゃないかと思うんだ。

ねえ、想像してみてほしい。毎日、同じ時間に家を出て、同じ電車に揺られ、同じオフィスで同じ仕事をする。そんな日々を繰り返すうちに、だんだんと心がすり減っていくような、そんな感覚。

私にとって、夜間の芸術系専門学校に通いながら、昼間の倉庫でのバイトは、まさにそんな状況だった。単調作業の繰り返し。未来への希望も見えず、ただ目の前の仕事をこなすだけ。そんな毎日が、永遠に続くように思えたんだ。

でも、そんな私に、ある日突然、転機が訪れた。それは初めての給料日のこと。倉庫を持つ会社の社長に呼び出され、告げられたのは、予想外の言葉。

「履歴書を見たのだが、君は大卒じゃないか。だめだよ、こんな仕事していては。彼らには未来はないんだ。まだ、23歳か。。。。若いんだから都心の大企業に就職しなさい。とにかくデスクワークをやりなさい」

社長の言葉は、まるで雷に打たれたかのように、私の心に突き刺さった。最初は、何を言われているのか、理解できなかった。でも、社長の真剣な眼差しを見て、私はハッとしたんだ。

「でも、私は大卒と言ってもレベルの低い大卒なのですよ。ですから大手企業なんて無理です」

それでも、社長は、

「今の(昭和の)大学進学率を知らないのか?
どこにせよ、大卒は希少な存在なんだよ。親御さんも悲しむよ。。。」と、返された。

「このままじゃ、ダメだ」

そう思った瞬間、私の心に、今まで感じたことのない熱いものが込み上げてきた。真剣な表情の社長の言葉は、私の心の奥底に眠っていた、夢や希望を呼び覚ましてくれたんだ。

そこからの私は、まるで別人のように変わった。毎日、図書館に通い、就職活動の準備をした。そして、秋葉原にある出版社で、編集・校正のバイトをして、飯田橋の新聞記者を短期間したのち、その会社の本社がある丸の内の大手企業への就職を掴み取ったんだ。

あの時、あの社長が私を呼び出し、アドバイスをしてくれなかったら、私は今も倉庫で非正規社員か、バイトをしていたかもしれない。社長の言葉は、私の人生を大きく変えるきっかけになったんだ。

あなたも、今、何かにつまづいていたり、夢を諦めそうになっていたりするかもしれない。でも、大丈夫。人生は、いつだって、どこからだって、やり直せる。

誰かの言葉が、あなたの背中を押してくれるかもしれない。思いがけない出会いが、あなたの人生を大きく変えるかもしれない。だから、諦めないで。希望を捨てないで。

あなたの未来は、無限の可能性に満ち溢れている。

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