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「ボクたちはみんな大人になれなかった」(2021) 燃え殻原作

エモい。
今この時代によく使われるエモい(エモーショナル)。
この一言に尽きる映画。
今社会人として働くが今までの人生を振り返るきっかけとなる映画だと思う。

この映画をみた一日前に自分のバイト先が営業難で閉店してしまった。
18・19・20・21・22と3年半過ごしたバイト先。
先輩や後輩など色々な出会いがあって今の自分を形成したんだな映画を見てから思った。
所詮バイトではあるが仕事以上に学べることが多かったと思う。

思い出を振り返るにあったって、印象に残るシーンは人それぞれだと思うが、
何気なく一人で過ごしている時間より、人と過ごしている時間が思い出なんだと思う。
これが当たり前なんだとこの映画を見て気づいた。

自分を形成した出会いの場所がなくなる寂しさはこれから多く増えていくんだと思う。
ここで女の子とドライブしたなとか告白したなとか、その場所に来るたびに思い出す佐藤さんにとても共感できる。その場所に来るたびにあの人は今何してるかなと思ってしまう。その時期の自分が嫌いだったとしても、そのころの思い出は悪くはない。

今の自分に向き合うのも逃げるのも、何があるかわからないけど、
時間が解決してくれる。

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