黒糖焼酎
このごろ自分ではお節は作らなくなってしまった。最近は娘からのお節を頂くことが多い。今年は重箱入りではなく、シンクウパック入りの15品もあるお節が届いた。早速頂いた。久しぶりに飲む焼酎と一緒に。もう何年もお酒を頂いていないので、息子が黒糖焼酎を売っているお店を探し、買ってきてくれた。私の好きな30度以上の黒糖焼酎はその店にはなくて25度しかなかった。それでも久しぶりに飲む黒糖焼酎は美味しかった。
ウイスキーはモルトが好きで、中でも今では幻と言われている響きを好んで飲んだ。値段は高いけどちびちびと常温で飲んだ。割ってしまうのがもったいなくてウイスキーの味をそのまま味わった。響きがなくなったら値段は断トツに落ちるがニッカウイスキーのモルトを飲んだ。ウイスキーも黒糖焼酎も口に入れたらホワッと丸くなる。まったく異なるけど。私は何となく似ていると思ってしまう。キリッとというより円やか、キリッとは線、円やかは○、その丸が深い味に変化していくのを感じる。お酒は甘さが決めるのではないでしょうか。甘さの駆け引き、多すぎてもダメ。少なすぎてもダメ、ちょうどいい甘さ、その甘さは熟成時間によって決められる。底に潜んでいる甘さがカギを握っている。
私には持論がある。美味しいお酒は値段が高い。美味しいお酒は度数が高い。ですから自分が買える値段の限度でお酒を買う。度数は30度ぐらい。ウイスキーは絶対モルト。この二つは譲れない。これに入らなかったら飲まなくてもいい。
ワインは解らないがどちらかというと赤ワインが自分に合う。白ワインはほとんど飲まないから解らない。日本酒はほとんど飲まない。私には合わない。すぐに酔ってしまう。味わうまえに酔つてしまうから。
正月早々、酒談義をしてしまった。もしかしたら私はお酒が好きかもしれない。たくさんは頂けないが少しは飲めるから。
無くなったらもう一回黒糖焼酎飲みたいな。