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化粧は楽しい

昨日、娘が遊びに来てくれた。おみやげは化粧品、病気になって化粧することも疎遠になってしまった。外へは病院以外は行くこともなく、病院に化粧はしていかないから、見た目からしておばぁちゃんになってしまった。デパートで生き生きと仕事していたころとは大違い。私は仕事も楽しむタイプだったから着る洋服も個性をだした。薄いカッターシャツに少し薄めのジャケットを合わせ、ま~るい伊達めがねをかけた。パンツは少し折りたたんで段差をつけた。パンツから覗く靴下にも気を使った。髪の形も自分に合うように自分でカットした。髪の毛もメッシュに。白髪があったので自然にメッシュになった。大体デパートはお客様よりも目立ったらダメだということで白黒の洋服が主流だったけど、白黒なんか私には似合わない。だからどうしてもという時だけ白黒にした。
 同僚からはおしゃれな人として一目おかれた。少し抜きんでた方がお客様が寄ってくる。この人はおしゃれだから、この人から買おうというのは人間の心理。ですから自慢するようだが2倍から3倍良く売れた。
 今は昔
 早速、娘が買ってきてくれた化粧品を使い5年ぶりにお化粧をした。今日は家事手伝いの女性が来てくれる日だったので、彼女を驚かそうと思いました。ピンポン、「お早うございます」と、いつもの通りの彼女の声、クルリと彼女の方に向きお早うと。「えぇっ、ひぃやぁ、びっくりした。」と、彼女、「どこかのマダムかと思いました。」
 私は化粧美人に変身しました。化粧が上手なんです。彼女曰くまったく別人に変わったそうです。
 気分はるんるんで外に行きたいですが、窓から入ってくる風がものすごく寒い。残念ながらあきらめました。
 化粧は楽しい、いくつになっても お・ん・な・こ・こ・ろ は不変です。


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