下肢切断術後のソフトドレッシング(弾性包帯またはスタンプシュリンカー)
以前も同様のポストをしたことがありましたが、浸透するまで繰り返し伝えていこうと思っております。
巻き方に注意点があります。上のイラスト通りに巻くのではなく以下のように巻くことをお勧めします。
下腿切断の場合、膝の上までは巻かない方がいいです。膝の動きを制限してしまって拘縮の原因になるからです。
スタンプシュリンカーは装着が簡単で外れにくく、圧迫に関しても80点は目指せるので有用なアイテムです。弾性包帯の代わりにこれでもOKです。手に入れる場合は自費になるので注意してください。
ソフトドレッシングは何のためにやるかというと、断端の成熟を進めて早く仮義足(治療用義足)を作れるようにするために実施します。目的を忘れないようにしましょう。