前十字靱帯損傷後、手術を受けるあなたへ
こんにちは、まつたく(@matsumo37)です。
今回は手術についてまとめました。
それぞれの病院や医師の方針によって選択肢は変化しますので、よくよく話し合って判断して下さいね。
✅️前十字靱帯を損傷したら治療の選択は2択!
前十字靱帯を損傷したら、治療の選択肢は2択です。
手術をするかしないか、です。
基本的に前十字靱帯はスポーツ傷害のくくりに入りますので、ほとんどの方がスポーツへの復帰を望まれます。
スポーツ復帰を目指す場合、基本的に手術をすることをおすすめします。
医師もスポーツ復帰となれば基本、「手術をしましょう」と言われます。
これは放っておいてそのままスポーツをすると、膝の半月板や軟骨を損傷し、ゆくゆくは変形性関節症へと変化していきます。
放置の先にある最終形態は人工関節という選択肢になります。
ただ人工関節という選択は何十年後ということになります。
なので想像しにくいとは思いますが、放っておいても良いことはありません。
スポーツをしない場合はどうなるのか疑問にも思いますよね。
スポーツをしない場合、日常生活に支障は少ないといわれます。
ただ膝折れや痛みなどが出てきた場合は、日常生活も苦になるので手術をした方が良いです。
わたしが断定することではないのでなんとも言えませんが、基本的には受診先の医師と相談しましょう。
✅️手術によるメリット・デメリット
では手術をした場合のメリット・デメリットを考えてみましょう。
手術のデメリットは手術後の痛みや合併症のリスク、スポーツ復帰までに時間がかかるという点が挙げられます。
手術後の痛みは服薬にてコントロールされます。
合併症は感染が主ですが、基本的にはまれです。ただリスクはあります。
やはりネックなのは時間がかかるという点です。
再建した(作り直した)靭帯は元々の強度に変化するまでに1年から3年かかると言われています。
スポーツに復帰してよい強度に達するのが、おおよそ8ヶ月であり、ここがスポーツ復帰の比一つの目安になります。
メリットは膝の安定性を得られる、スポーツ復帰ができる、元々のパフォーマンスまで戻れるという点です。
一つ注意しないといけないのは、手術したからといってスポーツ復帰出来るわけではありません。
しっかりとリハビリしなければいけません。
なので病院を選ぶ際には医師のみでは無く、リハビリに関しても調べておくことをおすすめします。
✅️保存療法によるメリット・デメリット
保存療法を選択することは現状の医療の世界ではほとんど無いです。
「激しいスポーツはしない」「手術をしたくない」、もしくは「直近に大事な大会が迫っている」、こういった場合に選択されることがあります。
前十字靭帯を損傷した場合、日常生活が不便になることは少ないです。
ただ中には膝折れが頻繁に起きたり、痛みが出たりする場合がありますのでそういった場合は医師に相談しましょう。
デメリットを見ると、1番怖いのは合併症です。
靭帯のみでは無く、半月板や軟骨といった組織を傷つける可能性があがります。
半月板や軟骨が傷つくとどうなるかというと、「引っかかりがでる」「荷重時に痛みが出やすい」「膝折れがおきる」といった現象が起きます。
我慢して我慢して放っておくと、最終的には骨も痛めてしまい,変形性関節症になります。
こうなってしまうと厄介で人工関節置換術もしくは骨切り術という手術が必要になります。
これらの手術は膝へのダメージがかなり多く、人工関節に関してはスポーツはほとんど出来ないものと考えてよいでしょう。
脅しではないですが、やはり放置しておくのはよくありません。
✅️まとめ
膝をケガした場合、まず受診しましょう。
そのとき前十字靱帯を損傷していたら、やはり手術することをおすすめします。
受傷してからの経過が長い(放っておく)と膝はボロボロになります。
私たちが生活していく中で膝はとても大事な関節です。
しっかりと医師と相談して、治療方法を選択してくださいね!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。