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ACL術後の入院中のリハビリテーション
こんにちは。
まつたく(@matsumo37)です。
前回入院してから手術までの流れを少しお話ししましたので、今回は手術後のリハビリの話を少ししようと思います。
これも病院によって様々なので参考までに見ていただければと思います。
✅️理学療法(リハビリ)開始と共に荷重とROM
いきなり専門用語が出てきましたが、
・荷重 → 体重をかけること
・ROM → 膝の曲げ伸ばしをすること
です。
当院では手術後2日目でリハビリが開始します(火曜日手術して木曜から開始)。
そこでまずすることはこの荷重とROMです。
特にROMは重要で、手術後Drもここは回復の指標として見ています。
手術後痛みもあるのでもちろん無理はしませんが、手術後は少しずつ動くことが1番の治療と言えます。
特に大事だなと個人的に思っているのは、
「痛みをあまり出さないように進めること」
です。
我慢せずに痛いときは痛いと言いましょうね。
✅️退院時は杖も持たずに退院する
リハビリが進んでいくと、いずれ退院になります。(当たり前ですが。。)
当院では手術してから約10日〜14日で退院となるケースが多いです。
なので実質、リハビリ介入しているのは6回〜10回程度になります。
思っているより短くないですか?
個人的にはこの期間があれば杖は無く、独歩(1人で何も持たずに歩ける状態)で退院が可能です。
もちろん痛みの状況などによって左右されますが。
今回は具体的なリハビリの内容は書いてないのでまたここは次回以降にします。
退院時にはいろんな禁止事項もあります。
当院の場合、
①正座は禁止
②装具を着用すること
③膝を伸ばしすぎない
このあたりはしっかり指導します。
おそらく②、③あたりは病院によって異なってくると思いますので確認してみてくださいね。
✅️外来通院でもリハビリは可能
どの病院も可能かといわれれば分かりませんが、当院では通院リハビリが可能です。
退院時杖が取れなかった、まだ日常生活に不安を感じる、そういった場合にサポートを継続します。
またスポーツ復帰を目指す選手にもサポートしています。
ただ条件が合って、スポーツ復帰を競技レベルで行う希望があることとしています。
競技レベルとは、公式戦がある、定期的な練習があるなどの条件になります。
レクリエーションレベルのスポーツであれば当院ではサポートできませんが、近隣のクリニックや病院を紹介する事ができます。
スポーツ復帰する際には専門的なサポートは必須です(リハビリのみでは無く、整形外科医の診察など)。
✅️まとめ
今回は手術後の流れについてお話ししました。
入院期間など、病院によって異なるので注意が必要です。
わたしが知っている中では早くて5日で退院なんて病院もあると聞きました。
早く帰れることは良いですけど、ゆっくりとリハビリをする期間も重要かなーと勝手に思ったりしています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。