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成長スピードを上げるために重要なこと~量質転化~

株式会社H&H代表取締役の池畑健太です!
いつもnoteを読んでいただき、ありがとうございます!

私たちの会社は重症心身障害児や医療的ケア児といった障害が重いお子様に対する事業をメインに行っています。

障害が重いため、医療的な知識も含めて高度な専門性が求められます。
高度な専門性を習得するためには「成長」というキーワードが欠かせません。

成長するために必要なことは様々ありますが、今すぐに誰でも取り組めることがあります。

それは量をこなすということです。
言い換えるならば努力をするということです。

量をこなすこと、努力をすることは才能がなくても誰でもできることです。

そして量をこなす、努力をするということが凡人を非凡に変えるために最も効果的であると考えています。

その量について本日は書いていきます!

成功者が語る量の重要性

「天才とは努力する凡才のことである」 アルバート・アインシュタイン

「努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。努力した結果、何かができるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうだと思う。人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。」 イチロー

「毎週80時間から100時間くらい、がむしゃらに働くことで、成功する確率を高めることができる」 イーロン・マスク

成功者は漏れなく努力、すなわち圧倒的な量をこなしています。
その中で学び、少しずつ質に変わっていく。

これが「量質転化」です。

もちろん単純に量をこなすだけでなく、考えることは大切です。
もし型を教えてくれる先輩がいるなら、聞くことも重要です。

例えば、字を上手くしたいのであれば、
どうやって書いたら上手くなるかを考えながら書く
見本を書いてもらって、真似をして書く
ということを繰り返し行えば、字は上手くなりますし、更にたくさん書けば上手くなるのもあっという間です。

これを努力と言います。

でも、どんなに考えても、どんなに綺麗な見本を見ても、量をこなさなければ上手くなりません。元々下手であればあるほど、量をこなす必要があるわけです。
まあ本当に上手くなりたければ、どうしたら上手くいくかを考えて練習するけどね😉

池畑の場合

学生時代は努力が苦手で量は不足していました😅
学生時代野球をやっていましたが、最終的に活躍するのは努力していた人です。
努力しないで、すごいパフォーマンスを発揮した同期はのちにプロ野球選手になり大活躍しました!
彼は野球選手になってから努力をして大成したのですが、超一流になるには努力しないでもプロ野球選手になるくらいの才能がないといけないのかもしれないですね。
そして、プロになってからも努力し続けられる人が、長く活躍するのだと思っています。
プロになってから努力しなくなる人って結構いるんですって🧐

ということで努力嫌いの池畑君が就職した病院は500床ほどある急性期病院のリハビリテーション科で先輩が5人いて、私1人が新卒として入社。
現在その病院は病床数は変わらず、スタッフ数は15名ですから、当時はどれくらい忙しいところに就職したかはご理解いただけるかと😏

でも結果としてこの就職が私の人生を大きく変えました。
やらなきゃいけない環境だったのです。
もちろん難しい症例は除き、先輩と同じ量をこなすことを求められたので、やるしかない状況でした。
温かい先輩方のおかげで「同期がいないから寂しい😭」なんて思うこともなく、同期がいない分、新人に任されるような仕事は常に私の元へ。
成長するには最高の環境だったことに当時は一生懸命で気づけませんでしたが、今は当時の環境に本当に感謝をしています。

もちろん最初は夜遅くまで働くことになり、病室に行って実施する時には夜ごはんの時間帯になり、看護師さんから怒られることもしばしば😅
僕は馬鹿ではないので単純に作業として行うのではなく、どうしたらこの量で質を担保しながら、誰にも迷惑をかけないでしっかりとこなせるかということを常に考え、工夫をしたり、先輩に教えてもらったり、自ら勉強していたら、徐々に効率よくできるだけでなく、質も高まってきました。
まさに量をこなすことによって質を高めることができたわけです。

そして、効率よくできるようになった分、更に仕事をお願いされることが増え、更に量をこなせるようになる。
自ら望んで量をこなしたわけではないですが、環境がそうだったため、やらざるを得ずに、知らず知らずのうちに、量質転化をしていったのです。

ここで単純な私は、
凡人でも量をこなせば良いんだ!
ということを学びました。

そこからは量。

土日も関係なく働き、量をこなしました。
当時は許されていた若いうちにできる特権です😆

そうするとその姿勢を見ている先輩たちが可愛がってくれること。
優秀な人たちはもれなく量をこなしており、努力する人を認めてくれます。
逆に色んな理由をつけてやらない人を嫌います。

従来の量に加えて、先輩たちからのアドバイスや知識の伝達なども重なり成長スピードが加速しました。

それは経営者になってからも同じで創業当初は週100時間は働いていました。というか、これも働きたいわけではなく、自分が現場に出ていたので、現場の前後に経営者としての役割を果たさなければならなかったのです。
妻からも「昔は5:30に家を出て24:00とかに帰ってきていたのに、最近は余裕そうね🤭」と言われます😎

今はトライアスロンで量をこなしています😊
週のトレーニング時間は15時間を目安にしていますが、20時間くらいにしないと世界とは戦えないと思っており、何とか時間を捻出中です!!
こちらもとにかく量です。

昔の私のように量をこなせない!という弱い方は、量をこなさざるを得ない環境に身を置くことをおススメします!!

行為は感情に先行する

「よっしゃ!やったる!!」と量をこなさざるを得ない環境に身を置いたとしても、人は楽な方楽な方へ行こうとするのが性。

勉強した方が良いですか?と聞けばほとんどは勉強した方が良いと答えるでしょう。
読書した方が良いですか?と聞けばほとんどは勉強した方が良いと答えるでしょう。
運動した方が良いですか?と聞けばほとんどは運動した方が良いと答えるでしょう。
やった方が良いと分かっていてもできないことだらけ。人はそういう生き物なのです。

なんと社会人になって自己研鑽の平均時間は週7分!
なんで平均がこんなに低いのかと言うと、96%が0分だからです。

でも逆を言えばやらない人が多いということは、やったら抜け出すことは簡単なこと。

どうやってやるかは、とにかくやるということです。

選択理論心理学と言う心理学に基づいて説明します。

選択理論心理学では人の行動は車に例えています。

前輪がコントロールしやすい、後輪がコントロールしづらい

過去は変えられないが未来は変えられるので、この車、すなわち人は前に向かって進むことしかできません。

どこに向かって走るのかは、その人が求めているもの、願望です。人は求めているものに向かってハンドルを切るのですが、何を動かすかというと前輪です。前輪は思考と行為。

人は頭の中は自由に操れます。頭の中では、自分の好きなアイドルとお付き合いもできるし、大谷翔平さんのようなホームランをかっ飛ばすこともできます。また、首の短いキリンのようにこの世に存在しないものまでもイメージるすることができます。これが思考。

身体的な障害がなければ、身体は自由に動かすこともできるし、動かさないこともできる。これが行為。

思考と行為(前輪)は自分のコントロール下にあります。

一方、後輪の感情と生理反応は自分でコントロールしにくいです。

感情とは喜怒哀楽。
生理反応は汗をかいたり、心臓を動かしたり、自分が意図しないことで動く身体的なもの。

急に目の前の人に怒ってと言っても怒れません。大半の人は笑ってしまいます。または拳を振り上げたり、眉間にしわをよせたりしますが、これは感情をコントロールしているのではなく、行為を変えることによって怒った風に見せているだけです。
また、過去の記憶を思い出して、怒ることもできますが、これは思考をコントロールして怒りを呼び起こしているので、直接コントロールしているわけではありません。

汗をかきたかったり、心拍数をあげたければ、運動すること、逆に落としたければ運動をやめる。すなわち行為をコントロールすることで、感情も生理反応も間接的にはコントロールが可能です。

人は楽したい生き物なので、負荷がかかると、感情面が動きます。

ここでコントロールしにくい負の感情面にフォーカスが当たると、人は行動の抑止が起こります。

私の場合はハードなトレーニングがまさにそうです。
吐きそうになったり、心臓が飛び出るんじゃないかと思うほど、きついので本当にやりたくないという感情になります。
何なら、なんか脚が痛い気がする、風邪っぽい気がする、疲労感が強い気がすると思考を巡らせてやらない理由を探してしまいます。

そんな時にどうするか?

とにかくやるということです。
当たり前ですが、やるべきことをやらないと成長はできません。

なので、自分がどんな感情を持とうが、やるということを選択しない限りは成長することはできないのです。

人はできるなら楽したい。
勉強しなくて良いならしたくない。
読書しなくて良いならしたくない。
運動しなくて良いならしたくない。

でも勉強や読書をしなければ知識がつくことはありません。運動しなければ体力がつくことはありません。

感情に焦点が当たり、やるやらないを判断していると、特に負の感情の時はやらないという選択をするのが大半なので、行動にムラが出ます。

ラグビーの稲垣選手がとても良いことを仰っていますので、是非動画を見てみてください。


まとめ

なんでもかんでもやりましょう!と言っているのではなく、

やるべきことをやりましょう!
やった方が良いと少しでも思うならやりましょう!

やりたい、やりたくないという感情で決めるのではなく、自分に必要かどうかで決めることです。

とにかくやって、量をこなしていくことで見えてくるものは必ずあります。

成功者は漏れなく努力を積み重ねています。

「努力は凡人を非凡に変える」

これからも凡人の私は努力を積み重ねていきます。


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