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少し長い自己紹介~リハビリとの出会い~

株式会社H&H代表の池畑です!
いつも長い文章にお付き合いいただき、ありがとうございます😁
今回はリハビリテーションとの出会い、理学療法士としてどのように歩んできたのかをお話させていただきます!!
本日も長文お付き合いください<m(__)m>


理学療法士との出会い~養成校合格まで

理学療法士を志した理由はこちらの記事に書かせていただきましたが、兄の事故がきっかけでした。
兄が寝たきりの状態から、理学療法、作業療法などを受けることにより、身体が回復していく過程を目の当たりにしました。

そして、高校3年生の進路を決めるにあたり、普通の大学に行くよりも面白そうだし、何より給料が良い(20年以上前の理学療法士は初任給700万という時代もあったのです・・・😢)という情報もあり、決意しました。

理学療法士になるためには大学または専門学校の養成校に通い、国家試験に合格しなければならないということで、金髪ピアスの健太少年(前回の記事参照)は理学療法士の養成校に入るべく予備校に通うことにしました。

私が受験をする年は2001年で、まだまだセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の総称)の養成校(大学、専門学校)が少なく、セラピストの数も少なかった時代でした。
養成校に入るのも倍率が何十倍という世界で、予備校には浪人を重ねている男女4人組のおじさんおばさんまでいました。(おそらく20代後半だったと思うのですが、当時はおじさんおばさんに見えました)
その4人組を見て、自分の将来を見ているようでちょっと不安になったのですが、逆に「あんな風にならないようにしよう!」と気合が入ったので4人組に感謝です🔥
おじさんおばさんありがとう!!(失礼か??)

しかし、勉強など1度もしたことがないと言っても過言ではない健太少年はいきなり壁にぶち当たります。

当時の養成校のほとんどが受験資格に高校の成績要件というものが存在しており、9教科の成績の平均が5段階中4以上なければ受験できないというものでした。

私の成績は1.7('ω')

数学の最低点数は2点でした😵‍💫
そんな現実を知らないで育った私は、受験すらできないことを予備校に入ってから知るのでした・・・。勉強しておかないと選択肢が極端に狭くなるということを肌で感じました。中2の息子には体験談を語り、勉強することの重要性を伝えるエピソードにもなっています😉

しかし、神様は金髪ピアス少年を見捨ててはいませんでした。

新設校といわれる開学して間もない養成校は受験資格に成績要件がありませんでした。
なんと2校だけ・・・

びっくりするほど僻地にある学校だったのですが、贅沢は言ってられないので、その2校に絞り、模試を受けて、現時点での合格率を出すことにしました。

結果は・・・

E判定

合格率20%以下という最も低い結果となりました😢

予備校の先生にも「基礎学力がないので浪人しないと無理です😎」とはっきりと言われました。
元来怠け者の私は浪人などしたら、人生が終わると自分で分かっていたので、何とか受かる方法はないものかと先生に聞くと、「推薦入試」があると教えてくれました。
推薦入試は、英語、小論文、面接だけで受けられる分、学力がない人たちが殺到するので、倍率は50倍くらいになると言われましたが、金髪少年に選択肢はありません。

推薦入試は一般入試に先駆けて行われるので、10月に開催されました。
もちろん英語はボロボロ・・・

小論文は何を書いたかも覚えていません・・・

完全に終わったと思いました😵‍💫😵‍💫

そして面接へ。

持ち前のコミュニケーション能力で試験官のハートを掴み、偶然にも野球好きの試験官と大いに盛り上がりました。
そして、なぜ理学療法士を志したのかを熱く語りました。

そしたらなんと

合格!!

奇跡が起きました。
予備校で一番合格する確率が低い自分が一番最初に合格しました😂😂😂

絶対入れる可能性がない私を入れてくれた養成校の見る目は抜群です😁

養成校時代

ここから勉強するようになったら美談かもしれませんが、人は変わらないだけでなく、「勉強しなくても人生何とかなる」と勘違いした私は養成校に入っても勉強することはありませんでした😓

てゆーか、横須賀から通ったのですが、通学に2.5時間🙃
それに加えて、養成校に入ってからはスロットにハマり、授業もサボるように・・・
出席率6割を下回らなければ出席で単位を落とすことはないとの情報を頼りに、出席率6割すれすれ。試験もいつも追試で乗り越えていました。
私を見捨てなかった養成校の先生方には本当に感謝です😉

今は現役で入学する人が多いですが、当時は浪人、大卒、社会人経験者と多岐に渡り、学校生活は刺激のあるものでした。

そしてやっとスイッチが入ったのは、3年になって行った実習でした。実際に患者さんに関わるのですが、圧倒的に勉強不足で全く通用しませんでした。その無力感から、「このままじゃいけない」ということで少しずつ勉強するようになり、その後も運を味方にしてなんとか養成校を卒業し、国家試験にも無事に受かりました。

そして、いよいよ理学療法士として病院に就職するのですが、長くなったので、続きは次回!!!笑

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