99%の人が苦手!自分で考える力を身につける「思考のフレームワーク」|2022.9.23配信
はじめに
「勉強はしているけど、臨床アイディアが全然浮かばない、、」
「先輩みたいに、自分でしっかり治療プランを考えてリハビリを実施したい!」
「自分って、なんでこんなにできないんだろう、、」
このような悩みを持ったことがあると思います。
・才能がないから自分には無理、、
・効果的な臨床アイディアを出せる人は、限られた人だけ・・・
こう思っている方も多いでしょう。
ですが、
実際には、そうではありません。
うまく考えられる人は、考え方のコツを知っているだけで、
そのコツさえ知っていれば、誰でも自分で考える力を身につける事ができます。
前置きが長くなってしまいそうなので、詳しい説明はこの後にしましょう。
どうかみなさんも、この動画で「考え方」のきっかけを掴んで頂き、
明日からの臨床が、しいては人生が変わっていく経験をしてください。
このチャンネルでは、この他にも、
リハビリに関する有料級の情報を、無料で公開しているので、
損したくない方や、周りと差をつけたい方は、
チャンネル登録しておく事をお勧めします。
では、本編に進みましょう〜
本編
なぜ考える力が必要なのか?
説明の詳細に入る前に、なぜ「考える力」が必要なのか、しっかり押さえておきましょう。
・問題点が考えられない
・臨床アイディアが浮かばない
・言われた事しかできない
・臨機応変に対応できない
・毎日同じ事の繰り返し
などなど、「考える力」が身についていない場合に、
立ちはだかる壁は、たくさんあります
では、これらの壁の共通点は何でしょうか?
それは、「選択できていない状態」である事です。
●問題点が考えられない
問題となる選択肢が挙げられず(数ある問題点から選択できない)、
挙げられても絞れず(挙げられた選択肢から選択できない)、
また絞れたとしても実行できない(実行方法を選択できない)
●言われた事しかできない
数あるやるべき事を挙げられず(やるべき事を選択できない)、
挙げられても絞れず(挙げられた選択肢から選択できない)、
また絞れたとしても実行できない(実行方法を選択できない)
これらの状態から、抜け出すために必要な力、
立ちはだかる壁を突破する力、
それが「考える力」になります。
さらに言うと、他人に言われたからではなく、
自分の理由で、自由に選択できる状態になる力、
そのために必要なのが、「考える力」です。
そして、この「考える力」は、天才じゃなくても、
身につける事ができます。
長々と引き伸ばしても仕方がないので、
特別に、答えを最初にお伝えしてしまいましょう。
「①選択肢を増やす→②判断する→③実行する」
このフレームワークが、「考える力」の基本になります。
もうこの動画を見飽きてしまった方、
この後予定があって、この動画を閉じなくてはいけない方、
がいましたら、このフレームワークだけでも、持って帰って下さい。
覚えておくだけで、自分の理由で自由に選択できる、きっかけが掴めるはずです。
この後の章で、このフレームワークを、効果的に活用する方法を説明していきますので、
「①選択肢を増やす→②判断する→③実行する」
この3つをしっかり押さえましょう。
❶選択肢を増やそう
自分の理由で、自由に選択できる状態になる力、
すなわち、「考える力」を身につけるためには、
「①選択肢を増やす→②判断する→③実行する」
のステップが、ポイントになります。
この章では、「①選択肢を増やす」について、
より効果的に、選択肢を増やすためのポイントを説明していきます。
そもそも、「考える力」を身につけるために、
なぜ、選択肢を増やす必要があるか?という質問が出てくるかと思いますが、
選択肢が少ない状態では、「自由な選択が制限されてしまうから」、というのがこの質問の答えになります。
例えば、膝折れが観察されている対象者の治療を行うときに、
膝折れの問題は「大腿四頭筋の筋力低下」という情報しかもっていない場合、
治療の選択は、「大腿四頭筋の筋力訓練」しか無くなってしまいますよね。
実際には、膝折れに関わるものは、「下腿三頭筋の筋力低下」であったり、「体幹前傾位姿勢」であったり、
もっとたくさんあるのですが、選択肢が少ない状態では、
本当に良い選択が、制限されてしまう恐れがあります。
この状態を回避するために、必要なのが、
「①選択肢を増やす」になります。
そしていきなり、結論になりますが、
この選択肢を増やすためのポイントは、
ズバリ、、、
✴️ インプットを増やす
インプットの量は、「アクセス情報量×吸収率」の式で表せます。
要するに、インプットの量を増やすためには、
アクセスする情報の量(情報に触れる量)を増やすか、
吸収率(自分の身にする量)を上げる、
もしくは、両者を向上させるのが良いと言う事ですね。
例えば、Aさんが、
今まで、4つの情報を入手していて、
そのうち全て、半分くらい(1/2)は理解していたとします。
この場合のインプット量は、「4×1/2=2」、
つまり、「2」インプットできている事になります。
※
これらの数字は、例えとして分かりやすくする為に、インプット量や吸収率を、適当に数値化したもので、
これらの数値自体は、対した意味を持たないので、
そのあたりは、よろしくお願いします。
先ほどの状態から、Aさんは頑張って勉強量を増やしました。
情報量を10個に増やし、
さらに、理解を深めて、全てにおいて8割程度、理解できたとしましょう。
この場合、インプット量は、「10×0.8=8」、
で、以前の「2」と比べて「8」のインプット量になった為、
約4倍、インプット量が増えたことになります。
では、どうすれば、
アクセス情報量を増やし、
吸収率を増やす事ができるのか?
その方法についても、説明していきましょう。
アクセス情報量の増やし方
アクセス情報量を増やすのに必要な事は、
「視野を広げる事」です。
視野が狭い状態では、見つけられる情報が少なくなってしまいます。
何かを一点だけ集中して見ると、周りが見えなくなりますよね。
これが、視野が狭まっている状態のイメージです。アクセス情報量が低下しやすい状態とも言えます。
逆に、全体を俯瞰するように見ると、多くのものが目に映ると思います。
これが、視野が広げられている状態のイメージ。アクセス情報量が増えやすい状態です。
この視野を広げるポイントは、「視点」と「視座」をコントロールする事。
「視野?」「視点?」「視座?」って感じですよね。
「視点」は、どの観点で見るか?
この物は何に見えますか?
それでは、視点を変えてみましょう。
これは?
見える物が変わりましたね。
同じ物でも、視点を変える事で、違った見え方をする事が少なくありません。
「視座」は、物事をどの位置から捉えるか?
これは何が見えますか?
では視座を変えてみましょう。
何が見えますか?
視座を変える事でも、見え方が変わるかと思います。
「視野」は、どの範囲で見るか?
先ほどの例ですね
「視点」と「視座」を調整できると、自然と視野が広がってきます。
マップアプリでイメージするのもいいかもしれませんね。
ある建物を、
いろんな角度から見たり(視点)や、高さを変えて(視座)見ているうちに、
その建物周辺の情報が、幅広く見えてくるはずです。
視点と視座をコントロールする事で、おのずと視野は広がってきます。
情報を集めるときは、
その情報を別の角度から見たらどうか?反対意見はあるか?(→視点のコントロール)
その情報をどの位置で捉えるか?専門的か?一般向けか?(→視座のコントロール)
意識して、情報にアクセスしてみましょう。
視野が、広がるはずです。
また、視野を広げる努力をする一方で、
視野を狭めないような努力も、行った方が良いでしょう。
多くの情報に触れていくにつれて、視野は狭くなりやすくもあります。
視野を狭くしないコツは、目標をあえて明確にしすぎない事です。
さまざまな自己啓発で、目標を明確にする事が推奨されていますが、
実は、目標が明確すぎると、視野が狭くなってしまいます。
明確な目標を持っていると、一点を集中しているような状態なので、
その他の部分が見えづらくなるんですよね。
情報にアクセスする時も、「〜を調べる」と意気込んで、調べるのもいいですが、
「他に面白い事も書いているかな」くらいの気持ちで、他の情報も触れるようにすると良いかと思います。
吸収率の上げ方
次は、吸収率の上げ方について。
吸収率を向上させるポイントは、
「心理的柔軟性を高める」になります。
心理的柔軟性というのは、「頭の柔らかさ」とでもお伝えすれば、イメージしやすいでしょうか
拒まないで、なんでも受け入れる心を持ちましょうね、という事です。
さらにこの心理的柔軟性を効果的に高める為には、
・自分には偏見がある事
・偏見を完全に無くす事はできない事
をまず自覚して、
物事を評価せず、受け取る素直さを身につけるのがいいですね。
自分の持っている、偏見はすぐには無くせるものではありません。
ただ、その状態の自分を理解した上で、
偏見なく、ありのままを受け入れようと努力する事で、
多くを吸収できるようになります。
また、視座を調整するのもお勧めです。
意図的に視座を変える事で、理解度が高まります。
勉強する時も、
受講者の立場でただ聞いているより、
このあと、自分がその知識をプレゼンする「発表者」の視座をもって受講すると、
より詳しく理解しなければいけなくなる為、吸収率が向上します。
また、参考書を読む時も、
筆者は、きっとこう言いたいんだな、と「筆者の視座」にたって解読するのも、吸収率をあげるのに役立ちます。
一方で、「専門職ではない人の視座」に立って、
噛み砕いて伝えるなら、どうすればいいだろう?
と思考を進めても、理解度が深まり吸収率が上がりますね。
これらは、一例ですが、視座を変える事で、
理解度が深まり、結果的に吸収率も向上するので、
是非、試してみてください。
情報が多くなってきたと思うので、一旦まとめましょう。
・「考える力」を身につける第一歩は、「選択肢を増やす」事。
・選択肢を増やすには、「アクセス情報量を増やす」「吸収率を上げる」の2つがポイントになる。
・アクセス情報を増やすには、視点と視座をコントロールし、視野を広げると良い
・また、目標をあえて明確にしすぎない事で視野が狭まる事を回避できる
・吸収率を上げるには、自分の偏見を認め素直に情報を受け取ると良い
・視座を調整して情報に触れる事でも、吸収率を高める事ができる
こんな感じですね。次は「②自分で判断しよう」について説明していきます。
❷自分で判断しよう
選択肢を広げた後は、その選択肢の中から、
どれを実行するのか?、どれを選ぶべきか?
判断していかなければいけません。
そして、この「判断」は自分の「価値基準」を基に行われます。
価値基準を基に、情報が振り分けられていくイメージですね。
「リハビリの1番の目標は、在宅復帰」という価値基準を持っていたとすると、
治療の選択は、「在宅復帰」に近づけるかどうかで判断されていきます。
「在宅復帰」に関係のない訓練は判断されにくくなっていきます。
ここで、「在宅復帰後の社会参加も重要」という、価値基準が加わったとすると、
「在宅復帰」と「社会参加」の両者を加味した、介入の判断がされるようになります。
人が、何かを「考える」際には、自分の価値基準がベースになり、
その基準を基に、思考が進められていきます。
その為、「考える力」を身につけるには、良い価値基準を身につけなければいけません。
「良い価値基準」がなければ、いい判断ができず、
良い判断ができなければ、良い行動ができません。
よい行動ができないと、
自分の行動に自信が持てず、結局人任せの行動になってしまいます。
では、何が「良い価値基準」かというと、、、
ここでは、「より多くの基準を持っている状態」がよい価値基準であると考えます。
前編で出てきた例で言うと、
A「リハビリの1番の目標は、在宅復帰」
B「在宅復帰後の社会参加も重要」
この2つの基準がある事で、
1つの事柄を、2つの基準から判断できるようになります。
Aの基準しか持っていない場合→❌ 手芸ex、散歩ex、将棋ex,,,
Bの基準しか持っていない場合→❌ トイレ動作ex、更衣ex、入浴動作ex,,,
1つの基準しか持たない場合は、このような思考になりますが、
A、Bの2つの基準を持つ事で、
AとB両方の基準を持っている場合→
在宅復帰の為には、トイレ動作ex、更衣ex、入浴動作ex,,,とかも必要だけど、
社会参加も考えると、手芸ex、散歩ex、将棋ex,,,の訓練も必要かも、、
と、一歩進んだ思考をする事ができます。
この例は、かなり単的な例ですが、
判断基準が、増えるにつれて、
自分にとっての良い判断を、くだせやすくなります。
ではでは、そんな価値基準を育てる方法なのですが、
これは、いろんな人の考えを聞いて回るのが一番でしょう。
人はそれぞれいろんな、考えを持っています。
Aさんには、到底理解できないことも、
Bさんにとっては、普通。
こんなことは、日常茶飯事だと思います。
(男女仲もそうですよね。笑)
これらの食い違いは、判断基準の違いから生じます。
自分がなぜそうなの?なぜそう考えるの?と思える人がいれば、
その人から、詳しくその思考に至るまでの経過を聞いてみてください。
それにより、あなたに新たな価値基準が加わるはずです。
いちいち、人に聞くのは面倒だ、と言う方は、
参考書の「前書き」の部分を読むのもお勧めです。(いわゆる「はじめに」に当たる部分ですね。)
「前書き」には、その筆者が大切に思っている「思い」が込められている事が多く、
その「思い」は、少なからずその人の判断基準に、影響しています。
いつもはページをとばしてしまう、前書きかもしれませんが是非目を通してみてください。
また、マイナス方向の判断(悪く考えてしまう)が多くて、悩んでいる人は、
次の3つを実施してみましょう。
①「それはちょうどいい!〇〇〇〇」
何か悪い事が、起きた時、
「それはちょうどいい!」と言ってから、
思考を進めてみましょう。
例えば、リハビリを拒否された場合とかだと、
「あの人は、リハビリ嫌いだから仕方ないか、、」
では無く、
「それはちょうどいい!」
「リハビリの何が嫌か聞いてみよう!」
みたいな感じで、「それはちょうどいい!」 に続けて、思考を進めます。
この、ポイントは結構効果アリで、
いつもとは、違った思考を行う事が、簡単にできるようになります。
②全ての判断は自分でできることを知る
自分はいつも、間違った判断をする、、
自分には、良い判断なんてできない。
そんなことは、ありません。
今まではそうでも、価値基準が変わると、
選択が変わります。
より多くの価値基準を持つ事で、自分にあった判断をできるようになる事を理解しましょう。
マイナスの判断が多い方は、マイナスに判断しやすい判断基準となっているだけです。
判断は、価値基準を育てる事で、簡単に変える事ができます。
③今のステージをやり切るには何すべきかを考える
判断をためらう時、
判断をうまく行えない時、
足枷になっているものは、「過去への執着」と「未来への不安」である事が多いです。
・今の実績をなくしたくない、、
・この介入は、前も効果があったから大丈夫なはず、、
・この選択でうまくいくかな
・失敗したらどうしよう
こういった、「過去への執着」や「未来への不安」があると、
良い判断が、鈍ってしまいます。
その状態から脱する為には、
何をすべきかではなく、今のステージをやり切るには何すべきかを考えるようにしてみましょう。
現状をどうにかしようとすると、先が見えないので、なかなか身動きが取れなくなってしまいます。
とりあえず、「今のステージをやりきろう」と考える事で、判断が楽に行えるようになるはずです。
またまた、長くなってしまったので
ここで、一旦整理しましょう。
①臨床アイディアを生み出すためや、
治療プランを組み立てる際に、
「考える力」が必要になる
「考える力」とは、
自分の理由で、自由に選択できる状態になる力の事、
人に言われたからでは無く、自分の理由で自由に動く為に必要な力でしたね。
②考える力を身につける為には、「選択肢を増やす⇨判断する⇨行動する」のステップが重要
③選択肢を増やすには、「アクセス情報量を増やす」「吸収率を上げる」がポイントになる
そしてこの章でお伝えしたのが、
④「自分で判断する」。そのポイントは、、
他者や参考書から価値基準を学び、価値基準を育てる事。
マイナス方向の判断をしがちな場合は、
・「それはちょうどいい!〇〇〇〇」
・全ての判断は自分でできることを知る
・今のステージをやり切るには何すべきかを考える
の3つのどれかを実践してみる
こんな感じになりますね。
次は、最後「実行する」について説明していきましょう〜。
❸よし、実行しよう
ここまでのステップで、
選択肢を増やし、
数ある選択肢の中から、自分にとってより良い選択ができるようになっているはずです。
あとは、それを実行すればいいだけなのですが、
「考える力」を身につける為には、ひと工夫加える必要があります。
ただ、実行するだけでは、そこで「考える事」が終了していまい、
「考える力」を身につける事ができなくなってしまうので、
しっかり「実行する」のポイントもおさえましょう!
「実行する」のキーワードは、「価値基準の更新」になります。
また、出てきましたね「価値基準」
「実行する」の段階では、
選択したものぞ実行に移しつつ、
判断するで育てた価値基準を、更新していきます。
「育てる」と「更新する」の違いは、
「育てる」は、価値基準を増やしていくイメージで、
「更新」は、自分に合ったものや、良いものを洗練させていくイメージです。
実行してく中で、「これは良い」「これは微妙かも」と
取捨選択を行っていきます。
では、価値基準を更新するための、具体的なステップをお伝えしていきましょう。
「仮説➡︎施行➡︎検証」このサイクルがポイントになります。
それぞれ、何をするのか説明してきますね。
STEP1 仮説
ここでは、理想の状態を明確にして、問いを立てる事が大切になります。
理想の状態を具体的にイメージし、
どうしたらその状態になれるのか?なぜ理想の状態ではないのか?問いをたてて、
そこから、理想に近づく為に必要な「仮説」をたてます。
例えば、安定座位獲得に向けた訓練を考えているとすると、
理想の状態→「座位を安定させたい」
なぜ座位が安定していない?
①股関節屈曲可動域の低下?
②体幹筋力の低下?
③視覚情報のズレ?
問いが立てられたら、理想に近づくための「仮説」をたてます。
①が問題なら、股関節屈曲の可動域を改善させたら座位が安定するかも?
②が問題なら、体幹筋力を向上させたら座位が安定するかも?
③が問題なら、平衡感覚優位でバランスを取れるようにすれば、座位が安定するかも?
こんな感じですね。
STEP2 施行
ここでは、現状を明確にするのが大切になります。
実施した結果をひとまず置いて、施行した結果どうだったか、
「現状」を明確にしましょう。
さっきの例で言うと、
①の仮説に基づき、股関節屈曲の関節可動域改善エクササイズを行う
実施後→座位能力は変わらない
現状➡︎股関節屈曲可動域の改善では、座位の安定性は変わらなかった
STEP3 検証
ここでは、「現状」をもとに、検証を進めていきましょう。
①何がおこったか?
②どう考えたか?
③得られた学びは何か?
④次はどうするか?
で検証してくのがポイントになります。
①何が起こったか?
変わらなかった
②どう考えたか?
安定座位を阻害している要因は他にある
③得られた学びは何か?
今回の症例に置いて、座位能力と股関節屈曲角度は、関係が乏しかった
④次はどうするか?
仮説②を施行してみよう
この3つのステップを繰り返し、検証を重ねていきましょう。
また、検証結果が出たときには、
通ずるところは?
例えると?
得られた事は?
の質問で、結果を「抽象化・概念化」していきます。
そして、それらの結果から、価値基準を更新してみましょう。
通ずるところは?
運動器疾患のケースと、中枢疾患のケースでは?
例1)運動器疾患の座位安定化には、股関節屈曲角度が関係する
例2)中枢疾患の座位安定化には、体幹筋力が関係する
例えると?
単純な棒人間モデルに例えるとどうかな?
得られた事は?
体幹筋力を改善しても、座位安定性が変わらないケースもある
この動画も、そろそろ終盤です。
最後、「おわりに」で、
一撃で分かる簡単なまとめを、お伝えするので、
ぜひ最後までご視聴下さい。
おわりに
前半、後半に渡りお疲れ様でした。
そしてここまで、ご視聴くださりありがとうございます。
この動画でお伝えした内容を、実践していく事で、
確実に、「考える力」が身についていくはずです。
「考える力」は、「リハビリの勉強」と一緒で、
少しずつ積み重ねる事で、
その成果は必ずでます。
そして、成果が出る頃には、
「考える事」が楽しくなっているはずです。
前置きが長くなってしまってすみません💦
お待ちかね、すぐに思い出せるまとめです。
動画をみて下さった方が、すぐに復習できるように
プレゼントとして、限定でダウンロードできるようにしているので、
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