訪問看護のオンコールの実際|リハラボ町田
訪問看護ステーションでは、病院のような「夜勤」ではなく、「オンコール」の制度を取り入れているステーションが多くあります。しかし、オンコール業務をしたことのない方は、「どんなことをやるのだろう」「オンコールってなんだかキツそう」と不安に思うこともあるかもしれません。そこで、本記事では、訪問看護におけるオンコールについて、リハラボ訪問看護リハビリステーション町田(以下、リハラボ町田)の実例も含めながら解説します。
訪問看護のオンコールとは
訪問看護ステーションにおけるオンコールとは、利用者様やご家族の方が安心して在宅での療養生活を送れるように、急変などの緊急時に備えて、24時間365日対応ができるように体制を整えて待機することです。オンコールでは、担当スタッフがオンコール専用の携帯電話を持ち、利用者様やご家族からの電話連絡に応じる形が一般的です。訪問看護ステーションによって体制はさまざまですが、1人〜2人体制のところがほとんどです。
リハラボ町田のオンコールの実際
東京都町田市を拠点に訪問看護を展開するリハラボ町田では、オンコール対応に看護師1名を配置しています。対応時間は17:30〜8:30で、担当スタッフは自宅待機しています。1日あたりの対応件数は0〜2件です。コールの内容としては、「転倒による起き上がり困難」「排便ケア」「末期がんの方の点滴対応」「体調悪化」などがあります。コールがあった場合、担当スタッフは社用車を利用して利用者様の自宅まで駆けつけます。
緊急時対応の教育
1人で利用者様の緊急事態に対応するのは不安!という方も多いかと思います。リハラボ町田では、まず緊急訪問の注意点やフィジカルアセスメント、対応の流れや多職種連携についてロールプレイングで学びます。その後、タイミングがあえば日中のオンコール訪問に数回同行し、緊急時の対応方法についてハンズオンで学びます。
経験によっては、入社2か月目からオンコール対応を始めることもありますが、オンコールの独り立ちについて明確な基準は設けておらず、本人と相談しながらすすめていきます。オンコールで対応に困った時に備え、管理者の電話は24時間開放しています。
社内や病院との連携方法
ベテラン看護師でも、1人で対応するにあたり悩ましいケースは常にあります。そういった時は、管理者に連絡して相談します。また、利用者様に緊急事態が発生した場合は、かかりつけ医がいる医療機関に緊急コールをて指示を仰ぎます。緊急コールが必要のない方は、状況に応じて救急搬送などの対応をおこないます。
オンコールの待遇
リハラボ町田におけるオンコールの待遇は以下のとおりです。
リハラボ訪問看護リハビリステーション町田
リハラボ町田は「地域に寄り添い、地域で一番信頼される訪問看護ステーション」を目指しています。利用者様に真摯に向き合い、医学的な知識や専門性を備えたスタッフが、利用者様の安心・安全な生活をサポートしています。利用者様の想いを形にするため、日々さまざまな提案やサービス提供を行っています。
リハラボ町田で働くメンバーは、「みんなが幸せであるため 笑顔のため いつも 考え 行動する」をモットーに、一人一人が誇りを持って仕事をしています。4つの事業部(看護部・リハビリ部・事務部・地域連携室)が垣根を超えて仲が良く、いつも笑いの絶えない職場です。特に、利用者様の話をしている時はみんなとてもイキイキしています。また、スタッフの新しい挑戦を会社が全面的にサポートする体制も整っています。
地域で働くことに興味のある看護師さんは、ぜひお気軽にお問い合わせください。あなたの勇気ある一歩を、スタッフ一同、心よりお待ちしております!