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転職前に知っておきたい!療法士目線の業界研究【広告業界編】

療法士の方で広告業界について詳しい方はどれだけいるでしょうか?テレビやWebサイトに広告を載せる仕事というイメージはあっても、深く理解している人は少ないのではないでしょうか。

この記事では、広告業界の業界説明や主な職種、ビジネスモデル解説し、療法士から広告業界を志望する際の必要な情報を紹介していきます。療法士目線で紹介するので、志望業界選びで悩んでいる人はぜひ参考にしてください。


広告業界とは

広告業界は、商品やサービスを多様な媒体を通じて広く発信する業界です。現代社会では、消費者の関心を引きつけ、商品やサービスを宣伝・販売するために、様々な広告手法が活用されています。その中でも、以下のような媒体が利用されています。

  1. TV

  2. Web

  3. SNS

  4. 看板

  5. 電柱広告

  6. その他(新聞、ラジオ等)

ビジネスモデル

広告業界には、様々なビジネスモデルが存在します。主なビジネスモデルが下記となります。

広告代理店

広告主から依頼を受け、効果的な宣伝の方法を考え広告主の代わりに行うので広告代理店です。例えば、新しいスマートフォンを発売する電子機器メーカーが広告主である場合、予算やターゲット、市場ニーズなど、広告主に変わりスマートフォンの販売促進のための戦略を立案や実行をします。
広告主から運用代行手数料等でお金をいただきます。

企業例)電通、博報堂、サイバーエージェント

広告制作

広告代理店が立案した企画をもとに、広告を制作を行います。販売戦略や訴求、伝えたい思い等を元に、広告のデザインやコピーを作成し、魅力的な広告を制作します。
広告を制作することでお金をいただきます。

企業例)博報堂プロダクツ、電通クリエーティブ

メディア媒体(プラットフォーム型)

広告代理店と広告制作の手によって作成広告を、テレビやラジオ、新聞、雑誌、Webなどの媒体を通じて発信を行います。
広告を出したい企業からの広告掲載料や掲載したくこくから実際に購入や問い合わせがあった際に収益を上げています。

企業例)M3、メドピア、ケアネット
療法士系企業例)POST(メディカルエージェンシー)PT-OT-ST-NET

広告業界の現状と将来性

広告業界の現状

現在の広告業界では、テレビ広告からインターネット広告への移行が顕著です。2021年には、インターネット広告やSNS広告がテレビ広告の売上高を初めて上回り、特にインターネット広告は前年比24.5%の大幅な伸びを示しました。
また、若者のテレビ離れもあり、インターネット広告や電子広告の規模がどんどん成長しています。

広告業界の将来性

上記で述べたように、これまでのオフラインやTV広告からWebやSNS広告へシフトしており、今後はデジタル広告がますます成長すると予想されています。
大衆向けのTVなどの媒体での広告から消費者個人に合わせて配信できるネット広告を活用して、個々のニーズに合わせて最適な広告を届ける手法が注目されています。

どのような職種があるか?

広告業界には多様な職種が存在します。主な職種とその概要を下記に示します。

営業(アカウントプランナー)

広告枠の販売や広告主と共に広告キャンペーンの企画立案を行います。また、クライアントとの広告の企画・立案、実施のスケジュール・予算管理なども行います。

マーケター

営業の情報を参考に効果的な広告プランを作る仕事です。クライアントが求めるニーズや戦略に応じて調査を行い、適切な企画を考案していきます。提案内容をクリエイティブの方々へ依頼することが役割となります。

クリエイティブ

言葉やビジュアルで人の心を動かす広告を制作する仕事です。広告を制作する仕事です。デザインを作るアードディレクタやグラフィックデザイナー、言葉で伝えるコピーライターなども入ります。

療法士業界の広告企業(サービス)紹介

POST(メディカルエージェンシー)

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の情報メディアです。 求人・転職情報や勉強会、セミナーなどのお役立ち情報を配信しています。

PT-OT-ST.NET

理学療法士、作業療法士、言語聴覚士向けの求人情報や学会、研修会情報などのお役立ち情報を配信しています。

療法士から広告業界へ進むには?

以上の内容を踏まえ、広告業界にはおしゃれな画像や動画を作るだけでなく、その広告枠を販売する職種もあります。
普段から患者さんとうまくコミュニケーションをとっている療法士は特に、営業職であれば経験を活かすことができると思いますので気になる方は広告業界への転職を検討してみてはいかがでしょうか?

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