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#16 【説明会開催】理学療法士の皆さん!自費リハビリ事業のリアルをお伝えします。(求人記事)

 弊社が2015年から運営しているホコトレジムにおいて、このたび専属理学療法士を新たに募集することになり、説明会を8月に計3回開催することになりました。

 ホコトレジムは、会員制の麻痺専門歩行トレーニングジムです。

ホコトレジム誕生経緯

 弊社株式会社ベストライフは、2013年にリハ特化型デイサービス [リハビックス] で創業した会社です。リハビックスは現在沖縄県内で7拠点運営しています。

 リハビックスは設立当初から、介護保険被保険者2号である40代〜60代の利用が多いデイサービスでした。そのほとんどは片麻痺の利用者さんで、彼らと関わっていく中で “慢性期における機能回復” のニーズの強さを実感し、それがのちにホコトレジム立ち上げへと繋がっていくことになりました。

デイサービスでも通所リハでも満たせないニーズ

 デイサービスの機能訓練の考え方は、「残存機能を活かして暮らしの質を高めるために訓練をしましょう」が、基本です。目的は麻痺の回復ではなく、今の麻痺の状態であってもその人らしく暮らしていくための総合支援なのです。

 治療的な意味合いを持つ麻痺の回復は医療保険で提供されます。ただしその期間は限定的で、回復期リハ病院を退院して自宅復帰を果たせば、それ以降は医療保険での外来リハビリは原則認められていません。退院後は介護保険を利用するように、ということになっています。(*H31.4 要介護要支援者に対する医療保険の維持期リハビリ料[脳血管疾患等リハビリ料/廃用症候群リハビリ料/運動器リハビリ料]が算定終了となった)

 退院後に介護保険を利用してリハビリが受けられる代表格としては通所リハビリテーションがあります。一方で残念ながら、通所リハ本来の機能を果たしている事業所が少なく、レスパイト目的の長時間滞在型で、入浴食事レクといったデイサービスと同様のサービス内容になっている通所リハが多い印象です。

 逆にちゃんとした通所リハはというと、社会参加支援加算などの加算をきっちり算定して今後デイサービス等で社会参加への取り組み支援に移行してもらうことを念頭に頑張るので、結果的に3ヶ月程度で卒業することになります。
 通所リハとは本来そういうところで、長期に渡って継続的にリバビリを提供してくれるところではないのです。つまり、

 回復期リハ病院退院後に「継続的にリハビリを受けたい」という患者さんのニーズを満たすのはなかなか困難というわけです。

 そういう背景もあってか、医学的なリハビリテーションの提供にこだわったデイサービスを運営しているところも出てきおり、実際にニーズを満たしているのも事実かと思います。
 リハビックスでもそのような方向性でサービスを組むことは出来たかもしれませんが、弊社はデイサービスで身体的な機能訓練に偏ったサービスにすべきでないという考え方に立っています。→『#14 なぜデイサービスで社会参加の取り組みが必要か?』参照下さい。

ホコトレジム設立

 ここまで書いてきた通り、退院後に継続して麻痺の回復を願いリハビリを続けられる場所が無いという結論で、ホコトレジムを設立しました。

 ホコトレでは専属の理学療法士が1回90分のパーソナルトレーニングを実施します。トレーニングは主に歩行に焦点当てたもので、会員様は歩行の安定や再歩行を目標にされています。

 最近では回復期リハ病院のPTの皆さんがジムを見学しに来て下さったり、ソーシャルワーカーさんに紹介して頂いたりする機会も出てきました。

 ホコトレは、回復期リハ病院の退院後すぐに通所リハやデイサービスを利用開始するのではなく、その前段階として引き続き麻痺の回復を目的としてリハビリが受けられる場所、というポジションの確立を目指していきます。

説明会は8月12日,16日,18日に開催。

 脳血管疾患による死亡率も年々下がってきており、今後ますます慢性期におけるリハビリのニーズが増えてくるでしょう。特に首都圏では同様の自費サービスは既に市民権を得た感があります。

 沖縄県では弊社が先行して挑戦を続けてきました。未来に向けてここから一緒に挑戦してくれる理学療法士の募集をお待ちしています。まずは説明会へ!

お申し込みはこちらから。

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