
CDTV ライブ!ライブ!クリスマスSPの視聴傾向
クリスマスも終わり完全に年末モードですが・・・
12/16(月)に放送されたCDTV ライブ!ライブ!クリスマスSPの視聴傾向について、レグザ視聴データを使って確認してみました。
【参考】タイムテーブル
放送時間は18:30~22:57の約4時間半。
番組全体の傾向
まずはじめに、番組全体の平均ライブ率は7.03%。
時間別で見てみると、ピークは21:09で、20:30~22:00ごろのライブ率が高くなっています。
※ライブ率:リアルタイムで番組が見られていた合計時間の割合≒視聴率

対象地域:関東
ライブ率がピークを迎えた21:09は、Number_iの歌唱タイミング。
また、ピークの少しあと(21:54頃)に再度ライブ率が急上昇しているのはSnow Manの歌唱タイミングでした。
相変わらずの注目度です・・・
続いて、性年代別のライブ率を見てみます。

対象地域:関東
1つ前の記事で取り上げたFNS歌謡祭と同じく、F1・F2・F3といった女性層およびT層のライブ率が高く、男女(MF層)間の差はより顕著です。
また、中でもF1層(女性20歳~34歳)のライブ率が圧倒的に高く、これはCDTVライブ!ライブ!特有の傾向と言えそうです。
(TikTok等で人気の楽曲を絡めた番組内容が、若年層からの人気を集めているという印象。)
※M1やF1といったターゲットの定義は記事の最後に記載しているので、気になった方はそちらをご参照くださいmm
ライブパートのランキング
レグザ視聴データではシーン別のライブ率も見ることができるので、各アーティストのライブパートに絞ってランキングを見てみました。
今回は
・番組をリアルタイムで見た場合の「ライブ視聴」
・録画して見た場合の「再生視聴」
・両者の合計となる「ライブ+再生」
の3指標でそれぞれ見ていきます。
まずは合計の「ライブ+再生」ランキング。

ライブ+再生視聴 TOP20
1位はMrs. GREEN APPLEのライラックでした。
リリース日(2024/4/12)から8ヶ月ほど経過していますが、音楽チャートやサブスクのTOPソング等でも常に上位にランクインしている同曲。
音楽番組の視聴データにおいてもその傾向は変わらないようで、圧倒的な人気を実感します。
続いて「ライブ視聴」ランキング。

ライブ視聴 TOP20
こちらも1位はMrs. GREEN APPLEのライラック。
2位以降は「ライブ+再生」ランキングと少し入れ替わっています。
これは放送時刻が大きく影響していると考えられ、やはりリアルタイムでより高いライブ率を獲得するためには、遅くとも21:30までの出演が必須条件となりそうです。
続いて「再生視聴」ランキング。

再生視聴 TOP20
「ライブ+再生」および「ライブ視聴」ランキングにはほとんどランクインしていなかった、放送時刻が18~19時台のライブも多くランクインしています。
再生視聴の数値が高くなる要因としては、
①リアルタイムで視聴し、さらに録画再生で改めて視聴する方が多い
②リアルタイムでは見ることができなかったため、録画再生で視聴する方が多い
の2つが考えられますが、②に該当するアーティストの放送時刻が仮に20:30~21:30ごろだった場合、「ライブ+再生」および「ライブ視聴」ランキングに大きく影響を与えるのか?という点は個人的に気になりました。
鶏卵問題的な部分もあるので一概には言えませんが、『ライブ視聴はあまり高くなかったけど、再生視聴が高いアーティスト』の出番をライブ率の高い時間帯に配置してみる、といった検証の余地はありそうです。
感想
音楽番組においてリアルタイムでより多くの方に見てもらうためには、20時~21時前半ごろに出演するという点が非常に重要になると改めて実感しました。
また、性別・年代の違いによる視聴傾向の差もある程度見えてきたので、男性層のライブ率が高くなるアーティスト誰なのか?など別視点でもデータを見ていけたらなと思います。
余談ですが、CDTVは各アーティストの楽曲をフル尺で放送することが多かったり、カメラアングルや演出も含めて個人的にとても好きな音楽番組なので、いつか上記時間帯に自分の好きなアーティストが出演してくれたらうれしいな~・・・
それでは、よいお年をお迎えください!
▼ターゲットの定義
T:男女13歳~19歳
M1 / F1:男性20歳~34歳 / 女性20歳~34歳
M2 / F2:男性35歳~49歳 / 女性35歳~49歳
M3 / F3:男性50歳~64歳 / 女性50歳~64歳
M4 / F4:男性65歳~ / 女性65歳~