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遅くなりました!!

皆さんこんばんは!最近、作業用のBGMがなかなか決まらずBGM探しに時間を溶かしているレグルスです!

ついでに動画の投稿が結局遅くなってしまっていることにも申し訳ありません。回線ちゃんを責めないでやってください。悪いのは配慮せずに動画を投稿している私なのです…!!


そして今回は小説、というか今朝ふと思い浮かんだ物語の一端を書き記していきたいと思います。


始まりは、そう…朝のご飯タイムの時に、「嗚呼、今日はうどんの気分だな。」と思い昨夜の夕飯のお鍋の残りのお汁を小分けにして小さなお鍋の中で沸騰させているときでした。

※突然始まります


その世界では「犯罪」のニュースが滅多に流れない。

そうそこは、人の理想を詰め込んだような温かく、平和で、誰もが笑顔になれる世界だった。

人々の表情は希望に溢れ、真っ白なまばゆい太陽の光に祝福されて暮らしている。

助け合い、支えあい、何不自由なく息をし、誰かを愛していた。


しかし、光あるところに闇はある。


空が茜色から群青色に移り変わる時間。薄暗い細い人通りの少ない道に物音が響き渡る。

青年「ひぃ!!ゆ、許してください…!」

男B「おいおい…これだけしか持ってねぇのかよ!てめぇ幸せなんだろ!?だったら俺にもおすそ分けしてくれよ!!」

質の良いスーツに身を包んだ好青年に対し、男3人が怒鳴りつけていた。

彼らも別段貧しい生活をしているようには見えず、むしろその地区ではAランクの高等学校に入学しているのだろう。制服にはしわ一つ見えず、革靴もよく手入れが行き届いており、胸元のピンバッジが美しく輝いている。

男A「僕ら、親の抑圧に耐えてるんですよ?毎日毎日、うんざりしてるんですよねぇ。」

男C「そーそ!だから、そんなものと無縁そうなお兄さんなら助けてくれるよね??ほら、助け合い大事!!」

この世界での救い、助け合い、その人の優しさに付け込んで悪さを考える者も、実行するものも少なからず存在していた。

「おい。それ以上はお勧めしないぞ。少年たち。」

暗闇からそんな言葉を投げかけられ、少年たちは身構えた。

声の聞こえた方向を向くと黒いコートを着ている少年が、まっすぐに見据えていた。いいやフードを深く被っているため視線が交わっているのかどうかまでは分からない。

男C「はぁ?何でだ?みんな幸せなら良いんだろ?」

男B「そうだ!俺達高校生で大人は子供を守るのが仕事だろ?」

男A「僕らは両親や周りの先生方からの期待に応えなきゃいけない。それで心身ともに疲れてるんですよ?他人に助けてもらうだけでしょう?」

少年たちは悪びれる様子もなく、さも当然であるかのように語った。黒コートの少年はため息を一つ吐くと

「反省する様子はなし。それに明らかな“デディア”あり。回収対象だ。」

何も理解していない少年たちは高圧的な態度だったが一瞬で顔を引きつらせた。黒コートの少年の後ろにはヘビのような黒くおぞましい触手のようなものが10本と、大きな鉄製の扉が構えていた。

ゆっくりと扉が開くとヘビが大口を開け、少年たちに襲い掛かる。

悲鳴を上げる暇さえなく、ヘビの口に挟まれ扉の奥底へと消えていった。

「罪状『幸福をはき違えた愚か者罪』、刑期は…『心の底から反省するまで』」

ゴゥンッ!と大きな音を立て扉が閉まり、風と共に消えた。

「“ドゥリア”完了。お兄さん、大丈夫そうかい?早く帰った方が良い。」

青年「あ、ありがとうございます。お名前h…あれ?」

青年がお礼でもしようと声をかけたが、瞬きの間に姿を消してしまったのだった。


仕事着である黒いコートのフードをとりながら、空を仰ぐ。

(最近になって少年たちの非行が目立つな。)

少年たちと呟くそんな彼もまだ高校生くらいの年代であった。

否、そこまでで成長が止まってしまったのだ。

彼らはとある精霊と契約をして、非行を行う悪人を異世界の監獄に投獄するこの世界の特殊警察【グリーム・ラーベル】

一部からはグリベルやリー・ラ―と呼ばれる各国直属の世界特殊警察だ。

投獄した少年たちの様に非行に走るのは老若男女問わず存在する。

「この世界から悪人を根絶やしにしてやる。」

その非行の被害に遭い家族を奪われ、愛するものの命までも失いかけた少年が、織りなす物語。


ここまで考えて、まだ続きが思い浮かんでおりません…

↓ 用語説明

ディアーブォ…悪魔(エスペラント語)+カルディア…心(ギリシャ語)=デディア(悪魔の心)

ドゥリア…束縛(ギリシャ語)、グリーム・ラーベル…死神(エスペラント語)

そしてグリベルは国民に公開されていない非公認組織の設定です。

その理由も後日書けたらいいなと思っております。


本当は一つの言語に確定させたかったのですが、カッコイイということと、しっくりくる響きかどうかで考えておりますのでここから先の続きを書くことになるとドイツ語、イタリア語、果てにはロシア語も登場するかと思います。どうぞ温かい目で見守ってください。

さらに、監獄での描写だとか、敵対組織について、全体のイメージがはっきりしてきたらイラストもつけられたら嬉しいですね!

続きが気になる、こんな物語見てみたいなどありましたらコメントお待ちしております!


さてそれでは今回はここまでにしたいと思います。

次の話題が気になるありましたら、フォロー、いいねやコメントなどお待ちしております!

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それでは皆様、今宵も良い夢を、チャオチャオ(*´ω`*)ノ

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