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名繁殖Mecca`s Angelとスプリント種牡馬の影響力について

こんにちはれぐレグです。
今回は今私が非常に今後の将来を期待している海外競走馬と、その母を中心に私の考えや考察を記事にして書いて行きます。


1.超新星ベットタイムストーリーの躍進と懐かしい母の名前を聞いて

今欧州競馬界に怪物との呼び声が高い馬が一頭いる。
その馬の名前はベッドタイムストーリー

画像引用元: https://the-ans.jp/news/429968/

欧州競馬界ではお馴染みのクールモア軍団が所有する2歳牝馬である。

デビュー戦では後方一気で余力を残しての完勝、続く2戦目ロイヤルアスコット開催週におこなわれたリステッド競争チェシャムS(芝1400m)にて他馬を子ども扱いして9馬身半差の圧勝劇を演じて見せた。

そして今なお続く3~4戦とGⅢGⅡを難なく快勝し、翌年の欧州クラシック路線における主役の一頭として最有力候補に挙がっている。

この馬のことを知ったのはグリーンチャンネルの番組内でだったが、合田直弘氏から母の名前を聞いたとき驚いた。

母はメッカズエンジェル」この名前を久々に聞いて懐かしさと同時に嬉しさがこみ上げてきた。海外競馬に疎い方だと聞き覚えがないかもしれないが2015~2016年あたりを中心に欧州短距離路線の主役を飾った一頭であり、欧州スプリントGⅠナンソープS連覇等輝かしい実績を残している。

引用元: https://ahonoora.com/meccas_angel.html
引用元: https://ahonoora.com/meccas_angel.html

メッカズエンジェルの父Dark Angelについては国内ではマッドクールを筆頭に海外でも短距離路線を中心に活躍馬をガンガン輩出しているスプリント適性が非常に高い種牡馬である。

2.名種牡馬や名牝にみるスプリント種牡馬の影響力

たかだか重賞勝ち馬一頭出しただけで騒ぎだろとも思われたかもしれないがベッドタイムストーリーに関しては母の2番仔であり、初年度産駒である半姉コンテント(父Galileo)に至っては8月22日に行われたGⅠヨークシャオークス制覇に加え、GⅠ英オークス2着とクラシックウイナーとなっている。

繁殖キャリアわずか5年にしてクラシックウイナー、重賞ウイナーを2頭も輩出している。これはもう名牝と呼ぶにふさわしい実績ではないだろうか。

母父に生粋のスプリント種牡馬がいてクラシックディスタンスで活躍した馬となるとここ最近の日本競馬でも思い浮かぶ馬がいるのではないだろうか。

キタサンブラック(母父サクラバクシンオー)やはりこの馬が真っ先に思い浮かぶ方が多いのではないだろうか。私も当時まさかこの血統、ましてや母父バクシンオーの馬が菊花賞を勝つなんてと今まで培ってきた血統に関する常識を木っ端みじんにされたのは今でも記憶に残っている。

優秀なステイヤーの血統には近くに必ず優秀なスプリンターの血がある。とテシオが言っていたようだが、これが事実だとしたらオークス馬を輩出したメッカズエンジェルには名牝となるポテンシャルはあったという事になる。

種牡馬のキタサンブラックにしてもイクイノックスを筆頭にクラシック戦線の主役級や有力候補となる馬を毎年のように送り出している。

優秀な繁殖となるために卓越したスピード血統というのは牡馬牝馬に関わらず成功のカギを握る重要な要因となっているのかもしれない。

3.ベッドタイムストーリーとメッカズエンジェルの今後を考える。

まずベッドタイムストーリーに関してはおそらくあと1戦年内に使うのではないかと予想しているが、無事に欲を言えば無敗で今年を締めくくってほしいところです。母が古馬になって本格化した馬なだけに今後の成長力も期待できるとなると夢が広がるばかりである。

個人的には短距離界の歴史を塗り替えるような超快速牝馬として名を挙げてほしいと思っている。

メッカズエンジェルに関しては産駒2世代がクールモア所有という事もあるしコンテント・ベッドタイムストーリーを軸に枝葉を広げていってゆくゆくはメッカズエンジェル系なる牝系が世界に広がっていく事を期待している。

それだけの大仕事をやってのけるだけの下地や環境は揃っているといっても過言ではないだろう。

今回は私が好きな馬を知ってもらいたいという気持ちと、血統論ではないですが見解をサラッと述べさせて頂きました。また競馬に関することで考え付いたことや疑問に思ったことに関してあったら記事にして投稿するので是非見てください。

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