きのみと生薬【リンドのみ編】
こんにちは、ぼん℃と申します。
明日、2月3日は節分ですね。最近はやっていませんが、我が家ではよく落花生(殻付き)を撒いていました。拾いやすいし食べやすいから…
さて、節分にちなんで今回は豆感溢れる「リンドのみ」編です。マメ科は割と皆様も耳馴染みあるんじゃないかしら。
テーマ設定の理由については初回記事に記載してあります。
【目次】
①「リンドのみ」と類似生薬
■「リンドのみ」からわかること
■類似生薬の効果/効能
②考察
①「リンドのみ」と類似生薬
■「リンドのみ」からわかること
外見:豆
名称:タマリンド由来?
効果:ポケモンに持たせると効果抜群のくさ技を受けたとき威力が弱まる
「リンドのみ」から得られる情報として、以上のことがわかりました。外見と名称から熱帯アフリカ原産の高木、タマリンドが由来のきのみではないかと考えられます。この「リンドのみ」、お酒の席でよく目にするあの豆に似ていますね。豆としての意識の高い外見に、ある種の感動を覚えます。宅飲みで塩茹でするといいおつまみになりそうだし、私だったら庭に植える。
■類似生薬の効果/効能
その外見からわかるように、「リンドのみ」はマメ科の植物だと考えられます。名称から、おそらくタマリンドがモチーフでしょう。タマリンドの果実は酸角(サンカク)という生薬として用いられています。タマリンドの薬効は中医学やアーユルヴェーダなどの古典医学でも論じられているようですが、今回は現代日本における利用方法について調査を進めました。
日本におけるタマリンドの利用方法、個人的には薬用より食品添加物への利用の印象が強いです。種子の子葉に含有される糖が、アイスクリームなどの添加物(増粘多糖類)として利用されてたり、酸味があるため酸味調味料として料理に利用されていたり。赤褐色のタマリンド色素として利用されることもあります。
その他、緩下剤として用いられる場合があります。これはマメ科の種子や葉を用いた生薬でよく期待されている効果/効能で、代表的な日本薬局方収載生薬としてケツメイシ(エビスグサの種子)、センナ(チンネベリセンナなどの小葉)があります。この辺はよくお茶にして内服されるので、タマリンド茶も緩下作用があるんじゃないかしら。
薬用部位は異なりますが、マメ科植物としてはカンゾウ、カッコンなどが漢方界では超有名どころですね。これらは根を利用した生薬で、解熱・鎮痛・鎮痙作用が期待されています。市販薬でよく聞くのは、こむら返りに「コムレケア」(芍薬甘草湯)とか、風邪のひき初めに「葛根湯」とか。生薬の中でも身近な感じですね。
これらの薬、めっちゃ効くらしいですよ。私使ったことないですけど。
②考察
今回の調査により、
・「リンドのみ」はマメリンド(っぽい)
・マメリンドは食品添加物(増粘多糖類)として用いられる
・マメリンド含め、マメ科の種子や葉は緩下剤として用いられる
ということがわかりました。きのみの効果と結びつけるのが難しい…
増粘剤としての役割があることやパルプ質(繊維)に包まれていることから、衝撃を吸収しそうな予感がしたんでしょうか。そう言われればそんな気がしなくもなくもなくもない…のか……?
さて、最後に今回の調査を一言でまとめると、
結論:うんちぶりぶり
以上でお開きにしたいと思います。
もし考察してほしいきのみがおありでしたら、コメント等で仰っていただければ調査します。
今後も暇なときに続けていきますのでどうぞよろしくお願いします。