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2年前の記事を完成させてみる

さっき決意表明したのでさっそく2年前の下書きを完成させようと思います。
私は現在ドイツで生活をしています。まさかドイツ語は勿論、英語さえも話せなかった私が、こんなにも長期間ドイツで過ごすことになるなんて思ってもみなかった。私にはかなえたい夢があり、何より生まれ育った故郷が大好きだから。でも、失敗だらけでも挑戦する気持ちは持ち続けたいし、今後何かに挑戦したい人の参考になれば…と思い、noteにつづろうと思います。また、私の経験や保育観、「にじこ」を知ってもらえたら、私と関わってみたい思ってもらえたら嬉しいと思っています。

きっかけは森のようちえん

私は学生時代、教育学部で野外教育について学び、そこで数々のキャンプを経験し、自然の中での教育活動に魅力を感じていました。勿論、幼い頃からの自然体験は多い方だと思います。田舎で生まれ育ち自然は身近なものだったし、キャンプやクルージングなどを通し非日常体験も積んできました。森のようちえんに出会ったのは大学3年の夏、私は教育実習期間中に大失敗し、自信を無くし、教員になる道を諦めかけていました。そんな時、先輩から「森のようちえん全国交流フォーラム」があることを教えてもらったり、「土の匂いの子」という本を渡されたりしました。フォーラムの参加締め切りが過ぎていたため、その年の参加は叶わなかったけれど、その翌年からワーキングホリデーに行くまで毎年欠かさず参加するようになった。本は無我夢中で読んで、先輩に返した後、すぐさま自分でも購入、ここから、森のようちえんの魅力にどっぷりはまっていきました。

北欧・ドイツの森のようちえんに憧れて

当時、森のようちえんに関する本を読み漁り、「北欧の1人のお母さんが自分の子供を森に連れて行ったことがきっかけで森の幼稚園が広がった」「ドイツ語のWaldkindergartenを直訳して森のようちえんと名付けた」といった内容をよく見ました。単純な私はいつか本場の森の幼稚園を見に行きたい!留学したい!大学院に進学して在学中に見に行こうと思うようになりました。でも、そんなとき、またしても失敗するのが私。大学卒業の年の年末、前十字靭帯断裂という大怪我をして、大学院の1年間をリハビリに費やす大失態をし、休学する度胸もなくヨーロッパは憧れのまま就職をしました。

波にのるタイミングがくる

今考えると初めて勤務した地域の公立園の仕事も楽しかったし、やり甲斐も勿論あったし、選択は良かったと思っているけれど、悶々とした日々でもありました。そんな社会人2年目には私をドイツに動かす出来事がたくさんありました。1つ目は、デンマークスタディーツアーに参加し新たな友達ができたこと、2つ目は保育感の違いからベテラン保育士さんと溝が深まり、私はその園で孤立し耳が聞こえなくなる事態に、3つ目はそれが原因で3月に退職、そして最後に長年ドイツに住んでいた叔父が病気で倒れてしまう事件が発生しました。きっかけはアレでしたが、タイミングよく仕事がなかったので、叔父のお見舞いに初めて渡独し、その際にドイツでの生活を助けてくれるという方々に巡り会えました。そして今までのグダグダが嘘だったかのようにトントン拍子でドイツへのワーキングホリデーが実現しました。

「2年前の記事を完成させてみる」は、ここまでにして、ワーキングホリデー編はまた次回書こうと思います。

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