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ご覧頂きありがとうございます。

片付けのプロ 株式会社レガーロです。

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今回は「社名の由来」についてです。

弊社はRegalo(レガーロ)といいます。

レガーロとはイタリア語で「贈り物」という意味です。

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贈り物というと嬉しいような楽しいような明るい

イメージがあると思います。

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弊社は亡くなられた方のその後の片付け「遺品整理」を

主な仕事としております。

故人様からの最期の贈り物を私達が見つけて

ご家族にお渡ししたい、という想い

Regalo(レガーロ)と付けました。

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遺品整理は家族が亡くなられた後に

使用していた物を処分、保存(形見分けなど)、

整理していく仕事です。

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遺品整理ではその方が生活していた人生を、

想いを、スタッフ全員が疑似体験をしながら

整理をします。疑似体験とは趣味の物、

壁に飾られた物、手帳、日記、カレンダーなどの

予定、引き出しや冷蔵庫、押し入れの中

通院記録、薬、飲み物、食べ物、生活習慣など

からどんな性格で、何を大事にしていて

何を糧に生活していて、何を考えていたのか

おおよそ把握出来ます。

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家族からは「好き勝手に生きていた」と言われていた

故人様。しかし生活は好き勝手に生きていたわけでは無く

白内障により長くつとめた運転手の仕事を辞めざるを得なく

なりその後体調を崩し、通院していて、それでも

「人様に迷惑は掛けてはいけない」という

言葉を壁に貼っていた方。

全部捨てて下さい!勝手に一人でアパートで死んで。葬式代も

出してやった。正直迷惑だったんです、という家族。

しかし、冷蔵庫の中は納豆と豆腐だけ。服は数えるくらいしかなく

スーパーの値引きされたスパゲッティーに手を付ける事無く

亡くなられていました

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故人が小さい時の家族の集合写真が枕元に飾られて

いたことも、交流のあった時の

家族からの手紙を大事にとって

いた方もいらっしゃいました。

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全部のご家族、故人様がこのようなわけではありませんが

遺品整理という仕事は「寄り添う」だけのきれいごと

だけでは成り立たない仕事でもあります。

それは、「亡くなってしまって悲しい、辛い、

きちんと供養しないといけない」という

故人を弔う気持ちに差がある方もいるように

感じられます。

それが悪いというわけではなく、

家族が長い歳月の中、様々な背景と関係が

あります。それは私達スタッフには分からないことです。

長く介護をしてきて、「失礼だけどやっと解放された」

という方もいらっしゃいます。それだけ大変で

それだけ言葉では表せない苦労や想いがあります。

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「全部捨てて!」

と言われていたご家族様。

枕元の家族写真をお渡しすると言葉に詰まって

いらっしゃいましたが、

「私と兄(故人)でこの写真を撮る時

写る場所で揉めたんです。もう忘れてしまって

いましたが、兄は覚えていたんですね...」

思い出話しをして下さいました

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全部捨てて欲しいとのご依頼でも

弊社は故人と家族の想いを見つけ、繋いでいきたいと思います。

これが「故人からの最期の贈り物」です。

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片付け、遺品整理、特殊清掃

株式会社Regalo(レガーロ)

福島県郡山市菜根5丁目9-16柳沼ビル2階西

TEL:024-953-6184

メール:ihin.regalo@gmail.com