事例紹介:賃貸の遺品整理
以前、解体することが決まった実家の片付けを
依頼頂いたお客様からの再ご依頼でした。
実家から賃貸に引っ越しをして
一人暮らしをしていたお父さん。
テーブルには
★子ども達の連絡先
★メガネ
★メモ帳
★診察券
★賃貸の書類
★サン○オの電卓
★民生委員の連絡先
★子どもの名前が書いてある野球ボール
などがありました。
全てお父さんの大事な物。
電卓はお父さんが買ったわけではなく
子ども(お客様)が買われたものだと直ぐにわかりました。
野球ボールはお客様が小学校の時に
使っていた物。握力を下げない為にぎゅっぎゅと握っていたそうです。
(お客様後日談)
住んで数年で全体的にキレイでしたが
キッチン、トイレ、浴室、浴槽、洗濯パン(洗濯機を置く台)、
排水溝など、ぬめりやカビ、ほこりなどで汚れていました。
賃貸で家族の皆様が気にされるのは、「原状回復」で返却すると
いう点です。もちろん借りた物を元の状態で返す事は
契約書にあることです。
ですが、キレイな状態を保つために
勝手に掃除をしたりすることはいくら家族でも
できない場合が多いでしょう。
そうなると汚れは蓄積してしまうので、退去の際に
掃除が必要になります。
弊社はハウスクリーニングのプロではありませんが
家族の負担や、部品交換をしなくても良いように
できるだけキレイに掃除する事を最終目標にしています。
賃貸でしたので、管理者の方の確認が入ります。
その後、全体的にキレイだったため、確認が直ぐに終わりました!
というお話をお客様から聞く事が出来ました。
こういった瞬間はとても嬉しくなります。
もちろん、遺品整理はキレイにする事がメインではありません。
お父さんがどんな気持ちで過ごしていたのか、
何を食べていたのか、どんな事を思っていたのかなど
私達が感じ取った事を家族に話す事が大事な仕事です。
それには「ただ片付ける」だけでは、何も感じません。
家族になった気持ちで、遺品を触らせて頂く気持ちで
「これは保管した方が良いか」「これは本当に処分しても良いか」
それを考えられる力が必要です。
見積もりは無料です。
ぜひお気軽にお見積り御連絡下さい。