無線ルータ(WiFi)環境の仕組み整理
先日、関東は凄い雨と雷だった。雷で一瞬停電してからネットが繋がらなくなり、四苦八苦したので今後の為に家庭のWiFi環境の仕組みを簡単に整理したいと思います。
家庭のWiFi環境は以下の流れで、インターネットとパソコンやスマホを繋いでいます。
ISP(インターネットサービスプロバイダー)
インターネットに接続する業者。
実際にやっていることはグローバルIPアドレスが設定されている通信機器を持っていて、利用者とインターネットの接続を仲介しています。モデム
ISPと家庭の通信環境を繋いでいる機器で、やっている事としては、ISPからモデムまでは一般的には光回線で接続されている為、光信号で通信が行われています。
光信号のままでは、無線ルータやその先にあるパソコンやスマホと通信する事が出来ないので、光信号から電気信号(デジタル信号)に変換を行います。無線ルータ(WiFi)
インターネットとパソコンやスマホとの通信を仲介する機器になります。
補足)
モデムには、UNI(User-Network Interfase)のランプがありましてランプの状態により以下の状態を表します。
緑色点滅は通信業者(NTT等)との接続確立中
緑色点灯は通信業者業者との接続確立
次に、無線ルータには、モードが3つあって
ルータモード:モデムに繋いでパソコンやスマホとWiFi接続をするモード
ブリッジモード(AP):ルータに繋いでパソコンやスマホとWiFi接続をするモード
※1)モデムの中にはルーター機能を備えた物もある為、その場合は無線ルーターはブリッジモードで起動する必要があります。モデムがルータ機能を備えているかどうかの見分け方は、モデムの背面にLANポートが複数ある場合はルーター機能を備えていると思われます。中継器モード(WB):既に無線ルータがある場合、既存の無線ルータ(親機)に繋いでパソコンやスマホとWiFi接続するモード
これらのモードの切り替え手については、設定で変更する事が可能で、Buffaloを例にすると無線ルータの背にある、自動設定とルータモード設定の二つのスイッチで切り替える事が可能です。二つのスイッチの関係性は以下の構造となっています。
自動設定でAUTOにすると、自動でモードの切り替えをしてくれるので便利ですが、Buffaloの場合どうも動作が不安定な場合があるという事で、MANUALでモード設定を固定にした方が動作が安定するというレビューがいくつかありますので、自分の環境を確認した上で適切なモードを手動で設定された方が良いと思われます。