なんの役に立つのかわからないけど、ノイバラの実採取、種まき
ノイバラの実を採取した。この実から種を取り出し、播いてみようと思う。
いつものことながら、何に使うのか。
たとえば、
ノイバラの実生苗は、バラを接ぎ木する台木として使われます。
あるいは、
成長したノイバラの木の実は、ローズヒップティーにもなるようです。
しかし、バラの育種家でもないのに、台木育ててどうする。
また、気の遠くなる作業になりそうなローズヒップティー。製品に仕上げるの、大変そうです。
私は有用植物に興味があるので、利用の目処が立たないと、育てるのも食指が動きにくい。
でも、なんかやってみたい。
何も考えず、採取開始。
直径5ミリくらいの赤く丸い実を自生地から摘み採り、実から種を取り出す。
種のまわりに、発芽抑制物質が含まれているため、種を水洗いする。
それにしても、この発芽抑制物質は何故含まれているのか。
それは、仮に親木の株元に実がそのまま落ちた場合、発芽抑制物質のせいであまり発芽せず、親木を脅やかすことはないが、対して鳥に食べられ糞に混じってどこかに落ちれば、その新天地では発芽することができる、という種の生存戦略のゆえかもしれない。
水洗いした種は、種まき用土を入れた播き床に播く。
ところで、種播きが超下手くそなため、うまく発芽するかどうかわからないけど、発芽したらしたでどうしよう。しかも、そんな時に限って、発芽率が高かったりして。
ああ怖い。いつもながら、無謀。