田舎暮らしならではのフリマアプリ出品物③梅の枝
前回と前々回では、田舎暮らし特有のフリマアプリ出品物として、キウイの蔓と柚子の種について書きました。今回は第三弾。
③梅の枝
梅の枝?ってつまり、梅の剪定枝です。
梅は年賀状を出す前(12月中)に剪定を終えましょう、とよく言われます。が、例年、年末が忙しく、私が梅の剪定をするのは1月です。
梅の剪定枝で、花芽(蕾)がついたところは、ズバイ(頭梅)と言っていわゆる枝ものとして売れます。
花芽のついた枝を、水に活けて、乾燥していない暖かいところに置いておくと、徐々に花芽が膨らんで、梅の花が咲くからです。
12月中に剪定して、うまくやると、お正月の花として売れます。
が、その後の時期でも、花のない季節に春を感じたい方がたくさんいらっしゃるのでしょうか、早春の花として人気です。
注意点としては、
花が咲いてしまうと送るのが困難になるので、蕾がふくらみかけた状態で出品します。蕾があまり大きくなると、触るとポロポロ落ちるので、適期を見極めましょう。
私の場合、厚さ3cmのA4くらいの箱を用意し、その箱に入る長さに梅の枝をあらかじめ切り揃えておきます。売れたら、梅の枝の切り口を保湿し、箱に入れて発送(フリマアプリならではの非情な送り方)です。
この方法は暑い時期には使えませんので、私は花は梅の蕾枝しか売ったことがありません。
40本700円(うち送料210円、箱代20円、フリマアプリ手数料70円)でした。
花芽のつきが良い部分だけ選んで、切り揃えたりする手間に対して、利益はそれほどありませんが、売ってみてわかることは、花というものは、人を喜ばせるもののようです。
花のない時期というのもあると思いますが、反響があると、励みになり、今年も出品しようかなという気になります。