
小学校の就学相談記録④~学校訪問【当日】編続き 支援級見学
※記憶を半年ほどさかのぼって書いています。当時のメモをもとにしていますが間違いがあったらすみません。
応接室で小一時間ほど教頭先生とお話をし、情緒級への就学がほぼ確定した我が家の就学相談。
流れで支援級の教室に案内していただけることになった。
玄関・教室・廊下・トイレをチェック
支援級の教室は1階の端。校門からすぐのところにあった。
生徒玄関も普通級とは分かれていて、専用の玄関が用意されていた。登校が始まったら、支援級の親は毎朝ここまで付き添うことになる。
下駄箱には15人分くらい?の靴が並んでいた。けっこう多い。
教室は玄関の目の前にあり、とても広々としていて、少人数で贅沢に使えているのが分かった。天井からは間仕切り用の長いカーテンがぶら下がっていて、窓辺にはステンレスの手洗い場も備わっていた。ロッカーには生徒のランドセルのほかに何やら色々な教材が収納されていた。ボードゲームや何かのカードなど、我が子の療育先でもよく見るようなものだ。黒板も、普通級の教室は見てないから違いは分からないけど、デジタル時計やタイマー、表、写真などが貼られていて視覚的に分かりやすい工夫がされていた。
廊下にはコートをかけるフックがずらり。体操着袋と給食用と思われる白衣?などがかかっていた。
廊下の奥は1年生の教室が見えた。交流級へも移動しやすい配置だ。
トイレも教室のすぐ近くにあり、明るく開放的で商業施設のトイレのように立派だった。校舎自体はだいぶ古いのでここだけ改装してくれたのだろう。ありがたいことだ。ただ休み時間は混むんですよねぇ…とのこと。特に男の子で小便器が使えないとだいぶ待つらしい。奥の普通級のトイレも使えるが、そちらはあまり新しくはないとのことだった。
先生の人数と雰囲気
すごく多くて驚いた。記憶がちょっと薄れてしまっているけど、たしか、1つの教室で黒板前に2人、後ろにも1人。さらに、胸にネームプレートを下げた若い先生が別に2人いて、こちらは実習生かスクールアシスタントさん?かもしれない。
ネームプレートの先生の1人は廊下をふらふらしていた男の子に付き添っていた。その様子がとても自然で慣れた風だったので、親としてはすごく安心できていいなと感じた(我が子もふらふら系なので…)。
たまたま音楽の授業中で、情緒2クラス合同でやってたのかな?教室はとても賑やか。
先生も元気はつらつという感じで、上手に盛り上げていた。
隣の知的クラスは国語をやっていて、こちらは静かで落ち着いた様子。個別指導塾のように先生が生徒の机の脇にしゃがんで手厚く教えていた。
子どもたちの年齢層と性別・雰囲気
子どもたちの学年はさまざま。でも低学年の子が多かった。
低学年が目立つのは、交流級でうまく過ごせるならそちらに移れると聞いたので、途中で転籍していくのだろうか?
男女比では男の子の方が若干多かったかもしれない。(勝手な印象で女の子は少ないと思ってたけどそこまでいないわけでもなかった)。
みんな思い思いの楽器を持ち、鈴やカスタネット、鍵盤ハーモニカなどを先生の手拍子に合わせて鳴らしていた。すごくのびのびとしていて、かつ一体感もあり、いいクラスだった。
療育センターでの説明会で、学校見学のポイントとして「本人の適性に寄り添った指導がされているか」というのがあったけど、多分できてそうな感じ。
この場では聞きそびれてしまったけど、教科書やワーク、プリントをどういう基準で選択してるかを聞いても良かったかもしれない。(普通級と同じものなのかとか)
支援級の先生にご挨拶・通学路チェック
授業が終わって休憩時間の合間に教頭先生が支援級の先生を紹介してくださり、あらためてご挨拶した。
ベテランのしっかりした先生で、この先生なら安心と思う反面、異動がちょっと心配になる。
我が子も、名前と年齢だけは話すことができた。
見学中何度か耳をふさいでいたので「大きい音が苦手なのかな~?」と聞かれ、そうなんです、と子供の特性に関する話を少し交わす。入学前に支援級の説明会があるのでそこでまたお会いしましょう、と言われ就学相談は終了。合計で1時間30分ほどかかった。
帰り際に、さっと学校付近の道路もチェックした。自宅と学校はそんなに遠くないが、何かトラブルが起こって車を出すこともあるかもしれない。幸い学校の周辺は道路が広い上に車通りも少なく、駐停車しやすい環境だった。
次回、就学相談について周囲から直接聞いた話編に続く。(更新ゆっくりです。)