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易占いの学び方 / 講座のご紹介


はじめに

今、会社員をしていますが趣味と実益を兼ね、易の占い師や占い講師をしています。
本日は、私の占い講師としての活動、つまり、講座のご紹介をさせていただきます。

まず前提として。
私が、講座をつくるときにいつもイメージしていることがあります。
それは、私より一歩か二歩だけ後ろを歩いている方に向けて、
「こうすれば、ここまで来れるよ。」と
教えてあげる。
そのつもりで講座を作成するということです。

言い換えれば、私の講座はすべて、
「私は、こうやって易と易占いを学んできたよ」
「こうすれば易がわかるようになるよ(と思う)」との想いと表裏一体となっています。

ですから、今日のテーマは、「(私が考える)易占いの学び方」が表テーマで、
裏テーマは「私がやっている講座紹介(受けて~!)」とさせていただきます。

さて、私が考える「易占いの学び方」は大きく
第一段階:基礎知識を習得し、自分で易占いができるようになる
第二段階:実占の経験を積み、占例集を読む
第三段階:研究会に参加する
第四段階:他人を占う、占い師としてデビューする
の4つの段階があります。

ただし、現在の私の講座は第三段階までしか用意していませんので、この第三段階までの学び方を独断と偏見を交えつつご紹介します(ただし、第三段階まで行けば、第四段階はすぐ目と鼻の先です)

第一段階:基礎知識を習得し、自分で易占いができるようになる

易経を占いの視点から学ぶのであれば、知識として学ぶだけではなく、まずは自分のことは自分で占えるようになることが第一の目標となります。

独学で学ぶ場合は、信頼のおけるオーソドックスな入門書(サンマーク出版「黄小娥の易入門」黄小娥著、「入門易占い」竹田佳央梨著)と教科書(朝日選書「易」本田濟著又は岩波文庫「易経」高田真治)を買って、基礎知識を習得することが必要です。八卦と64卦の名称と意味を理解することが必須条件です。

入門書(サンマーク出版「黄小娥の易入門」黄小娥著、「入門易占い」竹田佳央梨著)があれば、当てはめることで占いの結果を自分なりに求めることができます。
けれども入門書は、わかりやすいですが具体的過ぎるため、占的によっては当てはまらないものが出てきます。また、場合によっては「当てはめ」だけで結論が外れ、その原因がよくわからないということがあります。
要は応用が利かないことがあります。

教科書(朝日選書「易」本田濟著又は岩波文庫「易経」高田真治)は難しいですが、教科書から考える(「当てはめる」ではなく)ことで、応用を利かせるための基礎体力をつけることができます。

ですから、私の講座では朝日選書「易」本田濟著を教科書として指定しています。
大事なことは、この本に書かれていることをすべて理解することではなく、占いの際に、活用して判断の助けとすることです。

私の講座「占いながら易経を学んでいく講座①「どうやって占うの?編」では、何も易占いを知らない方が、易経と易占の基礎を知り、自分のことを自分で占えるようになるための基礎知識をお伝えしています。


講座はこんな感じです。


第二段階:実占の経験を積み、占例集を読む

「占いながら易経を学んでいく講座①「どうやって占うの?編」を受講し、ごく基本の知識を習得すれば、あとは実占を積むことです。
占例集をいろいろと読んでみても良いでしょう。

但し、占例の中には、自分がこれをどう応用すればいいのかわからないと思われるモノも散見されます。
もちろん実占を数多く積むことで、自分なりの感覚を研ぎ澄ませていくのが王道ですが、着眼点があります。

とくに易経の漢字が多いことに圧倒されて、「卦辞、爻辞を理解しないといけない!」と思いがちですが、実はそれより前に(それと同時に)、卦の見方、着眼点を押さえておくことが、易占上達の近道であったりします(現在、易占をされている占い師様の中にも64卦の卦辞はまだしも、384爻をそらんじれない方の方が多いと思います。私もできませんし、そこに向かって修行中の身です)。

そこで私の講座「占いながら易経を学んでいく講座「いろんな卦の見方編」(全4回)では、
卦の見方の着眼点を10に整理してみました。
これは大きく①得卦をじっくり見る方法(6つ)と、②得卦得爻をいろいろな角度から見る方法(4つ)に分かれます。

これを頭に入れて使いこなすことで実占がやりやすくなり、また、卦辞をより深く理解しやすくなります。

さらに「占いながら64卦に習熟する講座」を現在、1卦1卦ずつ実施しています(2024年11月1日現在 4講座実施)。
これは、卦の見方の着眼点10(実際は7つ)を、一つ一つの卦にあてはめて、視点の使い方を確認しています。

「占いながら64卦に習熟する講座」はこんな感じで進みます。

すべての講座を受講いただく必要はないと思っています。
「占いながら易経を学んでいく講座①「どうやって占うの?編」受講後は、独学で実占を積み重ねても力はつきますし、
「占いながら易経を学んでいく講座「いろんな卦の見方編(全4回)」を受講した後は独学で実占を積み重ねるということも想定した講座の設計となっています。

なお、上記講座のうち既存の何らかの講座を月1回ストアカにて実施(2時間~2時間30分/3000円/1回)しています。開催講座はリクエストに応じています。ただ、本業との関係で、ライブ講座は月1回(あっても月2回)以上はできません。
そこで、上記過去のアーカイブ全動画見放題(8本 1160分)/ 全資料ダウンロードし放題の月額サービス(月2000円)も設けております。急いで学びたい方はこちらで早く習得いただいております。

また、単発動画の販売(1動画1500円/資料ダウンロード)も動画販売サイト「まなつく」にて受け付けております。

さらに、講座資料の製本販売も行っております。これは講座/動画の配布資料と同じです。ご自宅に印刷機がない方向けのサービスです。

第三段階:研究会に参加する

自分で占って、一応の判断が出せるようになりましたら、研究会に参加してみましょう。

研究会で、自分で占い、判断した卦爻について、他の方の見方に触れることで刺激を受け、易の深みや学びの楽しみを増すことができます。また、時間を区切ってその場で判断を出すという経験は、シャープで深い判断をだす訓練になるとともに、将来、占い師になるための練習ともなります。

私もストアカで、易占実践会を開催しています。
易占実践会では、zoomで皆さんの発言を録音し、易の基本知識(本田濟先生「易」など)で一部補足修正したメモ(「備忘メモ」と呼んでいます)を後日(3週間以内)お送りしています。「メモの自分の発言を後で読み直したら、すごく勉強になった。」という感想もいただいています。

易占実践会2023年の内容はアマゾンにて販売中です(発言者は匿名にて記録)。
ペーパーバック 924円
kindle 300円
kindle unlimited 対象

なお、私の講座は、毎回コイン(10円玉5個、100円玉1個)を使った三変筮法で講座参加者の方に占っていただく時間を設けています。
別途、筮竹の使い方を学びたい方向けに「筮竹のつかい方」講座をリクエストがあれば開催しております。


さいごに

講座を運営しているときにいつも意識していることがあります。

それは講座を受講された方が、知識や技術の習得だけでなく「よし、易を勉強しよう!易占いをしよう!」とモチベーションを上げていただくようにすることです。

私は身体を動かすのが苦手ですが、運動のためヨガ教室に通っています。
教室に通うと、身体は気持ちいいだけでなく、「よし、明日から運動しよう!」という前向きなモチベーション、パワーをいただきます。

易の面白さ、深さを感じていただき、一緒に楽しんでいただく、そんな講座をこれからも開催していきます。

以上、とりとめもなく長い宣伝となってしまいました。最後まで読んでくださりありがとうございます。

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