見出し画像

職場がキッザニアです

キッザニアで働いているという意味ではない。職場(厳密には自分の所属するチーム)がキッザニア体質である。
やってる感出すのは上手いんだけど、実際にやってる内容が上辺をなぞっているだけでおままごと感が強い。

それなりの専門家、いや、まともに社会人をしたことがある人ならすぐに底の浅さというか詰めの甘さに気付くと思う。
でもそれを指摘するのは御法度みたいな空気がある。
その場の空気を悪くする人が悪で、ウェーイで済ませられる人が正義みたいな。
要はトップがそういう考えで話が通じないので、それに迎合する必要があるってことです。

まず基本的に物事を整理整頓しない。色んなモノや情報がとっ散らかっていて、本来どういう状況だったのかとかどういう経緯で現在の状況になっているのか誰も説明できない。

次に、ネガティブな事象に対して真正面から受け止めない。なんだかんだ言い訳?というか無理矢理ポジティブな事象に転換させて?それで終わりにする。
当然問題点が解消されないので、しばらくするとまた似たようなネガティブ事象が起きる。ネガティブ事象は時間が経てば自然消滅するとマジで思っている。

はじめのうちは、大人のビジネスの場としてあるべき姿へ、、、と軌道修正を試みた事もあったが、1年ぐらいでそれはやめた。
繰り返しになるが、トップが根本的に話が通じないタイプだった。
仕事に対するマインドや価値観が違うし、想像力が欠けているので何がリスクになるのかもそもそも理解していない。
何を言っても無駄であり、徒労であり、結局自分が傷つく羽目になったりもする。

なので上司およびそれに迎合する同僚らとは適度に距離を置いて、自分のテリトリーの仕事を淡々とこなすことに徹するようになった。

距離は置きつつも、自分の軸は持っている事は伝わるようにしている。
具体的には、誰の立場から見ても自分の仕事の方針ややり方に正当性がある事をいつでも説明できて、納得させられる自信はありますよという姿勢を崩さない。
変に媚びたりもしない。
ウェイウェイ言ってても会社のため、社会のためにならない。

これは敵対心とは別物という認識だが、キッザニア集団にこれが伝わっているかどうか。

もう少し若い頃は自分を俯瞰で見て、RPGの別キャラみたいに別人格作って、それを動かしつつ仕事できたりしてたけど、だんだんそういう器用なことするのが難しいというかめんどくさくなるのよな。

いいなと思ったら応援しよう!