❪お気入神社①❫穏和なお人柄の83代土御門天皇火葬塚と阿波神社。
徳島県鳴門市の市街地から主要道路沿いに自家用車で西の方に向かっていたら、阿波神社と言う大それた名前の神社があり、立派な石柱が目に入ります。駐車場も止めやすく、お詣りすることにしました。
この神社の前に、大阪や奈良ではたまに見かける御陵があります。
こんなに宮内庁の看板がある御陵は、徳島県では珍しいような気がします。
ここは、土御門天皇火葬塚。
あくまでも火葬塚で、御陵は、京都府長岡京市にあります。
その火葬塚の横に阿波神社はあります。
この阿波神社の御祭神は、第83代天皇土御門天皇(1198~1210)とし、
徳島県唯一の官幣大社となる予定だったそうです。
それは、戦前の日本。第二次世界大戦が始まり、終戦。終戦をむかえた日本では、土御門天皇をお祀りし、官幣大社とすることは、GHQが許すはずがなく、神社は建設されました。
なので、御祭神は空っぽ?(噂?)
当時の天皇、昭和天皇も分霊されているとの噂もあるよう。
地元では、天皇さんと呼ばれているのです。
また、皇室のファンの方がお詣りされているところも拝見します。
由緒書きによると、今の状態は、御祭神のようです。
どう言う経緯かでご祭神になりえたのでしょうか?
実際にお邪魔しました。
阿波神社と、大それた名前なだけあり、非常に立派な神社です、拝殿の前が広くて、砂利がひき詰められ、橿原神宮や明治神宮などと同じような造りのような。
それでいて、あまり人気(ヒトケ)がないおかげと、土御門天皇のお人柄(実際にはもちろん存じ上げませんが)によるものか、静寂さが身に染みます。こういうお人柄憧れます😅
皆さんも足を踏み入れてみて下さい、心洗われます。
この阿波神社がある、元には、丸山神社と言う神社があったらしく、ここらへんにあったのでしょうか?
この神社は、今近くの大麻比古神社の末社として、立派に存在しています。
確か橿原神宮の横にも丸山ってところかあったような、天皇の横に丸山がある意味って何かあるのでしょうか?勝手な妄想です。今度は、丸山神社にも、行ってみたいものです。