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ここにオオゲツヒメが降臨されて、全てが始まりました。
前回、「今の阿波の一宮は、大麻比古神社、その前は、上一宮大粟神社。」で阿波の上一宮大粟神社のことについて書きました。
*神山町の入口に着いたオオゲツヒメ、ここは、船盡比賣神社
今回の上一宮大粟神社訪問は、上一宮大粟神社の歴史を色々勉強してからです。まず、徳島市入田町から神山町に入りました。
上一宮大粟神社のご祭神オオゲツヒメが船に乗って川を遡って着いた所あたりだそうです。対岸には、船蓋神社があるそうです。
船盡比賣神社は、交通量が多い県道沿いに素朴で落ち着く小さな神社。バス停が目の前、田舎のバス停が神社と合ってます。
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*地元の風習オフナトさん
これから入っていく神山町では、❪オフナトさん❫と言って丸いコロコロした石を、このあたりで取れる阿波の青石などで祠を作って中に祀る。風習があるようです。これは、神の依代、御神体になるようで大切にされています。また邪気邪霊にもなるようです。
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そんなオフナトさんの名前は、ここ神山町の入口と、徳島市入田町の端にある船盡比賣神社(フナバテヒメ)から名前がとられているみたいです。
阿波は、ここから始まりました‼️
*第1に、大粟山頂上、天辺の丸に降臨
さて、これからは、今回の目的地、オオゲツヒメが降臨した大粟山頂上、天辺の丸にある、祠と立石。
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まずここに降臨。
山の頂上では、街の喧騒が全て丸見えで恥ずかしい?ので、登り口にある鳥居付近に降りてこられました。
*第2に、下りてこられました ❪車を停める場所あたり❫
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ここから、徒歩で登れるかたは、それがいいでしょう。雰囲気味わえます👌
横から普通車でも登って行けます。
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今度は、あまりにも、街の喧騒が近いので少し上に
*第3に、中腹に、上がられました ❪現在場所❫
そして今の場所にご鎮座されました。
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渦潮からやって来たんでしょうか?
①天辺の丸に降臨
↓
②上り口の駐車場付近に移動
↓
③今の場所
とここ上一宮大粟神社は、大粟山を御神体として、ずっと神山町を見守ってくれています。
そんな過程を経てここ大粟山にご鎮座されていますが、
*なぜどのようにして阿波へ?
なぜ、阿波にやって来たのでしょうか?
妄想ですが
イザナギ、イザナミ、の子であるオオゲツヒメの産まれた場所は、普通に考えるとイザナギ、イザナミ、が居住していた現在の淡路島南部でしょう。そこでの子なのですから、淡路島か、徳島県北部の鳴門海峡付近でしょう。
そこで、阿波、徳島県の地理を思い浮かべながらお話しします。
鳴門海峡付近で産まれられた五穀の神様オオゲツヒメは、五穀がよく実る肥沃な地を求めて
①吉野川河口付近から、緑を求めて上って行きます。
↓
②吉野川河口から上流へ向かい、まず一番初めに、鮎喰川に着き鮎喰川を上って行きます。
↓
③ここは、阿波の中心だった国府町、ここには沢山の遺跡や土器、古墳などが出土しています。
なぜ教科書やお偉いさん方が取り上げないのか不思議です。
↓
④緑いっぱいの肥沃な大地がありました。
徳島市一宮町、入田町。
そして、徳島県名西郡神山町。
この神山町は、鮎喰川の上流の入り口ぐらい~源流あたりまでの約175平方メートル殆ど山林で1000m級の山に囲まれ、山間部でも水が出るため、傾斜地でも居住が可能なので、山肌にも集落があったりします。また農業も可能、焼畑農業が行われていたようです。
大粟山は、鮎喰川の支流、上角谷川の中流域で殆ど単独峰。
こうしてオオゲツヒメは、阿波の大粟山に降臨されたのでしょう。
そして大粟山近辺に降臨し、
上記に書いた第1~第3工程を経て、今の上一宮大粟神社があり、ここから阿波の国が始まりました。
阿波の国=オオゲツヒメ=五穀の神様=食物の神様=人間にとって必要不可欠。
何故阿波の国神がこんなに大切な女神様なんでしょう?
-まとめ
オオゲツヒメは、
・古事記にも登場する五穀を司る神様。
・天照皇大神のお世話をするため伊勢神宮外宮でも祀られる神様の源流。
・人間が生きていくのに必ず必要な食事の神様。
・今回は、
そんな大切な神様が降臨された上一宮大粟神社の源流へ向かいました。
あくまでも妄想です。
オオゲツヒメと言う女神が実際に存在して、ここにかかれたように、鳴門から船に乗って吉野川、鮎喰川、上角谷川、を遡って大粟山に空を飛んで降臨、そして五穀を広めた。とは物理的に考えられません。せめて現在の文明では。
農業文明などが入ってきた事実を擬人化しているのだと思います。古事記って殆どそうでしょうけど。阿波に入った文明など❪これがオオゲツヒメで擬人化❫のおかげで、食物が新鮮で美味しいんだ、との根拠にもなりますね。
上一宮大粟神社へ参拝される方、
今度は、大粟山の天辺の丸まで足を運んで、何かを感じませんか?
現代アートも見れます~。
しかしこの現代アート200年後の考古学者が見たら驚くでしょうね❓️😱