【宇宙人】その1:縄文人にプリウスはデザインできない

 UFOで有名な形は古くはアダムスキー型がある。これは後にトリックの可能性を指摘されているが真偽は不明だ。
 皆様の見解はどうだろうか。私はこのアダムスキー型は有り得ないと考える。理由はこうだ。

 異星人なら他の恒星系からやってきたと考えるのが妥当だろう。仮に10光年先の恒星系からやってきたと仮定する場合、現在の地球の科学レベルのロケットで行くとするなら何年位で到達できるだろうか。
 太陽風の届かないところまで到達したボイジャーは、150天文単位のところを飛行しているらしい。しかし太陽系の外縁とされているオールトの雲の最外縁は10万天文単位とされている。現在の速度である時速6万kmでボイジャーが進むのであれば、オールトの雲を抜けるのに、まだ2万8千年ほどかかる。これが10光年先となると、18万年か。とても現実的ではない。

 ではあと何年すれば、現実的な旅行期間となるのか。宇宙の歴史は138億年と言われている。ならば1万年も1億年も前に現在の地球の科学レベルに達している星が有っても不思議ではない。なので仮に地球より1万年科学レベルが発達しているとしよう。その時の宇宙船のデザインはどうなるだろうか。私にはとても昭和レトロのアダムスキー型になるとは思えない。ではどうか、それは「分からない」という事だ。現在の地球人に思いつくデザインではない。
 わかりやすく言うならタイトル通り「縄文人にプリウスはデザインできない」という事だ。
その形も推進方法も現在の地球人には思いつかないだろう。

いいなと思ったら応援しよう!