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【遊戯王MD】氷結界デッキ考察【2025/1】【シーズン37マスター1】

MDにて実装当初から使用し続けている氷結界に関する考察を、
自分用と合わせて記述したくなったため、初noteとなります。
展開例や基本的な解説は他の方が既にしているため、デッキ紹介、
各カード解説、対面考察などプレイングに関する内容を記述します。


■デッキ紹介

●コンセプト及び最終盤面に関して

MD環境1月からの新規カードであるプルリアを利用することで、
後攻用の誘発札及び、水属性コストを使用する貫通札
(鬼ガエル、エジルラーン)を多く採用しやすくしたデッキ。
最終盤面※としてはランセア、封魔団、エジルギュミル、
1ドロー、墓地に晴嵐を想定。
※以後は通常盤面と記述。

●必須枠 メインデッキ×29 EXデッキ×8

< 主要札 >×17
・氷結界の霜精×1
・氷結界の鏡魔師×3
・氷結界の封魔団×1
・氷結界の照魔師×3
・氷結界の依巫×1
・氷結界の虎将ライホウ×1
・氷結界の剣士ゲオルギアス×2
・氷結界の紋章×3
・氷結界に至る晴嵐×1
・氷結界の晶壁×1

< 貫通札 >×3
・墓穴の指名者×2
・抹殺の指名者×1

< 誘発札 >×9
・増殖するG×3
・灰流うらら×3
・無限泡影×3

< EXデッキ >×8
・瑚之龍×1
・氷結界の龍 トリシューラ×1
・氷水啼エジル・ギュミル×1
・氷霊山の龍祖 ランセア×2
・氷結界の還零龍 トリシューラ×1
・転生炎獣アルミラージ×1
・海晶乙女コーラルアネモネ×1

●自由枠 メインデッキ×11 EXデッキ×7

< 貫通 >×4
・鬼ガエル×1
・氷水帝エジル・ラーン×3

< 誘発 >×7
・エフェクト・ヴェーラー×1
・ドロール&ロックバード×1
・マルチャミー・プルリア×3
・マルチャミー・フワロス×1
・原始生命態ニビル×1

< EXデッキ >×7
・深海姫プリマドーナ×1
・グレイドル・ドラゴン×1
・魔救の奇跡-ドラガイト×1
・飢鰐竜アーケティス×1
・フルール・ド・バロネス×1
・相剣大公-承影×1
・S:Pリトルナイト×1

■各カード解説(採用理由等)

●氷結界の霜精

・1枚初動からランセアもしくはアーケティス4枚ドローが可能。
 2枚初動で通常盤面が可能。
・妨害をもらった際に、晴嵐で霜精に変換することでケアが可能。
・長期戦で手札0枚時に1枚から動くことが可能。
上記3点から1枚の採用。
※1枚初動がランセアのみ及び召喚権を使用するという点から、
 不採用も検討可能。

●氷結界の鏡魔師

・1枚初動から対象耐性ドラガイト、2枚初動で通常盤面が可能。
・展開の要であり、墓地に送ることでリソース補充が可能。
上記2点から長期戦も見据えて3枚の採用。
ef後はEX水属性S縛りがかかる点は注意が必要。アネモネなど出せない。

●氷結界の封魔団

・魔法を封じることで、相手の展開抑止やサンボル、ライスト、
 一滴、冥王結界波などの後攻捲り札を防ぐことが可能。
通常盤面のために必須ではあるが、初動カードではなく、
晴嵐でSSするカードのため1枚の採用。

●氷結界の照魔師

・1枚初動からランセア及び封魔団、2枚初動で通常盤面が可能。
・手札コストが必要だが、主要札の中で1番1枚初動からのアドが大きい。
・墓地にあることで封魔団の効果コストとなる
上記3点から3枚の採用。
ef後は水属性縛りがかかる点は注意が必要。バロネスが出せない。

●氷結界の依巫

・2枚初動で通常盤面が可能。
・鏡魔師、照魔師の2枚初動の展開にて必須。
・トークン生成効果で還零龍の召喚や、承影の効果起動を行いやすい。
・3枚初動時にバロネスでニビルケアが可能。
・場に氷結界がいることでSS可能=状況次第※で貫通札になりうる。
 ※墓地に鏡魔師があり、アネモネを作れる際など
・イラストアドが高い。
上記6点から1枚の採用。
※初動ではないため、不採用も検討可能。

●氷結界の虎将ライホウ

・モンスター効果時に手札コストを強要する効果による
 ランセアからの妨害要員01。
・エジルラーンのコスト。
妨害のために必須ではあるが、初動ではなく、
手札事故となるため1枚の採用。
たまに通常召喚する時もある。

●氷結界の剣士ゲオルギアス

・2枚初動で通常盤面が可能。
・墓地モンスター効果封じによるランセアからの妨害要員02。
・場に氷結界がいることでSS可能=状況次第※で貫通札になりうる。
 ※照魔師が止められた際にSSすることでランセアが立つ
・鏡魔師ゲオルギアスの2枚初動展開にて2枚必須。
上記4点から2枚の採用。
※手札にゲオルギアス1枚のみという手札事故が起こる可能性が
 あるため、上記展開や長期戦を見据えないならば1枚のみという
 採用も検討可能。

●氷結界の紋章

・名称ターン1がない。
・状況にあった氷結界モンスターをサーチ可能。
上記2点から3枚の採用。

●氷結界に至る晴嵐

・通常盤面のために必須。
・墓地効果によるリソース回復。
・状況次第※で誘発ケアが可能。
 ※霜精もしくは照魔師に変換することで展開。
  増Gを打たれた後の封魔団で最低限の妨害。
上記3点から1枚の採用。
※1枚だけでは初動とならないが、状況次第で誘発ケアが
 可能なため、複数枚の採用も検討可能。

●氷結界の晶壁

・鏡魔師1枚初動時に必須。
・状況次第※で誘発ケアが可能。
※場に氷結界モンスターを蘇生からの展開など。
・長期戦時に墓地蘇生からの展開が可能。
上記3点から1枚のみの採用。
※初動ではないため不採用も検討可能。

●貫通札

・墓穴の指名者
・抹殺の指名者
氷結界は展開系デッキのため増Gを打たれたくなく、
また貫通札も少ないため、墓穴抹殺はフルで採用。

・鬼ガエル
・氷水帝エジル・ラーン
今回のデッキコンセプトであるプルリアを活用するために、
水属性コストの貫通札である上記を採用。

鬼ガエル1枚初動からはランセア、ドラガイトが可能であり、
手札に戻ることでエジルラーンのコストになることも優秀。

エジルラーン1枚初動はランセアのみだが、鏡魔師との
2枚初動ならば、通常盤面が可能。

●誘発札

・増殖するG
・灰流うらら
・無限泡影
テンプレ誘発のため説明不要。

・エフェクト・ヴェーラー
・ドロール&ロックバード
・マルチャミー・フワロス
・原始生命態ニビル
抹殺用に1枚ずつの採用。
※ドロバに関しては、氷結界のサーチが鏡魔師のみという点から
 G受けができるため、複数枚の採用も検討可能。

・マルチャミー・プルリア
今回のデッキコンセプトである新規カード。
水属性であることから先攻でもコストにしやすい点が優秀。
後攻に関しては、手札からのNS、SS対応の増Gだが、
NS対応という点から最低限1枚ドローで手札入れ替えできる点や、
先打ちで後の増Gを通すことができることがある点などが優秀。

●EXデッキ

・瑚之龍(コーラルドラゴン)
展開の下敷き。1枚ドローできる点や、フィールドの
カード破壊できる点が優秀。
アーケティス4枚ドローするときにチェンブロできる点は
覚えておくと良いかもしれない。

・氷結界の龍 トリシューラ
・氷結界の還零龍 トリシューラ
状況にあった除外によるランセア死亡からの妨害要員03と04。
捲り札としてもシンクロ召喚する時がある。
efはランセアefのチェーン1じゃないとタイミングを
逃すことがあるので注意。

・氷霊山の龍祖 ランセア
氷結界デッキにおける切り札。
相手ターンに妨害を呼べる点は言わずもがな優秀だが、
相手モンスターを守備表示に変更できる点に着目したい。

通常盤面において封魔団による魔法封じがあるが、封魔団の
守備力2000を超えるモンスターがSSされた際に、戦闘破壊を
防ぐために守備表示へ変更したい。

自ターンに自ら戦闘破壊されることで還零龍を呼べるテクニックは
覚えておいて損はない。

耐性がないため、ティフォン及びトップドロー泡影は嫌い。

出張ユニコーンや長期戦を見据えて2枚の採用。

・氷水啼エジル・ギュミル
通常盤面にて使用する水属性シンクロレベル10汎用カード。
耐性がないランセアを補うために破壊、除外耐性付与を目的とする。
除外効果自体はモンスター効果を無効にできないが、永続魔法、罠など
を除外して無効にできる点が優秀。

・転生炎獣アルミラージ
鏡魔師1枚初動から使用。破壊耐性付与もたまに使う。
リトルナイトの素材にすることで除外できる点も優秀。

・海晶乙女コーラルアネモネ
水属性2体でLS可能な水属性リンク汎用カード。
活用例としては主に下記の2通り。
 ・墓地の鏡魔師や霜精蘇生からの展開
 ・LSによる鏡魔師墓地落とし
攻撃力1500以下を蘇生のため、照魔師はできない点は注意。

・深海姫プリマドーナ
鏡魔師1枚初動時の中間素材として使用。
ドラガイトに対象耐性付与できるが、プリマドーナを
中間として使う目的は瑚之龍の1ドローである。

シンクロ召喚時に氷結界トークンが1体残っていることから、
ゲオルギアスが引ければランセアを召喚することができる。
エジルラーンならば対象耐性ランセアとドラガイトが立つ。

またプリマドーナ自身の除外カードを戻す効果により、
センチュリオンで採用されるコズブレなどをEXに戻せることがある。
※上記を活用しないならば、必須枠ではないため、不採用も検討可能。

・グレイドル・ドラゴン
鏡魔師からのシンクロ召喚によって4枚破壊が可能であるため、
捲り札としての採用。便利枠。
このカード単体では破壊されないと後続が確保できず、
相手ターンに妨害できない点は注意。

・魔救の奇跡-ドラガイト
鏡魔師1枚初動時などの妥協展開にて使用。
返しターンの魔法罠警戒、3000打点要員、レベル8素材、
ドラガイトefによる運任せバウンスなどの活用方法がある。

・飢鰐竜アーケティス
霜精展開の4枚ドロー、ゲオルギアスとトークンの3枚ドローなどで使用。
主にリソース回復などで使用できるが、相手ターンに破壊することで
妨害できる点に着目したい。

通常盤面においては使用しないが、後続が確保できていないランセアのみ
という盤面において隣に立てることで、ティフォンを破壊できる点が優秀。

・フルール・ド・バロネス
言わずと知れたシンクロレベル10汎用カード。
3枚初動時にニビルケアが可能。また返しのターンに召喚し、
相手の場を破壊効果や、効果無効ができる点が優秀。

・相剣大公-承影
水属性シンクロレベル10汎用カード。
主に耐性持ちを選んで除外、場や墓地カード除外、打点要員として活用。

・S:Pリトルナイト
言わずと知れた汎用カード。アルミラージを使用しての除外や
妥協展開時の妨害要員として使用。

●採用候補カード

枠やコンセプトの関係で採用していないが、自由枠の代わりに
採用しやすいカードを下記に記述します。
・海亀壊獣ガメシエル
壊獣は言わずと知れた後攻捲り札として優秀であり、
ガメシエルは水属性という点から先攻でもコストにできる。

・氷結界の龍ブリューナク、グングニール
それぞれバウンスと破壊ができるため捲り札として使用でき、
氷結界ネームを持つのが良い点。ランセアも見習ってほしい。

・氷結界の虎王ドゥローレン
昌壁をバウンスすることで蘇生の再利用できる点が優秀。

・エニグマスター・パックビット
水属性シンクロ汎用カード。
手札コストが必要だが、墓地効果があるモンスターを永続罠扱いに
できる点、レベル8素材にすることで再利用できる点などが優秀。

・白闘気白鯨(ホワイト・オーラ・ホエール)
水属性シンクロ汎用カード。
攻撃表示の全破壊、モンスター2回殴り、貫通効果、自己蘇生
などのリーサル適正や壁適正が高いカードだと思います。
破壊という点でみればグレイドルのほうが便利だと思いますが、
MDで生成する際はSRであるこちらの方が優秀。

・猛毒刺胞ステルス・クラーゲン
水属性エクシーズ汎用カード。
誘発を打たれた際に、依巫をSSすることで立てることができ、
最低限相手ターンに1破壊と水属性変更という妨害ができます。

・世海龍ジーランティス
水属性リンク汎用カード。
マリンセスでもよく使う展開だが、返しターンにアネモネ後に
ジーランティスを行うことで水属性以外を除去できる点が優秀。

・おろかな埋葬
1枚初動からランセアを立てることが可能。
鏡魔師落としからの展開、依巫落としからのトークン生成、
うららケアなどの活用方法がある。鬼ガエルと違い、水属性
コストを使用しない点が優秀。

・ワン・フォー・ワン
モンスターコストに霜精SSして展開が可能。
貫通札になりうるし、余った誘発札をコストにできる点が優秀。

・おろかな副葬、氷結界
墓地に落とすことでゲオルギアス、エジルラーン、ガメシエルなどが
サーチできるため状況次第で貫通札になりうる。
墓地に落とす方法として副葬の他に照魔師の手札コストで落とせる。
次の自分ターン終了時という長い水属性縛りがかかる点は注意。

・三戦の才、三戦の号
言わずと知れた汎用カード、状況次第で使い分けて貫通札になるのが優秀。

・禁じられた一滴
後攻捲り汎用カード。氷結界において夢幻泡影による着地狩りを
躱したり、鏡魔師コストにして墓地落としできる点などが優秀。

・マジックカード「死者蘇生」
氷結界は場に氷結界ネームがいないとSSできない効果があるため、
状況次第で貫通札になり、相手ターンの妨害になりうる点が優秀。

・嗤う黒山羊(ルンペル・トイフェル)
汎用罠カード。手札に来ても照魔師の手札コストにしやすく、
前述の副葬や三戦の号を採用するならば一緒に採用したいカードである。
相手のマスカン指定だけでなく、ティフォンなども無効化できるのが優秀。

・センサー万別
言わずと知れた永続罠。氷結界は種族がばらけているため採用しやすい。
発動時は鏡魔師のトークン生成がつかえないことは注意。

・拮抗勝負
後攻捲り汎用カード。氷結界は後攻が弱く、先行で来た場合は
照魔師の手札コストにできるため採用も可能。

・クシャ出張、スプライトエルフ
クシャトリラ・ユニコーン、クシャトリラ・フェンリル、
六世壊=パライゾス、クシャトリラ・バース、スプライト・エルフ
などの出張セット。
ユニコーンEX除外及びフェンリル除外の優秀さは言わずもがな。
氷結界において採用する理由として誘発吸い※とエルフがある。
MDでエルフは禁止されておらず、ユニコーンと鏡魔師初動ならば、
通常盤面にエルフを立てて対象耐性ランセアができる点が優秀。
バース素引きでたまに事故になることが悪い点。
※番外戦術だが、MDのスリーブ、フィールドをクシャトリラにすると、
誘発を吸ってくれる確率が上がる(体験談)

クシャを出張した型として7軸トマホーク型もあり、EX枠を圧迫するが、
7エクを作ることで上記エルフ+通常盤面ができ、他に初動があるならば
ウーサでニビルケアできる点が優秀。

●不採用カード

メリット、デメリットなどを検討した際に、
不採用としたカードを下記に記述します。

・氷結界の御庭番
単体で氷結界に対象耐性を付与できる点は優秀だが、
妨害or初動ではなく、優先度が低いため不採用。

・氷結界の伝道師
リリースして氷結界を蘇生できる点は優秀だが、
現状伝道師を絡んだ展開が必要ないため不採用。
今後に期待したいカードである。

・氷結界の守護陣
他に氷結界がいるならば1600以上は攻撃宣言できず、
戦闘破壊を防止できる点は優秀。天盃メタ。
ランセアef2回目の妨害要員や晴嵐SSが有りかもしれないが、
ランセア自身の守備変更、他に氷結界が必要、手札事故
などを検討して不採用。

・氷結界の破術師
封魔団と違い手札コストを必要とせず、他に氷結界がいれば
魔法封じできる点が優秀。
ランセアef2回目での魔法抑止はタイミングが遅い、他に氷結界が必要、
手札事故などを検討して不採用。

・氷結界の虎将ウェイン
自身のSS効果、SS時の氷結界魔法罠サーチ効果が優秀。
一方で、SS条件が厳しく、場に氷結界がいる条件はまだ良いが、
相手モンスターも必要とするため先攻で使いづらい。
氷水と混ぜてトレモラを活用することで貫通札にできるかも
しれないが、枠の圧迫数と手札事故を検討して不採用。

・氷結界に至る昌域
EXからSS時に妨害できる氷結界罠。
デッキの一番下に戻す効果のため耐性付き(完全耐性アンヘル)を
除去できる点が優秀。
効果発動時に氷結界モンスターのコストが必要であり、サーチは晴嵐に
使いたいため使用する機会が少なく、手札事故を検討して不採用。

・瀑征竜-タイダル
鏡魔師墓地落としと自身SS効果が優秀。
efには水属性コストが必要であるため、単体ならおろかな埋葬が良い。
SS効果を活用するならば7軸デッキが良い。
上記を検討して不採用。

・深海のディーヴァ
1枚初動で霜精SSから通常盤面まで展開可能。
2枚初動ならばエルフも追加で立てれる点が優秀。
誘発を打たれた際に、氷結界ネームではないことから、
誘発ケアができないため不採用。

・水晶機巧-グリオンガンド
水属性シンクロ汎用カード。
グレイドルドラゴンの除外verである点が優秀。
氷結界でも出せる時はあるが、チューナー2体以上という条件が
厳しく、また除外はトリシューラなどがいるため不採用。

・イヴ出張
星杯の神子イヴ、星杯を戴く巫女、星杯に誘われし者、星遺物を継ぐもの、
星遺物に眠る深層などの出張セット。
イヴを活用することで1枚初動からランセアを立てれる√が増える点や、
深層で相手ターン開始時にゲオルギアスを立てれる点が優秀。
星杯パーツがあることによる手札事故や、最終盤面が変わらない
ことなどを検討して不採用。

・氷水出張
水属性汎用テーマとして活用しやすい氷水。
氷水のエジル、氷水のトレモラ、氷水揺籃などの出張セット。
エジルの氷水サーチ、トレモラefからのssでの貫通、
揺籃の氷水モンスターサーチが優秀。
エジルに召喚権を使うこと、氷水の枠圧迫などを検討し、上記は
不採用であり、エジルラーンとギュミルの採用としている。

・ホルス出張(8エク汎用)
各ホルスパーツ、8エク汎用の出張セット。
ホルスで誘発ケア後の氷結界展開、8エク汎用による貫通力などが優秀。
ホルス素引きの手札事故、枠圧迫などを検討して不採用。

・ホルス出張(ヴァンパイア)
ホルスの栄光-イムセティ、ホルスの祝福-ドゥアムテフ、王の棺、
真血公ヴァンパイア、スプライト・スプリンド、いずれかのリンク2
などの出張セット。
ヴァンパイアやスプリンドを活用した鏡魔師墓地落としが優秀。
最終盤面が変わらない+8エク汎用verと同様の理由で不採用。

・ベイゴマ出張
SRベイゴマックス、SRタケトンボーグ、No.75 惑乱のゴシップ・シャドー、
エクシーズ・アーマー・トルピード、スプライト・エルフ、
天霆號アーゼウスなどの出張セット。
ベイゴマの誘発吸い、ゴシップシャドーの誘発ケア、トルピードの
1枚ドロー、通常盤面+エルフが可能、アーゼウスの捲りなどが優秀。
ベイゴマが初動ではないこと、タケトンボーグ素引きによる手札事故、
枠圧迫などを検討して不採用。

・溟界出張
溟界の滓-ナイア、溟界の黄昏-カース、黎溟界闢、スプライト・エルフ、
スプライト・スプリンド、S:Pリトルナイト、I:Pマスカレーナ
などの出張セット。
下記展開例で通常盤面+エルフ+エルフefからのリトルナイト妨害が可能。
また誘発を打たれてもナイアによる貫通が可能という点が優秀。
カース、黎溟界闢の手札事故、枠圧迫などを検討して不採用。
展開例:場にモンスター1体
手札ナイアefカース落とし、墓地カースef自身ss、カースefナイアss、
ナイアef黎溟界闢サーチ、黎溟界闢カースリリースでトークン4体生成、
ナイアとトークンでマスカレss、マスカレとトークンでエルフss、
トークン2体でスプリンドss、スプリンドef鏡魔師落とし、
墓地鏡魔師ef晴嵐サーチ、エルフef鏡魔師ss、
鏡魔師efスプリンドリリースでトークン3体生成、
以降は晴嵐を使用した氷結界展開のため省略。

・白き森出張
白き森のリゼット、白き森のルシア、白き森の魔性ルシエラ、
スプライト・エルフ、スプライト・スプリンド、
S:Pリトルナイト、I:Pマスカレーナなどの出張セット。
晴嵐ではなく、白き森のために昌壁を主に使用する展開。
白森→氷結界はリゼット+魔法罠コストでスプリンドef鏡魔師で可能。
最終盤面はランセア及びドラガイトが立つ。
氷結界→白森は鏡魔師+依巫からルシエラssで可能。
最終盤面は5回目ss時にバロネス経由してエルフ+ドラガイトが立ち、
墓地にマスカレがあるのでリトルナイトが可能。
相性の良いカードとしてエジルラーン及び魔法罠コスト用の氷結界を
入れることで上記に+して対象耐性ランセアやギュミルなどが可能。
水縛りが相性悪いため、照魔師は1枚で依巫を3枚とするのが
良いかもしれない。コンセプトの違いにより不採用。

■対面考察

対策が必要なカードや環境デッキに対するプレイングについて記述します。

●対面カード対策

・厄災の星ティ・フォン
言わずと知れたエクシーズ汎用カード。
攻撃力3000以上のモンスター効果が発動できなくなるため、
通常盤面におけるランセアとギュミルが機能しなくなる。
打点に関しても2900あるため、封魔団やライホウが戦闘破壊され、
バウンス効果により、場を離れた際のランセアefもできない。

上記から相性が悪いと思われるが、通常盤面後にティフォンを召喚
される分には、相手はそれ以上展開できず、こちらは墓地晴嵐から
動くことが可能なため、それほど辛くはない。

問題は長期戦などで後続がない状態でのランセアのみの場合である。
その際に上記動きをされると負けパターンに繋がることが多いため、
鏡魔師サーチで晴嵐ではなく、貫通札などをサーチした際は、ランセアの
隣にアーケティスやリトルナイトを立てるなどのケアをしたい。

・S:Pリトルナイト
言わずと知れたリンク汎用カード。
エジルギュミルの除外耐性付与を活用して対策したい。
また攻撃力1600のため、攻撃力1700の照魔師で戦闘破壊してから
展開を行うことが可能。

・超魔道竜騎士-ドラグーン・オブ・レッドアイズ
最近よく見る融合汎用カード。
打点3000、破壊と対象耐性を持つカードだが、氷結界ならば
承影を出して選んで除外で対策可能。

・カオス・アンヘル-混沌の双翼
たまに見るシンクロ汎用カード。
完全耐性の打点3500アンヘルには氷結界として回答札が少なく、
ギュミルの除外効果など活用して、出させないことを意識したい。
それでも出てしまった場合は、承影の打点アップや泡影素引きを
狙うしかない。

・拮抗勝負
たまに見る後攻捲り汎用カード。
通常盤面では罠を妨害できていないため、打たれてしまう。
打たれた場合はランセアのみを残すことである程度の妨害が可能。
メイン2で泡影を打たれたら諦めます。

・増殖するG、マルチャミー・プルリアorフワロス
手札に誘発があるならばターンエンド、なければランセアを立てます。
晴嵐があれば封魔団を立てるのもありです。
ドローされた泡影を打たれたら諦めます。

・灰流うらら
ゲオルギアスや鏡魔師など手札次第で貫通できます。
またドロバを警戒しないならば紋章で誘うのもありです。
鏡魔師efトークン生成後の晴嵐に打たれるのが一番辛いです。
手札にゲオルがいる場合、鏡魔師ef後は瑚之龍→晴嵐ではなく、
氷結界ネームを残すために晴嵐→瑚之龍の順番にします。

・無限泡影、エフェクト・ヴェーラー
うららと同様に手札次第の貫通となりますが、
こちらは先にアネモネで誘発を誘ったりできます。
鏡魔師ef時に打たれるのが辛いです。

・ドロール&ロックバード
氷結界の展開における最低限のサーチは鏡魔師のみなので、
あまりドロバは問題ではありません。
逆に言えば、初動があるのに紋章を使用してドロバを打たれる
のは辛いため、鏡魔師サーチをしてからが良いです。

・原始生命態ニビル
鏡魔師のトークン生成時などに降ってきます。
鬼ガエルやエジルラーンなどのssできる貫通札がないと厳しいです。
3枚初動時ならバロネスを出してケアが可能なため狙いましょう。

●対面デッキ対策

基本的に氷結界は展開系ロックデッキであるため、先攻で盤面制圧できれば
そのまま勝ちパターンとなり、逆に後攻はテーマ自体に貫通札も少なく、
誘発で止まらない場合は、よほど手札が良くないと貫通しきれずに負ける
ことが多いデッキとなります。
そのため下記には先攻時の内容を記述します。
・天盃龍
後攻捲り札が魔法に依存しているため、封魔団が刺さります。
負けパターンとしては誘発が貫通しきれない場合や壊獣などです。
対策として、センサー万別やルンペルなど入れると相性良いと思います。

・ティアラメンツ
墓地モンスター効果を利用するテーマのため、ゲオルギアスが刺さります。
対策として、展開できずともゲオルギアスの維持ができれば勝ちパターン
であり、超融合警戒のための封魔団や、エジルギュミルによるチェーンでの
墓地除外が有効的だと思います。

・ラビュリンス
個人的には一番相性が悪いと考えるテーマです。
通常盤面を形成してもティフォンから盤面を戻され、こちらの
ターンに展開される点、ダルマカルマや次元障壁などの妨害に
より展開ができない点などから相性が悪いです。
対策として、エジルギュミルの除外効果により、ティフォンになる
素材を残さないこと、ドラガイトを召喚して維持することなど
だと思います。

・粛声
魔法を利用するテーマのため封魔団が刺さります。
ローガーディアンは封魔団などが戦闘破壊されないためにも、
ランセアefで守備表示にしておきたいです、
またティフォンやダイナモンドでランセアをバウンスしやすい
テーマのため、その点は注意が必要です。
対策として、グレイドルやアーケティスで、魔法罠破壊や、ティフォンの
ケアしつつ後続を常に確保していくのが良いと思います。

・ユベル
魔法、墓地モンスター効果を利用するテーマのため、
封魔団とゲオルギアスが刺さります。
負けパターンとしては超融合や、ユベル戦闘ダメージがあります。
対策として、封魔団の維持、ナイトメア・ペインなどの魔法罠破壊が
効果的だと思います。

・炎王スネークアイ
魔法と破壊による墓地モンスター効果を利用するテーマのため、
こちらも封魔団とゲオルギアスが刺さります。
対策として、ゲオルギアスの維持、エジルギュミルや承影の除外効果など
破壊を伴わない盤面除去を行いたいです。

・センチュリオン
魔法を利用するテーマのため、封魔団が刺さります。
ティフォンやアンヘルを採用しやすいテーマのため注意が必要。
対策として、ティフォンなどの素材になりやすいモンスターを
場から除去すること、後続が確保できていない場合はティフォンケア
であるアーケティスやリトルナイトを立てること。
またコズブレが召喚されている場合は前述のプリマドーナefによる、
除外からのex戻しを狙うと良い。

●後攻捲りに関して

後攻が辛いと前述していますが、下記のようなカードがあれば、
妨害数次第で捲れることがあるため記述します。
・鏡魔師、エジルラーン
エジルラーンのコストに鏡魔師を捨てることで、サーチ及び水シンクロ10、
またはアネモネをssという選択が召喚権を使わずにできます。
サーチに関してはその状況によって足りないものをサーチし、
ssに関しては下記のように相手の妨害によって選択し、
妨害を踏んだり、妨害されないならば捲りを目指します。
破壊、除外系:
エジルギュミルefによる耐性付与及びチェーンによる除外。

特殊召喚系:
ランセアefによる状況に合った氷結界ss。また自ターン戦闘破壊に
よる還零龍ssで3除外、還零龍戦闘破壊によるトリシュssで
モンスター攻撃力半減及び効果無効の捲りができる。

効果無効系:
アネモネefで鏡魔師ss、鏡魔師efアネモネリリースでトークンを
3体生成、グレイドルssで4枚破壊の捲りができる。

・照魔師、依巫、ゲオルギアス
下記手順でシンクロ10と還零龍がssできる組み合わせです。
展開例:
1.照魔師ns、依巫とゲオルss
場:照魔師、依巫、ゲオル、
2.依巫とゲオルで承影、依巫efトークン生成、承影efで場と墓地除外
場:照魔師、承影、トークン
4.照魔師efゲオルss※、照魔師とゲオルとトークンで
  還零龍をss、還零龍ef3枚除外
場:承影(3600)、還零龍(2700)
※2回目のゲオルssからefで2枚目の照魔師(1700)などをssできれば、
 ちょうど8000打点となります。

また場にレベル2チューナー(鏡魔師及び霜精)が残っていれば、
下記手順で瑚之龍を経由し、ゲオルを残して同じ動きができます。
展開例:
1.照魔師ns、依巫ss、照魔師efゲオルss
場:照魔師、依巫、ゲオル、鏡魔師
2.照魔師と鏡魔師で瑚之龍ss、瑚之龍efで1枚破壊
場:依巫、ゲオル、瑚之龍
3.依巫と瑚之龍で承影、瑚之龍efで1枚ドロー、
  依巫efトークン生成、承影efで場と墓地除外
場:ゲオル、承影、トークン
4.手札ゲオルss、ゲオルef照魔師ss、照魔師とゲオルとトークンで
  還零龍をss、還零龍ef3枚除外
場:ゲオル(2000)、承影(3600)、還零龍(2700)

■最後に

初noteということもあり拙い文章があったかと思いますが、
まずここまで読んでくださり、ありがとうございます。

依巫のイラストアドから氷結界を使用し続けているのですが、
現状氷結界はランクマでミラーすることも多くないため、
こちらの記事を読んで使用者が増えたり、参考にできる
記載があれば幸いです。

また各カード解説や対面考察に関しては個人の感想のため、
他に良いアドバイスなどあればコメントいただきたいです。
今後もMDをプレイしていく中で反映できる箇所があれば、
こちらの記事に加筆したいと思います。

記事としては以上となります。
重ねて最後までご覧いただきありがとうございました。

■追記(マスター1達成)

記事作成後にランク戦を続け、1/19に無事デッキコンセプトを
変えることなくマスター1になることができました。

紹介したデッキの自由枠を都度調整しつつランク戦をしていたのですが、
マスター帯にもなると環境デッキが多く、誘発1枚程度では止まらず、
ニビルも効かないことが多々ありました。
そのため最終的には誘発枚数を減らし、環境用にセンサー万別を入れ、
初動の安定性や誘発ケアのしやすさにより霜精を3積みという先攻に
寄せた構築になりました。

実際にランク戦でMVPの働きをしたのがセンサー万別になります。
現環境TOPであろう天盃に増Gやフワロスを打たれて動けない状況でも、
センサー万別があることで勝てることがありました。
マスター1昇格戦でも相性が悪いラビュリンスに先攻をとられましたが、
センサー万別により展開を抑止して最終的に勝つことができました。
そのため鏡魔師のトークン生成ができないことに注意すれば、
氷結界を使用する上でおすすめのカードとなります。

霜精を3積みにしたことに関しては、初動の安定性が向上し、貫通札が
手札にある際などに霜精nsefで誘発を誘うことができました。
今回のコンセプトとして水属性が欲しかったので霜精にしたのですが、
代わりに晴嵐でも誘発ケアなどはしやすいと思います。

他に検討して不採用にしたカードとしてはドロバがあります。
増G、フワロス環境のため、ドロバ受けも有りかと思ったのですが、
実際使ってみると後攻誘発としては微妙であり、先攻では狙い通り
の動きはできたのですが、前述の霜精やセンサー万別の方が、
アドが大きいように感じられたため不採用となりました。

以上でマスター1昇格の感想となります。
今回の追記が氷結界でマスター1を目指す人の参考になれば幸いです。

■参考元

今回のnoteにて参考にさせていただいた方を下記に記述します。
・基本的な解説や展開例などに関して

・誘発ケアに関して

・出張に関して


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