新卒教員の1ヶ月
こんにちは。初めまして!
24卒教員のくるぶしです。
「このご時世で教員を選ぶのがすごい」と言われながら、月に80時間程残業する教員の親を見ながら、高校・大学の友人が大手ホワイト企業や都庁に就職を決めるのを見つめながら、教員の道を自ら選択し教員採用試験を乗り切り晴れて採用していただいた変な人間です笑
ちなみにさ、教員不足って叫ばれているのは嘘ではないけど、私の受けた試験区分は倍率7倍超えてたから誰か褒めてほしい(?)
さて、私が教員を目指した理由は一旦置いて、今日は初任者(1年目教員のことをこう呼びます)として過ごしたこの1ヶ月を振り返ろうと思います🫧
①全てが漆黒という訳ではない
これに尽きる。何だ、配属ガチャ大当たりの自慢話かよって思った方、8割くらい正解です笑
あまり書くと身バレするからふわっと言うと、かなーり小規模の学校に配属されて、初任者なのに教科主任だし、3学年全ての授業を受け持ってる❗️
なんだ、やっぱブラックじゃんと思ったあなた、それも一つの正しい見方だと思う。
でも、逆に言うと教科のこと以外はほぼ何もやってない。分掌って言って、裏側の事務的な仕事とか色々分担があるんだけど、私はほぼ何もやってない。その分、他の先生方が多くやってくれている。担任も持ってない。部活はあるけど副顧問だし、活動時間の制限が結構きつい。寧ろ経験のあるスポーツだから楽しくて息抜きになっちゃってる。
ね?悪くはないでしょう。
民間の友人らが研修をやってる中、4月から完全に戦力として計算されているのは正直責任が重いし、私も研修欲しい(=初任研をまとめて4月に実施してほしい)とか思っちゃうけれど、私たちは大学で教職課程を履修しているから研修ゼロとは言えないし、何より今の日本の学校現場を考えたらこの環境は相当恵まれているのだろうな。と感じている。本当は、学校はあまりにも忙しすぎて大人も子どもも誰も余裕ない。
とりあえず、毎日給食おいしー!って思えるくらいの労働環境ではある。(伝わりにくい表現) 感謝するしかできないけれど、感謝しながら頑張りたいと思う。
学校現場、全部が全部漆黒ではないよグレーもあるよっていう例でした🙂↕️
②それでもきつい
どっちやねんって話ですけど、これは一般論として新卒1年目って辛いのがデフォじゃない?笑
だって、3月末まで特に責任もなくやりたいことやって沢山寝て合法的に平日も休んでいた人間が、いきなり立場も責任も生活習慣も170°くらい変わるのだから。
私の場合、地元に帰ってきたって感じが強くて閉塞感も感じたかな。
私は仕事は頑張るものっていう価値観を持っている人間なんだけど、だからこそ何も出来ない自分を受け入れるのも辛かった。理想と現実のギャップがあまりにも大きくて。文字通り右も左も分からないし、加えて前後上下も分かんないんだもん。何が分からないのかすら分からない。それに見通しが持てないというのもきつい。同期が近くにいないから自分1人で抱え込みがちになるのもきつい。
労働環境は恵まれていてもきついもんはきついよーっていう話でした。
③恋人と関係悪化
教員はあまり関係ないけど笑
元々恋愛が得意ではない2人だったから、ある意味妥当な結果なのかもしれないけれどまぁ酷い。
お互い傷つけあって、結局私からクールダウンの意味も込めて夏休みまで少し離れたいって伝えた。
余裕がないと、一番に支障をきたすのが恋愛だと思う。
「相手の価値観で考え配慮する」なんて、余裕がないと出来ないことランキング上位すぎる。私が不器用なだけ説はあるけれど。
恋人が言葉を持たないこの場で、私が一方的にツラツラと何かを言うのは違うから私側の原因だけ書くと、4月以降のストレスフルな環境からの逃避的な感じで恋人に対してかなり自分勝手に振る舞ってしまった。恋人の優しさに甘えてしまった。申し訳ない。
一旦完全に別れるべきだったかなぁと思いつつ、こういう約束をしたからには、もう少しパートナーシップへの理解を深めたり、どうにかこうにか多少の余裕を生み出したりすべく頑張りたいと思う。
以上、この1ヶ月の振り返り🌱🫧
現場からの生の声として、同世代の教員の方や教員志望の方々に届くと嬉しいな。
インターネット頑張れ〜!(他力本願)
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