119回医師国家試験のライフハック

身バレ前提で書きます。札幌会場で受けました。
TKPガーデンシティ札幌駅前、2B~2D / 3B~3D の部屋です。


試験室が暑い

体感によるでしょうが、暑いと評してよいはずです。少なくとも廊下よりは暑いことは確かです。
A/Dブロックでは20度の暖房がかかっていました。B/Eの手前で暖房が切られましたが、暑かったです(なお室温は測定していない)。
試験中、窓とドアは閉じられていました。休憩時間に入口の扉は開放されますが、効果に乏しいと感じます。

靴をぬいではいけないが、別の靴を履いていることは禁止されていない

この試験では、試験時間のあいだに靴をぬぐことが禁止されています(113回の試験中より追加されたルールです。)。
しかし、事前に靴を履き替えてから試験を受けることはできます。そして、靴の具体的な指定はありません。
すなわち、サンダルで受験することができます。というか、サンダルで受けました。そしてこれは大正解でした。

こと札幌においては、試験室が暑いこと、(直上のアパホテル宿泊者以外)冬靴で移動するだろうことから、履き替えて試験に臨むことをおすすめします。

解釈の問題:「ぬいではいけない」をどう捉えるかによって、裸足で受験できる可能性があります。

腕時計のルールが変わっていた

118回までは、腕時計は腕にはめなければならない(机においてはいけない)というルールでした。ところが今回、受験票到着時点より、書き方が変わっていました。試験場で読み上げられた注意事項においても、腕時計は机の上におくこと(腕にはめてはいけない)と変わっていました。

一般的なルールとなったため、大多数の人には改善でしょう。

マークシートは本当に2種類あり、1種類を2日使う

各社の模試を紙で受験するとわかりますが、縦に塗るマークシートと横に塗るマークシートがあります。
試験本番ではカンニング対策のため、隣の列と違うマークシートを使用します。2日間同じ種類のマークシートを使います(1日目と2日目で違うということはない)。

鉛筆は特にチェックされないが、シャーペンとボールペンはとやかく言われる

HBの鉛筆指定とありますが、別にそこは気にしていないようです。家に余っていた鉛筆を持参したため、HB、2B、6Bを使いましたが、特になにか言われることはありませんでした。試験監督が適当だっただけかも。

シャーペンとボールペンはすぐにしまわされます。
(ちなみに、鉛筆とシャーペンとでは芯の組成が異なるため、マークシートの読み取りエラーの原因になるといわれている。真偽不明)

テッシュはいちいち試験官に見せなければならない

テッシュは箱から出してなまみでおいておくことができますが、その場合、コマごとに試験官に書き込みがないことを見せる必要があります。だるい。

トイレ退出のルールは例年どおりらしい

1試験室につき、同時に男子1人、女子1人までです。順番待ちになった場合、試験室のなかで待たされます。まわりをみながらトイレにいく必要があります。
むしろ、トイレの順番待ちを狙って周りをみる余裕があるくらいがよいと思います。

男子は小便しているところをまじまじと観察されます。女子は試験官が個室を点検するとのことでした。

途中退室するやつはほとんどいない

約50人で1部屋の試験室のうち、A/Dブロックで1人(私だけ)、B/Eブロックで2人(私のほかにもう1人)、C/Fブロックはいませんでした(出ませんでした)。

私は普段から試験RTA勢なのですが、本番でも、おやつタイムを充分に確保するため、戦略的に時間を決めてターンエンドしました。(C/Fではおやつタイムにあまり関係ないこと、最後の「試験は以上です」のボイスを聞きたいがために居残りました。)

たとえば、Aブロックでは開始2時間後の11時30分まで椅子に座り、そこで諦めることにしました。あんな部屋にずっといても、腰いわすし精神衛生によくないです。

直前の冬模試では、学年約100人のうち、A/C/D/Fで3分の2程度、B/Eで8割程度が途中退室していましたが、
本番では学年約100人のうち、5人程度しか退出していませんでした。
(持論ですが、本番と同じことをやるのが模試の意義だと思います。)

なお、途中退室しても、試験終了の直後に帰ってきて、問題を取り返す必要があります。

また、途中退室したところで、居場所がない可能性があります。札幌は廊下が激セマなので、ホテルの自室に帰るか、そこら辺に佇んでるか、スタバでも行くか、くらいしか選択肢がありませんでした。

以上です。


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