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第一級陸上特殊無線技士を受けて
学友に誘われて”第一陸上特殊無線技士(以後、一陸特と略す)”を受け、本日合格通知をいただきました。今回はこの一陸特の受験記録をまとめようと思います。(一週間程度で対策したので中身ないのをご承知ください…)
一陸特の概要
一陸特とは
陸上特殊無線技士を紹介するサイトにはこのように記述されています。
携帯電話基地局や公共無線の技術操作を行うための資格です。
30MHz以上の電波を使用する空中線電力500W以下に限られますが、電気通信業務用、公共業務用等の多重無線設備の固定局、基地局等の技術的操作を行うことができます。
これは携帯電話基地局や、自治体の防災無線、警察、消防無線などがこれに該当します。
このように、一陸特は制限がありますが、地域のインフラ業務に欠かせない資格となっています。
一陸特の情報
区分:国家試験
合格率:30~40%
受験科目:工学、法規の2科目
合格基準:工学→15/24、法規→8/12どちらもそれ以上正解
勉強記録
使用した参考書
第一級陸上特殊無線技士試験 集中ゼミ 第3版
公益財団法人 日本無線協会 ”試験問題と解答”
勉強方法
私が一陸特の勉強を開始した時期は試験の10日前でした。これ以前は大学の試験やレポートで手を付ける時間がなかったためです。この期間でどのような勉強をしたかをざっくり振り返ってみます。
試験10~6日前:参考書を使って法規
試験6~2日前:参考書を使って工学
試験2~1日前:過去問の工学、法規どちらも6回分をやる。
このようなスケジュール感で対策しました。しかし、私には事前知識があり、私と違う環境にいる人が全く同じように合格できないかもしれません。自分が思うアドバンテージを書くと、
工学部で、工学に関する知識が多かったこと
アマチュア無線を昔やっており、法規の大枠をつかんでいたこと
が挙げられます。これらが試験対策で大きく働きました。
しかし、試験対策で何よりも大切なことがあります。それは過去問対策です。これだけはどの試験でも通じる知識だと思います。前提知識を抑えたうえで過去問を解く。過去問からわからなかった語句や文章を参考書を見て復習する。それを繰り返す。それが王道の試験対策です。
実際に自己採点した結果がこちらです。()は合格基準です。(工学はほんとにギリギリ…)。
工学:16(15)/24
方角:11(8)/12
おわりに
学友は”第一級陸上無線技士(以後、一陸技と略す)”を目指し勉強しています。一陸技は今回私が合格した一陸特の上位資格に当たります。私は気になっている研究室が無線関連であるので、その学友と一緒に一陸技を目指し、無線に関する知識を蓄え、利用できる無線技術の範囲を広めたいなと考えています。