19春天

第159回天皇賞(春)

(マルチポはしないと言うてる傍からやってるが画像はブログの方が見易いと思われることを申し添える。)
 「金曜発売」の為に「春天」の確定出走表が発表となった。特別登録段階でも、そう思っていたが「如何にも薄い(低レベル)」であり、さらに、その15頭から条件馬が排斥されたのは総体レベル的にはよいが、(優)所持の1頭シャケトラも排斥されたのは理由がどうあれ「春天」の名が。。的問題である。
 そもそも、この記念すべき「春天」に集められた頭数が15頭とは情けない。しかし、そこに見えざる手が存在しているとすれば、別段、支持率50%を超えるような評判も存在しないから、この1憶5000万円に値打ちが無いと思う陣営はいない。
 「春天」と「秋天」が異なる天皇の名で賜ること自体は。秋から稼働する「天皇賞システム」であるから、その意味で本質的には何ら問題は無い。そういう意味では、昨年の「秋天」も13頭立戦で施行された事に有意性でもあるのかとも思ってしまう。しかし、その「秋天」は除外馬発生で12頭でのレースであった。出目には関係無いが...

 そうなると、益々注目は「第79回菊花賞」馬券現物構築馬3頭が轡を並べた事実の方に傾倒してしまうし、大衆もそう考えるだろう。そして、迎撃世代として、昨年の3着現物で、「第78回菊花賞」2着馬であるクリンチャーが続くことは容易に想定出来る。もうこの空間に川田将雅が存在しない事など気にかける競馬ファンはいない。

 挑戦する4歳世代は最強の1勝馬なのか、勝負根性が無い只のシルバーコレクターなのかなど、様々な憶測が飛ぶ㈱G.リピエ-ルR(森岡幸人氏)のエタリオウは、本業が債権回収(早い話が取立屋)業を道内に立ち上げた個人馬主が法人化したもので個人馬主名ではJRAから地方転出の際に利用しているようである。この菊花賞2着馬と菊花賞馬フィエールマンとは、人気の差が今回の差になるかもしれないが計時も3Fも同じであったハナ差がどう動くかは興味が沸く。シャケトラが存在しない為に、浮上して来るのがメイショウテッコンになるのだろう。

 そして、もう1人。川田以上に欠けてはいけないはずの平成の盾男・武豊は松岡と共に香港短期出張中である。まぁ、存在しない騎手が勝馬を表現してくれることも無いので仕方ないのでディアドラとナックビーナスでは複勝以外に賭け処も無い。


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