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文章を書く事って楽しいかもしれない
自分の好きな事、興味を持てる事、特に歴史とか音楽とかは単純に好きなだけだが、いろいろ学ぶことは時間の使い方として満足のいく方法だ。
情けない話だが私は必死に勉強をしたという覚えがほとんどない。人生には奇妙な展開と出会うことがあるが、たまたま専門ではないプログラマの仕事をすることになり、さすがにその時はコンピュータの仕組みやプログラム技術を夜遅くまで読んだり、覚えたりした時期があったくらいだ。
しかしこの年になると学ぶことはできても記憶することはかなり困難な作業の一つになる。あれこれ調べて盛り上がっても、少し時が経つと驚くほど記憶に残っていない。時すでに遅しだな。だからこうしてまとめて書いておくと、モヤがかかっていた記憶の一片をすぐさま思い出させてくれる。いわゆる備忘録というわけだ。
それだけなら自分のメモや日記に書いておけば良いのだが、いつしか自分と同じ興味を持つ人たちにも届けたいという欲求が生まれる。確かに様々なメディアから多種多様な知識を得ることができる社会、こんな考えもあるのかとか、そんな話知らなかったとか、わくわくする知識を沢山いただける。そんな知識や埋もれていた想いを与えてくださる皆様には本当に感謝しかない。私の場合、学問的な深い知識や立派な理論があるわけではないのだが、忙しくしている人やこの分野に興味のあまりない人にもこんなのもあるんだと興味を持ってもらえるだけもとても有難い。
私自身がそうであったように。
できるだけ間違いのない記事をわかりやすい表現で面白くお伝えできればと願うのだが、自分の才能や勉強不足がたたり現実はそう上手く運ばない。でも多くの人が年を取って仏教を学び出したり、自分の歴史に興味を抱いたり、周囲の行く末に思いを馳せたりと、だんだんと姿を現してくるあの世や死に対してそれとなく準備を始めるように、自分の思考をまとめることには意味があると思う。
だからこそまだやりたい事ややり忘れている事を思い起こさせてくれる。
最後まで読んでくださったあなたに心より御礼申し上げます。
【REG's Diary たぶれ落窪草紙 5月23日(木)】