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米大統領選、自民総裁選、そして兵庫

 トランプ大統領候補がまたフロリダのゴルフ場で狙撃未遂。これで近ごろハリス候補に押されていたトランプ候補が息を吹き返したという説がある。やはりこのような事件が起こると同情票が集まるらしい。アメリカ大統領が暗殺された例はいくつかある。最近?ではジョン・F・ケネディ大統領の暗殺はショキングな映像が残っており、その5年後に実弟のロバート・F・ケネディも暗殺された。ロバートは大統領候補選の最中だった。ロナルド・レーガンは銃撃されたが、大統領現役中に生き残った唯一の例だという。アメリカは銃社会だから狙撃事件は起こりやすいとは言え、近年大統領選の間に二度も銃撃に遭う候補って珍しい。同情も理解はできるが、逆にそれは候補としてどうなのかとも思うのは私だけか。人気歌手のテイラースウィフトさんがハリス候補支持を表明し、大統領選に合わせてツアーを行うらしい。かなり影響力があるらしい。政策論争も大事にしてほしいものだ。

 わが国では自民党総裁選が盛り上がっている。野党の代表戦もあるのだが、残念ながら政権にたどり着けそうな野党はないという大方の見方だ。当初は人気の高かった小泉候補の評価がもう一つ伸びないという噂も聞こえてくる。石破候補が一回目の投票で決めるか、過半数に届かない場合は上位二者で決選投票を行うことになる。決選投票は自民党議員投票数と各都道府県から一票が合計される。石破氏は地方では強いが、議員票が集まらない。
 自民党が生まれ変わるとしたら、石破氏のようなリーダーが必要な気もするし、国会議員に支持されないリーダーじゃ困る気もするし、よくわからない。ハリス氏の登場で女性リーダーにも光が差してきた。いずれにせよ、投票できるのは自民党員と国会議員だけだ。

 兵庫県の知事の問題もよく取り沙汰される。改革に燃えたリーダーが県体制とうまくやれなかったことは間違いないようだ。報道されている内容が事実とすれば、リーダーとしての資質に難があるかもと思ってしまう。しかし全会一致で不信任が出されても議会を解散するのだろうか。

 世界を見ても、近場を見ても、リーダーを選ぶのはたいへんなことだ。民主主義の制度下においてもリーダーの役割や影響は大きい。資質の無い人を選んでしまっても簡単に変えるわけにもいかない。リーダーを決めることはこれからに大きく影響するとても重要なことだ。

 戦国時代のように力で実権を奪う時代もあったけれど・・・。

【REG's Diary   たぶれ落窪草紙  9月17日(水)】
 


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