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【ニューヨーク映画物語①】「NYが舞台」縛りで見た映画の数々

 ニューヨークを舞台にした映画やTVドラマは山ほどある。モダンジャズの本場でもあるこの街に強い憧れを持っていた。初海外がニューヨークであったことは以前にも書いたが、30代から40代にかけて、唯一続けて休める年末年始は、小遣いをかき集めてマンハッタンへ足を運んだ。幸いギャンブル、車、ゴルフや夜の蝶方にはさほど支払いはなかったが、富裕層御用達の年末年始豪華旅行とはいく訳もなく、格安貧乏弾丸ツアーであった事は言うまでもない。この時期は国内旅行に全く興味がなく仕事も忙しかったので、普段の休日はレンタルDVDを借りて映画を見て過ごした。それも「ニューヨークが舞台」縛りで。TVドラマも含めると500本くらいは見たと思う。

 ニューヨークは絵になる街だ。摩天楼に自由の女神、世界経済の中心地、ミュージカルなどエンターティメントの聖地、セントラルパークの大自然、ヤンキースタジアムとマジソンスクエアガーデン、MoMA・メトロポリタン・自然史博物館などのミュージアム、チャイナタウンヤリトルイタリー、中南米からの移民、人種のるつぼ・・・多くの人がアメリカンドリームを求めて集まれば、あらゆるジャンルの物語が数限りなく生まれる。
 特にニューヨークは、ジュリアーニ氏が1994年に市長になる前は世界に名立たる凶悪犯罪都市であった。暗黒街のマフィアたちは縄張り争いを繰り広げ、血で血を洗う抗争を続けていた。レーガン政権ではニューヨークの五大ファミリーを始めとするマフィア勢力への一掃作戦を開始、当時検事だったジュリアーニ氏はボスたちを逮捕、起訴し大活躍する。その後彼はニューヨークの市長になり、街を観光都市として発展させるために、治安維持に努めて悪党をマンハッタンから追い出した。
 そしてアメリカ本土が唯一攻撃を受けた9.11ワールドトレードセンター倒壊の惨劇。そしてコロナの時代へ。
 感謝祭やクリスマスにニューイヤーイベント。ホテル、教会、公園・・・
 映画ファンの皆様には、ここまでの状を見ると数々の映画のワンシーンが駆け巡ったことでしょう。
 今日はここで終了です。映画の題名が一つも出てこない詐欺!!!
 皆さんにお伝えしたかったこと、それはニューヨークがいかに映画の舞台に相応しいか、でありました。個々の映画については、乞うご期待。
【REG's Diary   たぶれ落窪草紙   2月19日(月)】
 


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