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日本の最大の敵は天災かもしれない

 東日本大震災からもう13年が経つ。現在震度7が一番高い(強い)震度とされているが、近年このクラスだけでも、阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災後も熊本や北海道、今年の能登と大きな地震が続いている。

 地震のメカニズムには詳しくはないが、地球の表面である地殻とその下のマントルの最上部を併せた、地表から100kmくらいのプレートと呼ばれる部分の仕業であることは間違いない。
 プレートの下は高熱で溶けているので流動性があり、その上のプレートは動くらしい。このプレートは地球上に十数枚あり、この継ぎ目の重なる部分の力関係によるずれが地震の原因と言われる。
 しかも日本は、北米、太平洋、ユーラシア、フィリピン海の4つのプレートの継ぎ目が重なる上に乗っている。
 なるほど日本が地震大国であることには理由がある。
 こればかりはどうにもならない。

 確かに日本書紀の中にも地震の記述はあるし、それ以前にも大きな地震は沢山あったと思う。古くからある神社は大きな断層の近くに有るものも多いのだ。御柱で有名な長野県の諏訪大社や伊勢神宮など多くの神社が日本最大の断層である中央構造線の上にある。大地が鎮まるように祈りを捧げた場所が、時を経て神社となりその土地を守って来たとも思える。
 平安以降になると様々な文献に地震の記述がみられる。大きな地震があると暫くはプレートも落ち着かないだろうから、地震が連続で起こることも理解できる。

 大きな地震は津波や山を崩すので甚大な被害をもたらす。また社会インフラも発達した分、それにしっかり慣れてしまった我々は、上下水道の寸断、電気ガスが止まると、体調を崩したり、病気になったりする。大地震を想定をして準備をすることは大切となった。

 災害は忘れた頃にやってくると言うが、最近は忘れる間もなく発生している。このところ日本全国で地震の報告があり、今後の情報収集も大事にしたいところだ。ロシア、中国、北朝鮮ももちろん脅威なのだが、天災は日本にとって相当強敵であると思われる。
 備えを常に。
【REG'S Diary   たぶれ落窪草紙   3月12日(火)】

 

 


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