便利な世の中だ!が、充電地獄に、IDパスワードの逆襲・・・
私は、世の中に常に不平不満を感じて、暇があれば文句を言っている人を見ると、ご苦労様と思うことが多い。
あきらめの境地で暮らしている訳ではないが、どうにもならないことには蓋をして、楽しいことを思い描く時間を選びたい。
そんな私が最近疑問に思うことが多々あるのだ。
最近世の中便利になったのか、不便になったのかよくわからなくなる時がる。
飲食のチェーン店はタブレット注文が当たり前になってきた。人手不足だし、働き方改革は理解しているが、きちんと自分の希望通りに注文されているのか不安な時がある。挙句の果てに、ロボットが運んできた料理は自分のものか、隣の人のものか確認する。
会計も自分でレジをすることもある。
きちんと人が相手をしてくれるお店のありがたさを再確認する。
これらはお店側にとってメリットがあり、我々の作業量は確実に増えている。その上値上がりした各種サービスを受ける。
充電とパスワードも厄介だ。
朝、電子機器を使おうとすると充電池が空の時がある。もちろん使うことはできない。しかも、動かすにはある程度充電時間が必要となり、時間がない時は困り果てる。
この状況を避けるために、夜、充電確認タイムが始まる。充電が必要なものは意外にあって、待ち行列が発生することもある。万が一のリスクのために重いバッテリーを持ち歩く羽目にもなる。
便利なアプリやネットサービスを利用するために、多くのID、パスワードとお付き合いしなければならない。最初の頃は忘れないために、統一のものを使っていたが、そのうち相手が我儘を言い始める。既に使用済み、文字数が短い、記号も使え、大文字を入れろ、誕生日や電話番号は使うな、IDとパスワードをたくさん抱えることになる。
かつてIDとパスワードを管理するアプリを使っていたが、OSのアップデートで動かなくなり、海外のソフトだったので、苦労に苦労を重ねて、テキストデータのみ抽出でき、九死に一生を得た。
この時の恐怖は忘れられない。
最近はブラウザに覚えさせるのが主流だが、私はネットに繋がっていないファイルと紙で管理をしている。物理的に壊れたらブラウザは二度と上がってこない可能性もある。
冒頭の書き出しは恥ずかしいから振り返らない。自分自身にご苦労様と言って寝ることにしよう。
【REG's Diary たぶれ落窪草紙 3月13日(水)】