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土壌医資格試験を受けてきました!
ものすごく久々の投稿。
みなさんお久しぶりです。
インスタの毎朝投稿は欠かさず続けていましたが、
3級とはいえ、やっぱり土壌医の試験勉強を独学でやるのは
なかなか難しくて、
noteの方は休載させていただいていました。
土壌医の試験会場はどんな感じだったか
土壌医の試験についてまずは今日のレポートを少し。
私は関東在住なので試験は世田谷にある東京農業大学会場での
受験となりました。
付属の「食と農」の博物館に通っていたのも、
半分は多肉植物を見にゆくためと、
もう半分は受験会場に慣れておきたかったからでもあります。
場所を見慣れておけば、当日のメンタルにアドバンテージが持てる。
かもしれないから。
今日の試験では詳しくはわからないけれど、
1級から3級までおおよそ400名、うち3級は200人くらい。
1教室100人くらいで、私はラッキーなことに一番端の席でした。
やっぱり風が流行っているのか、ぽつぽつ空席がありました。
ちょっと意外だったのが、受験者の年齢層で
絶対高校生や大学生が多いと思っていたけれど、
少なくとも私の教室では40代以降と思しき人が半数以上で、
そのうち、さらに60代以降と思しき年齢層高めの方が半数以上
いらっしゃいました。
私もいい歳なので人のことは言えませんけれど、
これにはちょっと意外だったかな。
土壌医の試験はどんな感じだったか
試験問題は全50問、60分1本勝負のマークシート方式で、
簡単か、難しいかで言えば、難しいよりかなぁ。
過去問が、そのまま3問出てたのはうれしかったな。
もう少しあったかもしれないけど、
過去問に似ているけどちょっと違う設問もあったな。
私はこの1年、
テキストと最新の過去問を読み込んできたんですが
テキストと過去問だけでは、
合格ラインにわりとギリな感じでした。
おそらくセミナーでは最新の学びのアップデートがされていて
テキストには掲載されていない設問もありました。
特に驚いたのは、バラの「根頭がんしゅ病」に関する設問で、
これはバラの害虫の話はなんとなく知っていたけれど、
聞いたことがない病気だったので、病名と設問から推理して
回答してみました。
当たっているといいけど、どうだろう。
実は60分で50問というのは結構タイトで、
というのも土壌医の設問と選択肢にはなかなかシビアな癖があり、
不正解の選択肢の文中にはA、Bの2つ以上の条件が書かれていて、
Aは正解だけどBは不正解だから不正解。みたいなものが多いのです。
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以下のうち誤っているものどれだ
1)犬と猫はペットだ。
2)猫は室内と室外で飼われることがある。
3)虎は猫科で主に室内で飼われている。
みたいな感じ。
答えは3だけど、虎を室内で飼う人もいるよね?
でも日本では禁止されているので答えは×。
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なので、ちゃんと設問を読んで、小さな罠を見つけないといけない。
そうすると、とにかく問題をちゃんと読むことが大切なので、
まずはマークシートを塗りつぶさずに、
読んでチェック入れとくだけにして、
自信のないものは飛ばして余った時間で考えるという作戦で行きました。
結果的に、おそらく40分くらいで全設問を読み、
大部分を回答でき、
5分間でわかっている部分のマークシートを塗りつぶし。
そこから自信のない設問を解いてゆきます。
自信のない設問は6問。
半分解いたところで、10分前のコールがかかって、
結果としては全問回答はできたので、
あとはどこまで正答しているかですね。
土壌医の勉強での苦労について
土壌医の勉強法についてですが、
苦労したのは大きく分けて2つあります。
1つは社会人で勉強するってっけっこう大変だということ。
学習時間の捻出は課題で、結局一番頭に入るのは通勤時間でした。
家でもやるけどそこまで頭には入らないんですよね。
あと、会社の休み時間に学習しようとすると
自席ではできなかったりしたので、
室外に出てテキストを読み込むのは正直しんどかったな。
もう一つはテキストの解説文が難解すぎたこと!
秋口までは文章を素直に読んでいたけれど、
ほとんどわかりませんでした。😭
そこで、もうしょうがない。
「全文、自分がわかる文章に書き換えよう!」プロジェクト
を立ち上げ、文字通り、
全文自分がわかりやすい文章に書き直しました。
なので、noteが書けなくなってたんです。
暴挙です。暴挙ですけど、
おかげでとりあえずテキストの内容がわかったので、
そこから更にセクションの各所に散りばめられた重複する項目、
土壌の「土」の部分
水田関連の部分
それ以外の部分
化学変化の部分
などなどにまとめたものをiPhoneのメモ帳に入れて、
それを通勤時間と仕事の休み時間に読む。
家ではパソコンの音声読み上げでメモにまとめた文章を聞く。
ここまでで年が明けてしまったので、
表は覚えない。
グラフだけ「絵」で、そういうイラストなんだと自分に言い聞かせて覚る。
なので、実質身になる勉強は1か月ちょいという
本当に暴挙な学習法でした。
これで土壌医を一発合格できたらそれこそ奇跡ですね😆!
試験勉強で知るリフォレスターの真の姿
実は、「全文、自分がわかる文章に書き換えよう!」プロジェクトという
暴挙のができたのには、モチベーションを支える素がありました。
それこそがテキストに書かれていた文章そのものだったんです。
矛盾しているようですが、
難解な呪文のような文章を紐解き、わかりやすくするために
とにかく言い回しを柔らかくしたり
足りない情報を足したりしているうちに、
リフォレスターがなぜ成功しているのか、
その科学的理由や裏付けが
テキストにはたくさん散りばめられていたんです。
「散りばめられていた」ことで、とにかく最後まで紐解かないといけなくて
それが謎解きみたいでちょっと面白かったんですよね。
謎解きの解説はまた別の記事で書きますが、
少なくともやはり、土壌医の資格取得のための学習は
私にとって、リフォレスターにとって
とても役に立つ経験でした。
と、いうわけで今日はこの後ご苦労さんの一杯を楽しみたいと思います❤️!