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リフォレスター、足掛け4年のビフォア アフターと地味に続く針葉樹分解の実験経過。
このところリフォレスターに関する投稿が減っていたので
改めてリフォレスターの継続状況についてお話ししたいと思います。
リフォレスターを考えついて、はや足掛け4年。
ベランダに溜まった園芸残土をリフォレスト(再生)しては
その土で野菜や多肉植物を育て、
草が生えないデスベランダを緑の崖、野菜も育つ崖に変身させてきました。
そんなリフォレスターも3台に増え、
今年から1台は茗荷専用。だけど冬は葉物植えるけどね、として使用し。
2台目は鉢として正体不明の瓜科の植物と
野生の朝顔を生やしていて、
初代リフォレスターは通年リフォレスターとして
土の再生をさせているのです。
そんなリフォレスター1号器。
この4年で実験と称して様々な植物片を入れてきました。
そこ歴史については動画にもしました。
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リフォレスターの土に関しては、
栄養のなくなった土、再生中の土、森の土の香りのする絶好の土
として、見た目にはそこまで変化はありません。
というか、大抵の人は土自体に興味があるわけではないので
違いはわからないみたいです。
それでも、リフォレスターの蓋を見れば、
確かに年季が入っているように見えます。
なんというか、木製用のペイント絵の具の凄さに
ちょっとびっくりしてしまいます。
….そこじゃないか。
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リフォレスター1号器では、昨年の12月から針葉樹の
木粉、バーク、鉋屑、そして何年も分解していないらしい
針葉樹の木片の分解に挑戦していました。
紅葉樹の分解は早かったので、
針葉樹も大丈夫じゃないかと思ったのですが、
予想に反して針葉樹の分解はものすごく時間がかかりました。
とはいえ、野菜くずの分解が最短2週間から長くても1月なので、
それに比べれば長いというだけなのですが。
針葉樹系の分解は鉋屑以外が3ヶ月くらい、
鉋屑が半年くらい分解までの時間を要しました。
そして手強かったのが木片で、長いものとやや太いものの2種類を
リフォレスターの土に埋めてみましたが、
なかなか目に見えた分解にはなりません。
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そうこうするうち今年の酷暑に入り
7月後半から9月の頭まで1号器はほぼ放置&乾燥状態にしてしまいます。
これは、強乾燥にする事でリフォレスターの中の微生物を
強制休眠させることが目的でした。
酷暑日に水をあげると土の中は蒸し風呂状態になり、
微生物の多くが滅すると考えたからでした。
決してサボりたかった訳じゃぁないのよ。
そこから米糠フィーバーを経て現在の木片がこちら。
外気温が下がってきたので、貯めていたたまごの殻と
スーパーで買ったんだけど、鮮度が良くなかったきゅうりを入れていますが
最初は斜めにしか入らなかった木片が
ここまで小さくなっていて、これは結構満足のゆく状態です。
重さも同じくらいの木片に比べ、
持ち上げた時の感じもあれっと感じるほど軽くなっています。
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この針葉樹のあれこれを分解させる実験で、
針葉樹すらも時間はかかっても分解できるというのは
デスベランダでも分解できる植物片の種類が増えるということで
嬉しい結果なのですが、
もっと価値ある結果があるんです。
それが、リフォレスターの木箱には微生物によるダメージが
ほとんども当たらないのに、
フェルトの内袋の中ではしっかり分解が進むというものです。
なるべくエコにしたいので
外箱を木箱にしていますが、木箱自体も植物片なので
いつかは微生物の影響を受けると思っていますが、
4年目でもあまり変化がないというのはあまりにもオイしい。
結果の要因は、やっぱりフェルトの内袋なんでしょう。
断定はできませんが、
仮定では、微生物は石の微細な形、土を足がかりにして移動する
と考えていて、
フェルトの繊維ではうまく移動したりできないんじゃないかと思うのです。
今の所、この仮説は合っているみたいですね。