人の言葉に傷ついた時、陰陽が役に立つ

人間関係を円滑にしたい時、五行の考えが役立つことがあります。
例えば怒りっぽい人。カーッとなるのは肝臓に熱を持っているか、または弱っているかのどちらか。
基本的には、酸味や青野菜を摂ることや、森林浴することで肝の気を養うのですが・・
恐れを与えて自制させたり、態度を改めさせるためのキツい言葉を浴びせるなんていう荒治療もあるし、
悲しみを思い出し泣いて怒りを発散させる、そんなやり方もあったり。

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五行の基本を知っていればこういうやり方を活用できるけど、人間関係なんてそんな筋道通りなワケがない。
ましてや、咄嗟の場合は五行の関係図なんて頭に浮かびません。

もっとシンプルに、気軽に考えることはできないか。
そんなときに役立つのが陰陽なんです。

物事には必ず表があって裏がある。
右があるから左がある。
上があるから下がある。
光がある場所には必ず影がある。
光にいるルークも父親のダースベイダーの血を持っている。
ダースベイダーの中にもルークを愛する光がある。
世の中どころか、森羅万象全てが二面性を持っています。

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「なんか合わないな」っていう人、誰でもいるじゃないですか。
意見が合わなかったり、愚痴っぽく感じたり、単に見た目が苦手だったり。
それでもうまく付き合っていこうと思う人や、その人とは離れようと思うなど人それぞれ。

また、「それ間違ってるよ」と何かしらの指摘を受けた時、
有り難いと思えるか、逆に嫌味に感じるか。

総じて、プラスに受け止めることができる人は心身ともに健康であったり、元気なタイプが多いでしょう。
逆にマイナスに受け止めてしまう場合は、心身に元気がなかったり、特に身体のどこかの臓器がアンバランスなことがあります。

つまり、苦手に感じたり嫌いな相手は、自分の心身の状態をわからせてくれる存在。

どうしてそんなこと言うんだろう、悔しい。
こう思う時は肝の気、つまり肝臓を労る。

ミスばかりで自分は何もできない、無能だ。
こう思う時は肺の気、つまり酸素が足りていない。

相手は自分が嫌いなんだ、どうしよう(泣)
こう思う時は腎の気、つまり腎臓を労る。

こんなように、マイナス(陰)で捉えた意見は自分の心身がわかるというプラス(陽)のシステム。
シンプルに自分を労ればいい。

もし、言った相手に負の感情を抱いても、その人には必ず良い部分があります。
陰の中には必ず陽があるから、絶対に良いところがあるんです。
ここを引き出せば人間関係に悩むことが減るはず。
なんて簡単に言ってますが^^;、
どうしてもマイナスに受け留めてしまう場合は、相手を攻めるのではなく自分の健康状態を見直してみると良いですね。

マイナス感情を抱く時、100%に近い確率でどこかしらに重さや冷たさを感じているはず。そこがあなたのキーポイント、キーになる臓器です。
その臓器を労ると、面白いほど気持ちが陽に転じます。



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