メルペイのPdM・Designer・UXリサーチャーが語る、プロダクト開発・マネジメント実践論 に参加してきました
1. 勉強会情報
募集ページ
・https://techplay.jp/event/744622
・メルペイのPdM・Designer・UXリサーチャーが語る、プロダクト開発・マネジメント実践論
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・https://twitter.com/search?q=%23merpay_product&src=typed_query
・#merpay_product
slido
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・#merpay0820
2. キャッシュレス社会におけるメルペイのビジョン
なめらかではない部分をなめらかにする。
toC(エンドユーザ)を重要視しがちだが、toB(店舗)の課題は多い。
例えば、レジの締め処理、残高確認、釣銭確認には、1店舗1日平均153分かかっている。
つまり、toBになめらかではない課題がある。
3. キャッシュレスが日本に普及しない最大の課題
オンラインに乗せるところである。
ユーザは、現金を置き換えるだけでは使用しない。
キャッシュレスにすることが、お金の世界は良くなると伝えることが重要である。
その手段として、あと払いがある。
4. あと払いに必要な要素は信用基盤
あと払いでは、信用できるユーザを特定する必要がある。
ユーザを信用するための要素とは、メルカリでの取引内容である。
例えば、
・コメントの対応力
・商品の発送までのリードタイム
がある。
5. お金のインフラとなる、つまり万人受けをする必要があるのか
不可能である。
そのため、ターゲットユーザを決定する。
ターゲットユーザには、様々なステージがあることを考慮しなければならない。
例えば、
ステージ0:メルペイを使っていない
ステージ1:他社の決済サービスを使っている
ステージ2:iDのみ使っている
ステージ3:メルペイを使っている
ステージ3-1:インストールしている
ステージ3-2:アクティベートしている
ステージ3-3:銀行口座と連携している
がある。
6. 支払いを受ける側の重要度
toBtoCのプロダクトは、toBこそプロダクトの差が生まれる。
toBにおけるコンビニのオペレーションは多い。
例えば、
・領収書
・クレジットカード払い
・公共料金払い
・Famiポートといったチケット受け取りサービス
・郵送配送
がオペレーションとしてあげられ
・高齢者
・外国籍
が使用するとなると、UXが重要となる。
コンビニの意見を反映するためには、実際に訪問する必要(リサーチ)がある。
7. UXに重要なユーザストーリーを既存の枠に囚われないようにする
既存を知ることである。
社内では様々な側面から既存から変えることに対して、意見する人は多い。
常に社内プレゼンをして、既存の枠を破る啓蒙をしなければならない。
8. リリース後の意思決定
データを一番重視している。
BIやUXリサーチャの調査結果を変数に判断する。
9. UXリサーチャの枠割
明らかにしたいことを何かしらの手段で明らかにする。
例えば、
・表現
・定量
・定性
・推移
・手段
・アンケート
・立会い
・インタビュー
がある。
UXはプロダクトメンバ全員で作るもの。
リサーチャは(お客様の顔が薄まらないように)お客様の声を吸い上げるもの。
10. UXリサーチャが専任である理由
専門性、複雑性が高まっている。(QAも高まってる…と思った;))
得意な人がアウトプットすると質が違う。
11. メルペイの勝ちパターン
マジックナンバーを持っている。
例えば、Facebookは
・ユーザーが14人以上と友だちになると、継続率が途端に高くなる
・ユーザー登録後10日以内に7人以上と友だちになることをKPIとしている
がある。
12. 複雑な要素(リーガル、銀行、規制産業)が多いfinfech業界のやり甲斐
PdM
・リーガル対応は大変だが、その分お客様へのインパクトは大きい
・スピードが遅い規制産業で、スピードの出し方を考えられる
・インターネット(オンライン)の中で金融のあり方を考えられる
デザイナー
・多サービスとの競争環境で良い刺激が受けられる
・次々と手を打たないと負ける緊張感の中で仕事ができる
・産業を作っている
・国が課題へ携われる
13. 他社の決済サービス漏洩事例を受けてメルペイの対応
総点検を実施した。
ネットの記事で規約に補填について記載がないことが発見して、即時対応した。
14. 懇親会
提携先をどう選択しているのかをお聞きした。
競合せず、協業して日本にキャッシュレスを浸透させることがお客様が満足することに繋がる。
自社のプロダクトにもメルペイと同じビジョンが考えられた。
メルペイ
お金をペーパーレス化することが目的ではなく、お客様が満足するためにペーパーレス化する。
自社
チケットをペーパーレス化することが目的ではなく、お客様が満足するためにペーパーレス化する。
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