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台湾人の制服胸元になぜ「學號(学生番号)」がついてるか?

台湾では小学校から高校までは入学したら「學號(学生番号)」もらい、その学生番号を制服に縫い付けなければなりません。
「台湾人の学生の制服に番号がついてるね。それは何?可愛い!」と日本人に言われたことがあります。

台湾人は制服に学生番号を縫い付けて、韓国人は制服に名札をつけます。

日本ではそういうやり方はしないから新鮮で面白いと思うけど、その背景を知ったら可愛いとか、面白いとか思わなくなると思います。

学生番号も名札もどちらも学生を管(カン)理(シ)するためつけさせるものです。

中華民国🇹🇼政権による38年間に渡った戒厳で台湾人の言論自由を奪われました。

自分の意思•思想を持つのは禁じられていましま。
そして台湾国民に相互監視させて、密告させましま。

「思想がおかしい奴を見つけたらこっちに密告」という政策は学校でも普通に実行されました。

制服に学生番号が付いたら「この人は誰なのか」わかりやすくなるでしょう。

学生番号や名札は自分の身分を知らない人に晒す危ないものです。

決して可愛いもの、面白いものではありません。

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