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音楽という芸術

音楽は空気を振るわせる形のない芸術である。

音が空気の振動ということは、誰もが知っていることだが、あえて冒頭から書いてみた。

ライブに行くと音が振動であることを皮膚で感じる。音響の近くでは内臓にまで響くこともある。

その音のエネルギーについて、少し考えた。


物質には全てにエネルギーがあるということは、今ではみんな知っていると思う。 
例えば、もう着ることもない服のエネルギーは、誰にも必要とされていないから、波動として下がっているのだとか。

音のエネルギーは、空気の振動であり、音楽はそれに加えて音の高低、リズムがある。そこを操りどのように身体に影響を及ぼすかを考えながら、創造するのが音楽なのではないか。

また、そこに心に直接響く言葉である歌という振動をのせる。

これは、身体全体で感じる芸術で、とてつもなくエネルギーの高い形あるものではないか。


音楽はリラックス効果などメンタル面においての改善がみられることからも、細胞や、ホルモンにまで影響しているということだろう。

音楽家は、みんな若いのも納得だ。

音楽という芸術は、デジタルの振動ではなく楽器や人の声の振動で感じるものであり続けて欲しいと願うばかりだ。

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