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【リファラル体験談】 リファラル採用に取り組んだことで起こった変化

私が所属しているリファラル研究会の取り組みの1つで、「リファラル採用に取り組む前後の変化」をテーマに各人が発表することになりました。

私は、実際に複数名をリファラルした実績のある者として、リファラルに取り組む前後で個人でどんな変化があったのかをまとめました。

アルバイトと社会人になってからの変化

思い返すと学生時代から友人をアルバイトに紹介することはあった。
(自分がバイトしていた塾には2名紹介した実績あり)

その頃は単純に周りで塾のバイトをしたいと言っている人がいたのと、教室長から「誰かいない?」と聞かれたのがきっかけだった。
つまり自発的に紹介したのではなく、受け身な姿勢での紹介だった。
当時は、「アルバイトだから合わなかったら辞めてもらえば良い」、
「友達と働けたほうが楽しい」くらいの軽い気持ちで紹介した。
インセンティブなどは一切なかったが、単純に自分の信頼する人のために何か手助けしたいという気持ちもあった。

一方で、社会人になってからのリファラルは少し感覚が違う。
そもそもアルバイトと同じ感覚で仕事を決めてはいけないという想いもあるし、採用する側にとっても単純に誰でも良い訳ではないからだと思う。

困っている人の役に立ちたいという想いは変わらずあるが、本当に自分の友人知人にとって価値のある時間を過ごすことができるのか・その人が活躍できるフィールドがあるのかという視点に立って考えないといけないのがアルバイトリファラルとの大きな違いだ。簡単に言うと責任感が全然違う。

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つまり、会社のことをある程度理解できていない限り友人知人にとって活躍できるかどうか判断できないため、入社直後にリファラルをすることは個人的には難しいと考える。

リファラルをしたことによる変化(声掛け〜選考)

私はリファラルに取り組むことで、会社に対する理解度が深まり、当事者意識を強く持てるようになった

具体的に説明すると、下記4点に対する理解度である。


①VISIONに対する理解:どんな世界を実現したいのか
②事業内容に対する理解:VISION実現に向けての課題や取り組む内容
③各事業部に対する理解:各事業部における課題や取り組む内容
④人に対する理解:どんなバックグラウンドでどんな想いを持った人がいるのか

自分の大切な友人/知人を紹介するに当たり、最低でもこれらを自らの言葉で説明することは必須であると考えている。
そのためには、経営陣や別部署メンバーに対して、コミュニケーションをとって自らキャッチアップしないといけない。

これを行うことで、どうすればこの課題を解決できるのか?と考えるきっかけになった。
つまり、友人知人に自社を紹介することが、当事者意識の醸成に繋がったのだ。

また、選考のフェーズに応じて、会社の魅力なども言語化して伝える必要があるので、新たな気付きを得られるというメリットも有った。
(これは選考に協力する他のメンバーにも言えることである。)

リファラルしたことによる変化(知人の入社以降)

自分が入社したメンバーが入社することで働きぶりも少し変わった気がする。
私は後輩をリファラルしたこともあり、見本となるようなパフォーマンスを発揮しないといけないという良いプレッシャーが生まれ、仕事に妥協することがそれまで以上になくなった。

加えて、リファラルしたメンバーがどうすれば活躍できるのか?という視点で自部署だけではなく、他部署のことももっと知る必要が出てきた。
パフォーマンスをどう発揮してもらうのか、その環境をどう整えるのか、という他部署のマネージャーとも話すようになって、1段上の視座で物事を考えられるようになった。

また、当社の場合リファラルアワードという賞があり、みんなの前で称賛されることによってリファラルできて良かったと改めて思えるきっかけがあるのは良いことだ。
こういった称賛体験から組織に対する帰属意識の向上にも繋がった。

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リファラルした人以外の変化

同僚が積極的に採用に参加する姿を見ることで、自分も誰か紹介してみようという雰囲気になる。
これまで採用は関係ないと思っている人でも少しずつリファラルへのアンテナを張ってくれるようになるのが大きな変化だと考える。すぐに紹介は発生しなくても、まわりに転職を検討する人がいた場合にアンテナに引っ掛かるので、紹介してくれるケースが増える。

また、新しい人が入社してすぐ活躍してくれることで既存メンバーに対して良い刺激を与えるケースも多い。

つまり、リファラル採用は紹介した本人だけではなく、他のメンバーに対しても変化するきっかけを与える。

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まとめ

リファラルに取り組むことで下記のような変化があった。

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紹介した人が入社に至らなくても紹介採用に参加することは社員、会社にとって非常に良い影響を与えると言える。


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