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折れ線グラフでは見えない時計素材の魅力【ステンレス編】

時計選びで避けることのできない素材について今回フォーカスしていこう思います。

ロレックスの素材をベースに進行していきますが、他の時計ブランドでも共通知識も多数あるかと思います。時計選びの際にぜひご活用ください。

素材の種類

業界では様々な新素材もありますが、今回はオーセンティックな素材のみ解説していこうと思います。こちらです💁‍♀️

・ステンレス
・コンビ素材
・ゴールド
・プラチナ


こちらの素材が業界で百年オーダーで実績があり、どれも時計として信頼性に優れた素材です。さらに言えば、最近出てきた新しい素材は100年後どう言った朽ち方や、予想外のトラブルなど未知数な点があり、資産性の観点から大きな不安を抱えています。

つまり、安定的な資産形成までを考慮したコレクションの場合、この中から選ぶ事がマストです。
その点まで理解しておく事をウォッチハック的にもお勧めいたします。


こちらの記事は「Rolex + Watch Hack」にていつもご支援頂いております全メンバーの特典無料記事として書かせて頂きました。
皆様いつもご支援ありがとうございます🙇
※メンバー以外の方も、有料で読む事ができます。

ステンレス素材の魅力

ステンレスとは時計専用素材という訳でもなく、広く工業製品に利用される汎用合金です。そのため時計用素材として100年以上に渡り、各社さまざまな改善と工夫を続けてきました。

そして、ステンレスの使いこなしに関して、時計業界でロレックスは常にリーダーでした。
つまり、ステンレスの使い方に最も長けているブランドであり、その点が他のブランドと決定的に異なっているとも言えます。

ロレックスの魅力は枚挙にいとまがないのですが、この点は端的に分かりやすい差別化ポイントだと思います。

極論を言えば、雲上でステンレスを買ってもブランドの本質は見えてこないのですが、逆にロレックスはステンレスこそ最もブランドの世界観・魅力を感じ取ることができます。

それでは背景はこれくらいにして、ステンレス使いの名手を知る事で、素材の魅力を深掘りしていきましょう。

ロレックスから見るステンレス素材の歴史

・1985年まで→SUS304
・未使用→SUS316L
・1985年から→SUS904L採用※ケースのみ

JIS規格で見るロレックスステンレスの歴史
SUS904L 出典:https://www.rolex.com

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